廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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「廊下のむし探検」が開店休業状態なので、今のうちに少し顕微鏡写真と手持ち接写の練習をしておこうと思ってやってみました。これまでも両方やっていたのですが、顕微鏡写真の方は実体顕微鏡と生物顕微鏡の10xでの撮影が主でした。実体顕微鏡写真ではもう少しシャープに撮れないだろうか、生物顕微鏡ではもう少し倍率が上がらないだろうかというところです。一方、手持ちの方はこれまで等倍の接写レンズを使っていたのですが、これをもう少し倍率をあげられないかと思っています。

昨日、始めたばかりなのであまりうまくはいっていないのですが・・・。

イメージ 1

とりあえず、近くに置いてあったクチブトゾウムシを写してみました。体長5-6mmです。このゾウムシは体全体が鱗片で覆われています。以前撮った時、この鱗片の表面に貝殻みたいな縞模様が見えたので、それが綺麗に撮れないかなと思って撮ってみました。上の写真は実体顕微鏡のズーム倍率を変えながら撮影したものです。これはトリミングをしていない生の画像を縮小したものです。あまりピントが合っていないのですが、合っている場所を探して評価してみました。

イメージ 2

これは鱗片1枚を切り出して並べたものです。ズーム倍率2倍だとかろうじて形が分かる程度、5.6倍だと縞模様が少し見えかけています。でもこれが精一杯です。

イメージ 3

今度は生物顕微鏡を使った撮影です。数字は対物鏡の倍率です。高倍率で撮れないかと思って40倍まで試してみました。さすがに大きくはなります。これもトリミングをしていません。

イメージ 4

鱗片1枚を切り出してみました。さすがに貝殻のような筋がよく見えるようになりました。特に10倍の対物鏡は綺麗です。ところが、高倍率のものは思ったほどは鮮明ではありませんでした。一つには照明の問題かな。40倍になると試料と対物鏡がほとんど接するようになるので、照明を真横から当てるようになります。それでコントラストが悪くなっているのかも。また、鱗片は厚いのか彎曲しているかは分かりませんが、厚みがあるので、40倍では焦点深度が極端に浅くなってしまい、かえってはっきりしないのかもしれません。対物鏡としてその辺に転がっている古いものを使ったのがまずかったのかな・・・。いろいろと考えるところはあるので、今後改良していきます。本当は長作動の対物鏡があるとよいのですが、買うと結構するし・・・。いずれにしても鱗片を写す限りは今使っている10倍が一番よい感じですね。ちょっとがっかり。

次は手持ちで接写倍率を上げてみようという試みです。

イメージ 5

左上はいつも撮影している等倍での撮影です(多分)。MicroNikkor60mmを使っています。左下は55mmの厚さの接写リングを入れてみた場合です。これで約2倍になるはずですが、等倍とくらべて大きくなりすぎてますね。等倍ではなかったのかな。右上は長さ135mmのベローズを入れたもの。倍率でいうと3倍ちょっと。右下は24mmのレンズをリバースで使ってベローズに取り付けたものです。倍率はこれが一番高いですね。これで約5倍くらいかな。「1.3xクロップ」と言うのは画像素子全面を使うのではなくて中心の一部だけを使うという意味です(23.5x15.6mm2の撮像範囲のうち、18.8x12.5mm2だけを使っている)。メモリーを食うのでいつもちょっと少なめの画素数で撮影しています。

イメージ 6

鱗片1枚を比較してみました。リバースレンズを用いたものでやっと縞模様が見え始めました。生物顕微鏡写真と比べると対物鏡5倍くらいの雰囲気ですね。

いずれも机の上に小さな台を置いて、その上にクチブトゾウムシを載せています。ベローズの先端を机にちょっと載せて手持ちで撮っています。照明は内蔵フラッシュで、例の「影とり」というディフューザーを試料近くに置いています。フラッシュをたく限りは十分に撮影できますね。もっとも、相手は動かないので・・・。逆に三脚に固定して、フラッシュをたかずに露出時間を長くして撮ろうとすると、リモコンを使ってもシャッターが下りる衝撃で大きくブレてしまいました。レンズの部分が長くなるので、カメラの固定が問題ですね。やはりフラッシュの方が簡単でよいかも。(追記:ほしさんから、「三脚固定で撮る際には、ミラーアップ撮影にするとシャッターぶれはほぼなくなりますよ。やっぱりストロボの方が便利ですが、どうしても自然光で撮りたい、という時もあるでしょうし。」というコメントをいただきました。今度試してみます。どうも有難うございました

というので、どちらもまだまだなのですが、とりあえず試してみました。

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開店休業中でも活気があってなんとも気になるお店ですね。

先日、初めて深度合成をしてみました。ゼフィルスの卵を実体顕微鏡で撮ったものです。撮影から合成まで1枚20〜30分程度かかり、出来映えは、そこそこ・・・。
生物顕微鏡でも試したかったのですが、レンズから対象までの距離が短く、照明に難があったため断念。
色々と工夫しないとうまく撮れませんね。まだまだ道のりは遠いです。

三脚固定で撮る際には、ミラーアップ撮影にするとシャッターぶれはほぼなくなりますよ。やっぱりストロボの方が便利ですが、どうしても自然光で撮りたい、という時もあるでしょうし。
「影とり」の記事読みました。これほど効果があるとは驚きです。
値段調べて、購入しようと思います。 削除

2015/1/24(土) 午後 3:23 [ ほし ] 返信する

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> 開店休業中でも活気があってなんとも気になるお店ですね。
なんとも嬉しいお言葉ですね。これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

深度合成をされているのですか。うまく出来ると感動するような写真が撮れますね。私は、最近、顕微鏡写真は基本的に深度合成をしています。今回の写真はしていませんが・・・。CombineZというソフトを用いて、all methodというのを選んで計算させているので、やはり1枚作るのに30分位かかります。その間に本を読んだり、書き物をしたりと、結構、時間を有意義に使っています。

ミラーアップという方法があったのですね。今度試してみます。それでも、野外で撮るときはやはりストロボの方が便利かもしれませんね。私の場合、野外ではなく、まず廊下ですけど・・・。

2015/1/24(土) 午後 8:20 [ 廊下のむし ] 返信する

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私は、フォトショップでもCS3(CS4だったかも)くらいから深度合成が出来ると知ったので、まずそれで試してみた次第です。合成の手順自体は簡単だったのですが、まず鮮明な画像を容易に撮れるかどうかで最初のつまずきです。
ちょっとずつ練習しようと思います。

> 私の場合、野外ではなく、まず廊下ですけど・・・。

なるほど(笑)確かに“野外”ではないですね〜。 削除

2015/1/24(土) 午後 9:22 [ ほし ] 返信する

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Photoshopにも深度合成がついているのすか?深度合成もずいぶん普及しているのですね。私は有料ソフトのHelicon Focusをお試しでしばらく使ってみました。わりと調子がよいのでお試し期間が終わった後もそのまま使おうかどうしようか迷ったのですが、結局、フリーのCombineZPに乗り換えました。合成してみてうまくいかないことも多いのですが、まあまあ満足しています。

2015/1/25(日) 午前 7:18 [ 廊下のむし ] 返信する

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