廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第637弾

昨日の続きで、一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。クチナガハリバエを先に出してしまったので、蛾とクモという人気のない種が残ってしまいました。

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廊下の天井付近に大きめの蛾が止まっていました。初めちらっと見た時はフクラスズメかなと思ったのですが、写真をよく見るとキシタバでした。キシタバの仲間では○○キシタバという名の種は多いのですが、これはキシタバが本名です。記録を見ると、昨年の8月に見ていました。

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鱗粉が取れてしまったのか、色が褪せてしまったのか、色がだいぶ薄くなっていますが、おそらくウンモンクチバだと思います。

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こちらは中央部分に薄緑色の鱗粉がないのでオオアオシャチホコかな。

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前にもいたのですが、ちょっとはっきりしない模様の蛾です。たぶん、コブガ科のシロオビコブガではないかと思います。この前は一昨年の9月に見ていました。

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この手のコケガ亜科がいると、できるだけ無視しようと思っているのですが、つい撮ってしまいました。でも、似た種があまりにも多くてなんともいえません。翅の先端が丸い形で、翅の色が黄色というよりは灰色がかっています。こんなところを手がかりに探してみて、ヤネホソバかなと思ったのですが、ほとんど根拠はありません。

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後は、マエキトビエダシャク

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フタテンオエダシャク

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それに色の綺麗なクロモンアオシャクです。

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蛾の最後はこの小さな蛾です。ちょっと止まってはすぐに飛んでしまうので、なかなか写真が撮れませんでした。ずっと追いかけていって、外の階段のところでやっと止まってくれました。実に奇妙な止まり方をします。長い触角を真っ直ぐに前に伸ばしています。触角が長いのでヒゲナガキバガかなと思って「標準図鑑」を探してみると、写真ではよく分からないのですが、和名で「キベリ」という名前のついたキベリハイヒゲナガキバガという種がいました。ネットで画像検索すると似た写真がいっぱいでした。あまりに変わった姿なので、皆さん撮影するのですね。ただ、「標準図鑑」を見ると、オオキベリハイヒゲナガキバガという外見のほとんど同じ種がいるようです。もっとも、この種は分布が九州、石垣島なので、除外してよいかもしれません。

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何にもない空間に銀色の小さな点がちかっと光っているなと思ってよく見るとこのクモでした。ギンメッキゴミグモです。フラッシュをたいて撮影したら網もよく写りました。銀色ではなくて何となく白っぽいなと思って、ちょっと斜めからも写してみました。

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やはり白っぽいですね。この間撮った時は確かに銀色だったのですが・・・。

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最後は小さな小さなクモです。名前はおそらく分からないだろうなと思ったのですが、ついつい撮ってしまいました。

昨日まで、これまでブログに出してきた写真をまとめた画像リストと種名索引を作っていました。やっと6月末まで整理が出来ました。これがあると、この種はたしか見たことがあるなと思った時や、この間いつ見たのだろうと思って探すときには大変便利です。でも、ブログを始めてそろそろ2年9ヶ月になるのですが、この間にアップした写真は1万枚を越えてしまいました。画像リストもシャクガやヤガなどはずいぶん大きくなり、だんだん探すのが大変になってきました。そろそろ属別か種別にした方がよさそうです。見た目はちょっと図鑑風にはなってよいのですが、作る方の手間はさらにかかってしまいます。

ついでにこれまでに見た種数の集計をしてみました。

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最初、大阪府で記録された種数と比較していたのですが、目によって調査の徹底度合いがだいぶ違うようなので、日本産の種数とも比較してみました。上からその割合の多い順に並べています。カメムシ(陸生)は日本産カメムシ図鑑で扱っているクビナガカメムシ、トコジラミ、カメムシ下目の集計です。やはり、昔とったきねづかで蛾が圧倒的に多いですね。でも、おそらく明かりに集まるからでしょう。カメムシ(陸生)もだいぶ頑張りました。それに引き換え、甲虫、ハエ、ハチ、カメムシ(その他)はまだまだですね。クモやトンボが少ないのは仕方がないでしょうが・・・。先日、このまま観察を続けると蛾は1000種になると見積もったのですが、日本産の種数に比べると約2割が観察できることになります。これが一つの目安かもしれません。カメムシ(陸生)やアミメカゲロウはもうひと息です。意外にチャタテが頑張っています。・・・なんて、こんな数字を見ているとちょっと楽しくなります。

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マンションの廊下(と、駐車場?)という限定的すぎる環境でこれだけ見れるとはなあ。
勿論日々の観察故という所もあるのでしょうが…
大阪府の目録は、トビケラとハエの種数が大分少ないようで。力入ってないのかな。

日本産生物種数調査はもう10年以上も前のデータになるので、今だと総種数はもっとずっと増えているでしょうね。
蝶は2013年の目録で328種、蛾に至ってはList-MJによれば既に6423種も… 削除

2015/7/8(水) 午前 0:10 [ MSWi ] 返信する

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蛾は多いことは知っていたのですが、ほかの昆虫がこんなにいるとは思いもよりませんでした。マンションの廊下と地下駐車場だけなのでたいしたことはないと思っていたのが甘かったですね。いったいいつまで続けたら良いのか迷っていたのですが、再来年あたりからマンションの改修工事が始まるので、そこまでにしようと思っています。終わりが見えてちょっと安心です。

蝶も蛾もそんなに増えているのですか(絶句)。率がますます下がっていきますね。といっても、蛾はミクロを入れたからでしょうね。蝶はなぜそんなに増えたのかな。いずれにしても最近のデータに変えていかないといけないですね。

2015/7/8(水) 午前 6:01 [ 廊下のむし ] 返信する

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いろいろ見られるのは、やっぱり雑木林のおかげですね。
そして明かりに飛んでくるものと、お休みするものとが見られる成果でしょうか。
鞘翅と双翅は生息環境が限られるものも多いですし、ある程度の範囲がないと2割には届かないでしょうね。 削除

2015/7/9(木) 午後 6:09 [ 通りすがり ] 返信する

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鞘翅と双翅はいてもなかなか名前が分からないので、名前が分かった種の数としてはあまり増えないかもしれません。マンションの周りの雑木林が貴重なのですね。廊下も朝歩くと蛾が多いのですが、昼から歩くと甲虫を始めとしていろいろな虫が見られるのは、ちょっとお休み組なのかもしれませんね。今日は高い方の階は山のような羽アリでした。下の階はそれほどでもなかったです。時間と高さを一緒に記録すると面白いかもしれませんね。大変にはなりますが・・・。

2015/7/9(木) 午後 7:33 [ 廊下のむし ] 返信する

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