廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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今日はハエの標本作り

「廊下のむし探検」でハエを採集してきては検索をしていたのですが、家の中にハエがだんだん溜まってきました。今日は一つ、ハエの標本を作ってみようと思ってやってみました。

採集したハエは毒瓶として使っている、蓋のついたニューPPサンプル管(マルエム、60ml)に入れています。

イメージ 1

この中に、まずティッシュペーパを固めて底に入れて、それに100円ショップで買ったノンアセトン・エナメルリムーバをポタポタと落とします。さらに、その上にティッシュペーパを半分に切ったものを半分に折り、真ん中を指で押さえて中に入れています。これで出来上がりです。この中に別の毒瓶で採集したハエをポンポン入れています。このエナメルリムーバの成分は水、酢酸エチル、エタノール、グリセリン、香料と書いてあるのですが、水が入っているせいか、ハエを入れておいてもちっとも固くなりません。入れてから1ヶ月ほど経ったハエでも自由に脚や翅が動きます。不思議ですね。

ともかく、その1ヶ月ほど経ったハエで標本を作ってみました。

イメージ 2

まず、ハエの胸背に針を刺します。次に大きなペフ板の上に、小さなペフ板を縦にして針で固定します。それにハエが横向けになるように取り付けます。ちょうどこの写真のような状態にして実体顕微鏡で見ながら、ピンセットで脚を伸ばしていきます。適度に柔らかくて伸ばせばそのままの形になっています。ハエは胸の横側の剛毛を見なければならないので、脚が邪魔にならないようにこんなことをしています。

イメージ 3

これは昨年の12月16日の「虫を調べる」シリーズに出したキアシフンバエです。もう1ヶ月くらい前になりますが、うまく脚が伸びたでしょう。

イメージ 4

さらに、展翅板を使って今度は翅を伸ばして固定しました。ちょっと中心からずれてしまっていますが・・・。このまましばらく放っておきます。展翅板の溝が邪魔をして、脚がもとのように曲がっていかないことを期待しているのですが、どうなるでしょうね。今日は中型のハエばかり20匹ほど展翅しました。後は2-3mmの小型のハエばかりが残ってしまいました。これはどうしたらよいでしょうね。

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ハエの標本作りの記事ではないのですが、標本作りで面白い記事があったのを思い出したので書いておきます。

ガガンボ類やシリアゲムシの分類の研究をされている、達磨こと中村剛之さんのブログ、達磨大蚊天国の液浸軟弱昆虫標本の簡便な展翅法という記事です。
カゲロウやカワゲラ、チャタテムシ、アミメカゲロウなど、いろいろ使えそうです。 削除

2015/1/28(水) 午後 1:18 [ 通りすがり ] 返信する

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面白いですね。今度一度やってみたいです。特にチャタテの標本がいつもくちゃくちゃになってしまうので・・・。ブログの記事で、図の4から5に行くところがよくわかりませんでした。微針はパラフィンを折った外から刺して、そのまま虫の中心に刺すのでしょうか。

2015/1/28(水) 午後 1:50 [ 廊下のむし ] 返信する

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微針はパラフィン紙で虫体を押さえつけて固定するまで刺しておく様ですね。
チャタテムシの場合はパラフィン紙で押さえつけると潰れてしまうかもしれないので、微針を虫体に刺したままにして固定した様です。
チャタテムシ以外ではパラフィン紙で体を押さえつけ、展翅が終わったら微針を抜き、チャタテムシではパラフィン紙で体を押さえつけることをせずに、乾燥が終わるまで微針を刺して固定しておくということの様ですね。 削除

2015/1/28(水) 午後 9:58 [ 通りすがり ] 返信する

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