廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第628弾

今日は夕方まで外出していたので、マンションの廊下を歩いたのは4時半を過ぎたころでした。気温は低いし、天気は悪いし、あまり虫には期待していなかったのですが、それでもそこそこ見ることが出来ました。

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今日はこんな変わった蛾がいました。脚を広げた止まり方からはイラガを連想したので、図鑑を見てみたのですが載っていません。それではシャチホコガかなと思ったのですが、こちらもいません。結局、図鑑をぱらぱらめくっていたら見つかりました。実に、コウモリガ科でした。たぶん、シロテンコウモリという種です。私は初めて見ました。「標準図鑑」を見ると、この蛾、北海道から九州まで産するのですが、日本ではさほど多くはいないようです。もともとインドと日本で見つかり、インドのダージリングをタイプ産地、日本産は亜種とされてきたのですが、最近の論文では亜種区分がされていなかったりと分類上はやや不確定です。

ところで、コウモリガは英語でghost-mothと呼ぶようです。つまり、幽霊の蛾です。なぜなのかはWikipediaに載っていました。コウモリガの仲間は数匹の♂が集まって、♀を引き寄せるためにディスプレイ飛行をし、ゆっくり舞い上がったり降りたりするそうです。その様子を幽霊に例えたのですね。

次の論文にはコウモリガの交尾や産卵の様子が載っていました。

松沢 寛他、「コウモリガの交尾・産卵について」、日本応用動物昆虫学会誌 7, 153 (1963). (ここからダウンロード可能)

♂は夕方、通常は1,2頭から数頭で飛翔を始めますが、多い時には百数十頭になることもあるようです。♀は少し遅れて現れ、それを見つけた♂が追いかけて交尾をします。交尾は24時間も行われ、交尾後、♀は直ちに産卵を始めるようです。この時、飛びながら卵をばらばら落として産卵することもあったり、また、地面を這いながら産卵することもあるそうです。その卵の数や、数千から1万個にもなるそうです。幼虫は果樹や樹木を広範囲に加害するので、害虫として知られています。

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次はシャチホコガです。翅の中央が黒っぽいので、たぶん、オオアオシャチホコですね。そうなら「廊下のむし探検」初登場です。

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それにオオエグリシャチホコです。こちらはよく見る蛾です。

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オオベニヘリコケガですが、壁に止まっていたので、綺麗に撮れました。

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キシタバがいました。コシロシタバですね。結構、大きな蛾なのですが、近寄ってもまったく恐怖感がありませんでした。本当に蛾恐怖症を克服したのかも。

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これはクロハナコヤガです。こちらは小さな蛾です。地下駐車場の天井に止まっていたので、手を伸ばして接写で写しました。

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色が褪せているのでよく分かりませんが、たぶん、ホンドコブヒゲアツバではないかと思います。

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撮影した時は真っ白に見えたので、なんだか分からなかったのですが、よく見ると黄色の筋が何本か入っています。たぶん、キナミシロヒメシャクではないかと思います。

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そして、これはウスキクロテンヒメシャクですね。

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それにアカフツヅリガかな。

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