廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第593弾

最近、マンションの廊下にたくさんのハチが飛び回っています。管理人さんが、「芝生を刈る作業をしているので、ひょっとしたらハチの巣でも壊したのかも」と聞きに来られました。「これはウツギヒメハナバチというハチで、地面に穴を掘るハチなので大丈夫ですよ。」と答えたものの、本当にウツギヒメハナバチなのかどうか心配になってきました。それで、今日はちょっと調べてみました。

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先日も出した、こんな写真のハチです。ついでにハチの勉強もしてみようと思って、顔を拡大してみました。

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多田内修、村尾竜起著、「日本産ハナバチ図鑑」(文一総合出版、2014)を参照にして各部に名前を付けてみました。間違っているかもしれないので、そのつもりで見てください。変わった顔をしていますね。顔孔という大きな凹みがあるせいでしょうか。

ヒメハナバチ科に至る検索項目に、「触角下溝は2本」という項目があります。この写真をいくら見ても、どれが触角下溝なのかさっぱり分かりません。上の写真はハチをトレーシングペーパの筒で囲み、周りからLEDリング照明で照明して写したものです。こうすると、光る部分が抑えられ、全体にうまく写ります。でも、触角下溝を撮影するにはむしろ積極的に面を光らせた方がよいかもと思い、実体顕微鏡についているLED照明で直接照らして撮影してみました。刷毛で花粉を落とし、撮影したのが次の写真です。

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こうすると、触角の下に2本ある触角下溝をはっきりと写すことができました。写真の赤い矢印で示した線がそれです。本に載っている検索表を使って検索すると、上のハチはヒメハナバチ科になり、さらにヒメハナバチ属までは簡単に進みます。その先の亜属の検索はなかなか厄介です。紆余曲折しながら、やっとウツギヒメハナバチが属しているCalomelissa亜属になったのですが、まだ、はっきりとはしていません。ただ、ウツギヒメハナバチは、大きな顔孔、頭盾は平らで下端が反り返る、前伸腹節三角域の外縁は外側にふくらむ、などの特徴をもっていますが、それらの部分はよく合っています。たぶん、間違いないと思うのですが、もう少し検討が必要です。

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こちらはセイヨウミツバチでしょうね。

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そして、これはハチではなくてアブの方です。たぶん、アシブトハナアブだと思います。

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最近、よく見ますね。頭が小さいので、たぶん、クロオオアリの♂でしょうね。以前、♂アリは触角を曲げないでまっすぐ伸ばすというコメント頂いたのですが、確かに触角を前にまっすぐ伸ばしています。

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次は甲虫です。これはキクスイカミキリですね。

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このゾウムシは採集してきました。検索表で検索してみると、いつものケブカクチブトゾウムシみたいです。

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下の帯状の出っ張りの幅が3mmなので小さいことが分かりますね。たぶん、サクラサルハムシではないかと思いますが、自信はありません。(追記2015/06/30:アオバネサルハムシではないかと思われます

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チャタテが2種いました。どちらも小さいのですが、名前はまだ分かりません。

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次はクモです。これはキンイロエビグモです。脚がずいぶん少ないですね。

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色が黒っぽいのですが、アオオビハエトリだと思います。

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最後はこのカニグモです。よく見かけるのですが、見れば見るほど自信がなくなってきて、よく分からなくなりました。クモって難しいですね。

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