廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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これまで実体顕微鏡や生物顕微鏡で写真を撮って、虫の同定に利用していたのですが、実体顕微鏡では鮮明な写真が撮れなくて弱っていました。でも、それがひょんなことから猛烈に綺麗に撮れることが分かりました。

一時は、実体顕微鏡の性能なので仕方がないのかなと諦めていたのですが、生物顕微鏡では倍率を変えるたびに対物鏡を変えていかなければいけないのですが、実体顕微鏡にはズームがついているため、連続的に変えられるので大変便利です。何とかならないかなとずっと思っていました。

イメージ 1

これは昨日見つけたコバチの仲間です。体長は3.5mmくらいの小さなハチです。この写真は、実体顕微鏡をズーム最大の5.6倍にして、焦点位置を変えて40枚ほど撮影し、深度合成ソフトで合成したものです。照明には実体顕微鏡に付属しているLEDランプを使っています。上の写真の胸の部分を拡大してみると、

イメージ 2

こんな感じになります。照明で光ってしまうせいか、コントラストが強すぎるせいなのか、とにかくはっきりしません。体の色が黒くて、光ってしまうときが特にうまくいきません。でも、以前はこんな写真でとりあえず検索に使っていました。それで、もう少し何とかならないかと前からいろいろとやっていました。今日は特に照明方法を変えて写り具合を調べてみました。

とりあえず、光を拡散させた方が良いだろうと思ってこんな風にしてみました。

イメージ 3

中心に試料となる虫が置いてあります。その上に、トレーシングペーパーを折って、くるくる巻いたものをかぶせてみました。さらに、100円ショップで買ったLEDランプを3台用意して、3方向から照明してみました。これで拡散光にはなるだろうと思っていたのですが、思った以上に効果抜群でした。

イメージ 4

これがその写真です。胸の部分を拡大してみます。

イメージ 5

胸に網目のような模様があり、毛の生えている様子など、実に見事に表現出来ています。実体顕微鏡を実際に目で見た時もこんな感じで、遥かに細かいところまで見えるようになりました。単純なことなのですが、ちょっとした工夫でこんなにもよく見えるようになるのですね。

同じようなことを生物顕微鏡でもやってみたのですが、結構、うまくいきそうです。おそらくLEDの色だとは思うのですが、薄い青緑色になってしまうのが若干気になりますが・・・。でも、これからはこうやって撮影していこうかな。

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うわっ!照明の仕方でこんなにも変わりましたか! 過去記事へのコメントですいませんが、衝撃を受けたもので・・・。
顕微鏡付属というLED照明はリング型でしょうか? 肉眼観察の際も、細部を見る時にこのように工夫すればより良く見えそうですね。 削除

2015/3/31(火) 午後 0:12 [ ほし ] 返信する

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ほしさん、こんにちは。

私は画像を見た時、非常に感動したのですが、ブログに出してもあまり反応がなくてちょっと寂しかったです。ほしさんはやはり分かっていただけましたね。大変嬉しいです。

普段の照明は顕微鏡付属の斜め上からの照明です。リング照明も別に買って試したことがあるのですが、甲虫などで使うと丸い照明の跡がついてしまってあまり調子よくなかったです。

肉眼でも同じように鮮明に見えますが、目で観察するにはもう少し照明を増やした方がよいと思います。

2015/3/31(火) 午後 2:24 [ 廊下のむし ] 返信する

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そうなんですよね。リング照明は丸い照明跡が目立ち、特に写真では顕著に目立って嫌だったのです。でも、これを甲虫で試して見たら、丸い照明跡が見事になくなりました。昨年からLEDのリング照明に変えたのですが、それまでの蛍光灯型よりかなり明るいので、薄紙で覆っても光量は十分でした。
ただ、完全に覆うとピンセットで虫をいじれないのが欠点ですね。前に教えてもらった「影とり」を参考に、大きめの浅い皿形のディフューザーにするだけでも随分マシかもしれません。
今回は覆う紙の一部を切り取って、そこからピンセットを差し込んでみました。使っているリング照明は4分割して点灯・消灯できるので、その側の照明を消したら、具合が良かったです。3.5mmのハチの点刻がこれだけきれいに撮れるとかなり役立ちます。実体顕微鏡の方が手軽に撮れて便利ですものね。 削除

2015/3/31(火) 午後 5:25 [ ほし ] 返信する

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なーるほどねぇ。確かに丸い照明の跡が見えなくなり、なかなか快調ですね。これは使えるかも。少し操作性を良くするために、対物鏡の周りにトレーシングペーパーを巻いてからリング照明を取り付けたら、やはり照明の跡が少し出てしまいました。「影とり」の原理と同じで、照明とディフューザーの距離がないと駄目みたいですね。それにしても良い方法を教えていただきました。どうも有難うございました。

2015/3/31(火) 午後 6:41 [ 廊下のむし ] 返信する

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いえいえ、教えて頂いたのは私です。こちらこそありがとうございました。

> 影とり」の原理と同じで、照明とディフューザーの距離がないと駄目みたいですね。

そうでした!そこがポイントでしたね。となると、接眼レンズ側にディフュザーを付けるのは効果が弱く、架台側に何かを乗せることになる・・・。ピンセット操作との両立は難しそう。撮影する時にディフューズ用のカバーをカパッと被せるのが現実的かもしれませんね。 削除

2015/3/31(火) 午後 7:16 [ ほし ] 返信する

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廊下のむしさん
初めまして
この技使わせてもらってます
将来の顕微鏡の標準装備になるかもしれないですね♪

2016/1/15(金) 午後 5:10 [ kiy*tan*97* ] 返信する

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kiy*tan*97*さん、初めまして。
使っていただき、光栄です。簡単な割にははっきり見えるので、私もあれからずっと使っています。市販品にも使われると嬉しいですね。

2016/1/15(金) 午後 8:07 [ 廊下のむし ] 返信する

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キッチンペーパーですか。光が拡散すれば何でもよいのでしょうね。私は最初に作ったトレーシングペーパをずっと使っています。最近はほしさんに教えていただいたリング照明にして快適に撮れるようになりました。

2016/3/9(水) 午後 9:59 [ 廊下のむし ] 返信する

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