廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第560弾

昨日はびっくりしました。いつもノートパソコンから投稿しているのですが、投稿中に突然電源が切れてしまってまったく動かなくなりました。電源ボタンを押してもうんともすんとも言わないし・・・。よく見ると、電源コードが外れてしまっていました。電池で動いていたのが、電池を使い果たしてしまったのですね。電源コードをつないで無事動き始めました。でも、最近は途中まで投稿したものがちゃんと記録されているのですね。感激しました。

さて、昨日の続きで、一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。今日の最初はこの異様な場面からです。

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ネコハグモという小さいクモと先日も見たセンブリが写っています。最初、センブリがクモを捕まえたのかなと思ったのですが、どうやら逆で、こんな小さなクモが大きなセンブリを捕まえたようです。翌日行ってみると、クモはもういなかったのですが、センブリはこのままの姿でいました。それにしてもすごいですね。クモは体液でも吸うのでしょうね。(追記:通りすがりさんから、「クモは体液を吸うのではなく、消化液を注入して体外消化したものを吸うという食事方法ですね。硬いキチン質は溶けない程度の強さの消化液なんですね。」というコメントを頂きました。こんなことをしているとは・・・。びっくりですね

センブリの翅脈が見えるので、ついでに種を調べてみようと思って、「日本産水生昆虫」の翅脈の図と比較してみました。やはり翅脈からは無理のようです。でも、翅の黒い部分(はしご状の脈(Cc脈)の下側部分、翅の中央基部など)を追いかけていくと、どうやらクロセンブリと似ている感じです。(追記2018/02/01:「日本昆虫目録第5巻」(2016)を見ると、ネグロセンブリ、クロセンブリを含めていくつかの種がネグロセンブリ Sialis japonicaのsynonymになっているようです

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これはトビイロオオヒラタカメムシ♂です。安心して名前が呼べるようになって嬉しいです。この日は♂ばかり3匹いました。ヒラタカメムシは、私のマンションでは3-4種が見られる程度みたいです。

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こちらはオオモンシロナガカメムシです。

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この「廊下のむし探検」の前日、こんな翅の長い虫がいました。昨年、一昨年とびっくりさせられたヤマトシロアリですね。この日は翅が脱落した個体が何匹か見られました。

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思えば、一昨年、「廊下のむし探検」を始めて半年くらいのころ、この虫を見つけて何だかさっぱり分からなかったのですが、知り合いの先生に教えていただき、シロアリだということを知りました。ネットを見るとこの時期の午前中に翅を生やした♂と♀が結婚飛行をすると書かれていたので、早速見にいきました。そのときの様子はこちらの記事に載せています。日付を見ると5月12日でしたね。マンションの隣には松の生えた林があるのですが、その枯れ木にシロアリが山のようにいて、次々と飛び出していました。その行き先にマンションがあるので、後でマンションの廊下を見てみると脱落した翅が山のようにあり、上の写真のようなシロアリの2両連結があちこちで見られました。2両連結というのは、前が♀で、♀の出すフェロモンに惹かれて♂がついていくので2両連結になるのです。今年も見られるかな。

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次はムシヒキです。これは後頭部の毛が曲がっているのでマガリケムシヒキなのですが、通りすがりさんによると、未記載種がいるとのことで、「いまのところマガリケムシヒキ」だそうです。

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次は蚊です。蚊も口吻や触角の辺りが立派なので、いたら写真を撮ろうと思って近づくのですが、決まって逃げてしまいます。上の写真はそっと近づいてやっと撮ることが出来ました。頭の先にまっすぐに伸びているのが口吻、その根元でちょっと太くなっている部分が小顎肢、左右に開いているのが触角です。触角が単純なので、たぶん♀ですね。♀だと、農研機構の雌蚊の検索が使えます。ざっとやってみると、やはりヤマトヤブカに行き着きました。たぶん、そうなのでしょうね。

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尾が3本で、目が小さいので、マダラカゲロウ♀ですね。「フライフィッシャーのための水生昆虫小宇宙」を見たのですが、種までは分かりませんでした。(追記2016/01/24:過去の写真と比べてみると、たぶん、オオマダラカゲロウでしょうね

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地下駐車場の天井にアカテンクチバが3匹いました。最近は蛾が少なくて、地下駐車場に行っても何もいないことが多いのですが、少し増えてきたのでしょうね。

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いつも悩む蛾です。ツツジツマキリ、モミジツマキリ、ツマキリという似た種があるからです。この3種、発生時期もほぼ同じ、外観も似ていてなかなか区別がつきません。「標準図鑑」にはいろいろと書いてあるのですが、、読めば読むほど分からなくなってきます。前翅の外縁が張り出していること、後翅の外縁が波打っていること、前翅外横線の外側の2つの黒点、後は、翅の裏の模様などなどの違いが書かれているのですが、結局はよく分かりませんでした。これは、モミジツマキリかなぁと思ったのですけど・・・。

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色褪せてしまっていますが、たぶん、フタモンクロナミシャクだと思います。

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これはセウスイロハマキでしょうね。

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昨年もマンションの雑木林側の低層階にいっぱいいたのですが、今年もぽつぽつ出始めました。似た種が多くて、区別がつかないので、いつもホソバヤマメイガだと言っています。

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最後はコカニグモですね。これは触肢の先が太くなっているので♂ですね。

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クモは体液を吸うのではなく、消化液を注入して体外消化したものを吸うという食事方法ですね。
硬いキチン質は溶けない程度の強さの消化液なんですね。 削除

2015/5/2(土) 午後 10:46 [ 通りすがり ] 返信する

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これは初めて知りました。こんなことをやっているのですか。びっくりしました。生物の世界は本当に驚きますね。どうも有難うございました。

2015/5/3(日) 午後 8:12 [ 廊下のむし ] 返信する

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