廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第526弾

昨日の夕方、廊下を歩いてみました。外出から帰ってからだったので、もうあまりいないかなと思って歩いたのですが、どうしてどうして、虫がいっぱいいました。特に甲虫が多かったです。今日は朝から名前調べをしていたのですが、とうとう音を上げてしまいました。まだ不明種があるのですが、もう出します。

何から出せばよいか分かりませんが、とりあえず種類の多かったハネカクシから。

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2番目と3番目は同じ種かもしれませんが、後はみんな違うようです。昔からこんなにハネカクシが多かったのかなぁと思わず思ってしまいました。でも、先日、ハネカクシの目録を見つけてからは、すっかり名前調べをする元気がなくなってしまいました。なぜって、ハネカクシ科だけで、2012年上半期までに398属2262種が記録されているとのこと。(追記:数えてみると、「原色日本甲虫図鑑II」には363種しか載っていませんでした。これは、全体の15%ほどなので、名前調べはほとんど絶望的な感じです

柴田ほか、「日本産ハネカクシ科総目録(昆虫綱 :甲虫目)」、九州大学総合研究博物館研究報告 11, 69-218 (2013). (ここからダウンロードできます)

そのうち外見で分類して、ハネカクシAとか、ハネカクシBとかしておいたらよいかもしれませんね。結構、形が違うので、見ているだけならば面白い仲間ですからね。

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これも厄介なクチブトゾウムシの仲間ですね。このブログを始めた頃、名前の変遷検索に挑戦して、なんとかかんとかケブカクチブトゾウムシにたどり着いたのですが、今回もその時と同じ種だと思います。ただ、この時の検索は?マーク付きだったので、今度、もう一度挑戦してみたいですね。(追記:通りすがりさんから、「クチブトゾウムシの2枚目のものは、羽化後にしか残っていない牙がまだある新鮮な個体ですね。脱出時にのみ使う様で、その後に脱落するんですが・・・。」というコメントをいただきました。面白そうなので、早速調べてみました。詳細はこちら)(追記2015/04/13:2015/04/11に行った検索により、ケブカクチブトゾウムシであると思われます

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マルガタゴミムシの仲間も名前調べを諦めている種です。朝方はあまり見ないのですが、夕方はかなりの数がいました。この時間に動き出すのでしょうね。

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これからは名前がだいたい分かった種です。これはベニヘリテントウですね。体長は5.7mm。小さいですが、かなり活発に動いていました。

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これはたぶん、クロオビカサハラハムシかなと思います。同じような種を昨年も4月10日に見ていました。

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そして、まさにその日、このゴマフカミキリも見ていました。昨年と全く同じですね。今年は1週間ほど早いですが、それにしても同じ時期に同じ虫がでてきますね。

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綺麗なコメツキです。コメツキは苦手なのですが、こんなに綺麗なので、頑張ってみようと思って調べてみました。たぶん、キンムネヒメカネコメツキあたりだと思いますが、図鑑にはヒメカネコメツキ属の種への検索表が載っていました。それによると、キンムネとムラサキの区別が厄介みたいです。区別点としては、1)前胸背板の両側は前方に強く細まり、2)表面は深い円形の点刻を密生するとキンムネになるようです。上の写真を見ると、前方に細まっているようでもあり、ないようでもあり、実体顕微鏡で見てみると、点刻は円形のようでもあり、完全ではないし・・・といつもこんな相対的な選択を迫られます。たぶん、キンムネヒメカネコメツキかなぁと思っていますが・・・。(追記:通りすがりさんから、「コメツキはキンムネヒメカネコメツキで良いと思います。」というコメントをいただきました。どうも有難うございました

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これも迷ってしまったのですが、たぶん、ホソクビナガハムシではないかと思います。体長は5.5mmです。(追記:通りすがりさんによると、これはトホシクビボソハムシだそうです。トホシクビボソハムシには無紋からトホシ?まで段階的に変異があるそうです。「原色日本甲虫図鑑IV」では4つ星の写真が載っていて、およそ似ても似つかぬ姿でした。甲虫は難しいですね

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体長4.5mmの小さな甲虫です。これはたぶん、クロヒラタケシキスイかなと思います。

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これはキクイムシの仲間と思われる小さな甲虫です。図鑑には触角の図が書いてあるので、触角のあたりを拡大してみます。

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この形からDryocoetes属に似ていますね。でも、それ以上はよく分かりません。という具合に見ていたら、途端に翅を伸ばしました。

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後翅はびっくりするくらい長いですね。やはりこのくらい長くないと飛べないのでしょうね。こんな長い翅を鞘翅の下に隠しているので、ある意味でハネカクシと全く同じですね。

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最後の2匹、とうとう根負けしてしまいました。写真も良くないのですが、名前が分かりませんでした。あまりにたくさんいると、写真の方も雑になっていきますね。(追記:通りすがりさんから、「最後の2枚はドウガネツヤマルトゲムシ?」というコメントをいただきました

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ハネカクシは極一部以外は種までは諦めがつきます。
無理に種まで突き止めようとしなくても、誰も文句言えませんし(笑)

クチブトゾウムシの2枚目のものは、羽化後にしか残っていない牙がまだある新鮮な個体ですね。
脱出時にのみ使う様で、その後に脱落するんですが、撮影中に脱落?

コメツキはキンムネヒメカネコメツキで良いと思います。

ハムシですが、トホシクビボソハムシのメスでは? 削除

2015/4/6(月) 午前 0:50 [ 通りすがり ] 返信する

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あれ?オスかな?
ハムシはメスの方が横幅があるんですが、最近見てないもので…
トホシクビボソハムシは名前の通りにトホシのものと無紋の2型があり、脚も真っ黒なものから帯のあるものとがあります。
もれは無紋型で脛節にはうっすらと帯がありますね。 削除

2015/4/6(月) 午前 0:58 [ 通りすがり ] 返信する

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トホシクビボソハムシは無紋からトホシ?まで段階的に変異がありました。

最後の2枚はドウガネツヤマルトゲムシ? 削除

2015/4/6(月) 午後 0:15 [ 通りすがり ] 返信する

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通りすがりさん、たくさんのコメント有り難うございます。

ハネカクシ、「原色日本甲虫図鑑II」には363種、全体の15%しか載っていないとすると名前調べはほとんど絶望的ですね。

クチブトゾウムシの牙にはまったく気が付きませんでした。これは面白いですね。ちょっと調べてみます。あぁ、この3枚の写真は別の個体だったんです。

トホシクビボソハムシですか。鑑定眼がさっぱり上がらないなとがっかりしていたのですが、図鑑を見ると、これはしょうがないなと思いました。無紋のものの写真も載せてあるとよかったですね。♂か♀かはまだ先の話みたいですね。

最後は2枚とも同じ種なのですか?上の個体を見た時、マルトゲムシもちらっと考えたのですが、これも図鑑を見ても思いつきそうにないですね。うーむ、甲虫は本当に難しいですね。でも、ヒントをどうも有難うございました。

2015/4/6(月) 午後 4:46 [ 廊下のむし ] 返信する

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