廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

全体表示

[ リスト ]

廊下のむし探検 第647弾

一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。廊下を歩いていると、何か光っているなと思ったらタマムシでした。先日も見たのですが、何故かタマムシを見ると嬉しくなりますね。

イメージ 1

この日のタマムシは元気で、床の上をもそもそ動き回っていました。タマムシを撮るときはフラッシュをたかないで自然光で撮らないといけなかったですね。そう思って、この日は自然光で撮ってみました。

イメージ 2

ついでにちょっと頭部を拡大。よく見ると、あちこち凹んでいるのが見えますね。

イメージ 3

イメージ 4

これはオオヨツスジハナカミキリだと思うのですが、これも元気でした。あちこち動き回って、

イメージ 5

挙句の果てに飛び上がりました。

イメージ 6

その他、カナブンもいました。

イメージ 7

それにキマワリ

イメージ 8

このゾウムシの名前が分かりませんでした。一応、採集したのですが、翅に鱗片がほとんどありません。脱離したのか、それとももともとなかったのか。

追記2015/07/20:通りすがりさんから、「なんか毛の生えたオオクチブトゾウムシみたいな…。よく分からないやつですね。緑の鱗片と鞘翅の毛が特徴的なんですが、ちょっと直ぐには分からないかな?」というコメントをいただきました。森本桂ほか著、"The Insects of Japan Vol. 3 (日本の昆虫3)"櫂歌書房 (2006)によると、「体の側面と腹面は鱗片に覆われるが、背面は幅広く鱗片を欠き、一見裸に見える。」と書かれていました。観察してみると、まさにその通りでした。これかもしれません。通りすがりさん、どうも有難うございました

追記2015/07/27:通りすがりさんから、「なんかゾウムシがクリイロクチブトゾウムシに見えてきた…。この辺はやっぱり難しいですね。」というコメントをいただきました。両者は、検索表では下唇前剛毛の数で分かれます。オオならば4本以上、クリイロならば2本。調べてみると2本でした。これはもう少し検討しないといけないかもしれません

追記2015/07/29:上に書いた追記は間違いでした。オオクチブトゾウムシはMyllocerina亜族に属し、クリイロクチブトゾウムシはCyphicerina亜族に属します。"The Insects of Japan Vol. 3 "の検索表によると、両者は検索表の最初の項目、前胸前縁は複眼後方に毛列を有するかどうかで分かれます。今日、調べてみて毛列がどれなのかがやっと分かりました。確かに毛列があります。後は大顎の剛毛、下唇前基節の刺毛の数が分かれば検索できます。口の周辺が粘液が固まったもので覆われてしまい、この辺りがはっきりしないのですが、たぶん、クリイロクチブトゾウムシで合っていると思います。通りすがりさん、適切なヒントをどうも有難うございました

追記2015/07/29:前胸前縁の複眼後方の毛列の写真を撮ってみました。

イメージ 16

これはゾウムシの顔を下から撮ったものです。この写真では複眼の上の方、実際には複眼の後方斜め下にわずかに毛のようなものが見えます。この写真は実体顕微鏡で写したものですが、生物顕微鏡でその部分を写したものが次の写真です。

イメージ 17

確かに数本の毛が見えています。これがおそらく前胸前縁の複眼後方の毛列だと思います。これがあると、クチブトゾウムシ族のうち、Myllocerina亜族以外ということになります

イメージ 9

次は蛾です。これはスカシコケガです。やはり、翅に鱗粉がなくて毛の生えている種です。

イメージ 10

雰囲気はキモントガリメイガなのですが、黄色の紋がないので違うのかな。

イメージ 11

これはたぶん、ホソバヤマメイガでしょうね。

イメージ 12

それにこの間からいるムモンハビロキバガです。

イメージ 13

この変な形の蛾はヒメクロイラガです。昨年も一昨年も7月20日頃から見始めています。今年はちょっと早いかな。

イメージ 14

それにマエキオエダシャクでした。

イメージ 15

ついでにウラギンシジミもいました。この日はこんなところかな。羽アリの写真も撮ったのですが、この日はパスです。

この記事に

閉じる コメント(6)

顔アイコン

なんか毛の生えたオオクチブトゾウムシみたいな…
よく分からないやつですね。
緑の鱗片と鞘翅の毛が特徴的なんですが、ちょっと直ぐには分からないかな? 削除

2015/7/17(金) 午後 9:44 [ 通りすがり ] 返信する

顔アイコン

なるほどねぇ。オオクチブトゾウムシの説明を読むと、「体の側面と腹面は鱗片に覆われるが、背面は幅広く鱗片を欠き、一見裸に見える。」と書かれていますね。採集して袋に入れておいたら忘れてしまい、気がついてみたら口から粘液を出して、それが固まってしまっていたので、これでは大顎の剛毛の数など数えられないやと思い、諦めてしまっていました。どうもよいヒントをありがとうございました。もう一度、調べてみます。

2015/7/18(土) 午前 7:11 [ 廊下のむし ] 返信する

顔アイコン

なんかゾウムシがクリイロクチブトゾウムシに見えてきた…
この辺はやっぱり難しいですね。 削除

2015/7/27(月) 午後 8:29 [ 通りすがり ] 返信する

顔アイコン

オオクチブトゾウムシが属するPhyllolytusとクリイロクチブトゾウムシの属するCyrtepistomusとは、検索表では、下唇前基節剛毛の数で分かれます。前者ならば4本以上、後者ならば2本。ところで、今見てみると2本のようです。これはもう一度頑張って検索をしないといけないかもしれませんね。

2015/7/27(月) 午後 9:04 [ 廊下のむし ] 返信する

顔アイコン

通りすがりさん、もう一度、今日調べてみました。前にも書いたのですが、口から粘液質のものを出してそれが固まってしまっているので、口の辺りが見難いのですが、よく見ると下唇前基節剛毛が3本あるみたいです。ということは4本だったのかも。しげしげ見ているとやはりオオクチブトゾウムシでよいような気がしてきました。

上で書いたCyrtepistomusとの違いは下唇前基節剛毛の違いではなくて、もっと根本的なところでした。どうもすみません。前胸前縁が複眼の方に張り出すかどうかです。しかし、どう見ても張り出しているようには見えません。やはり、Cyrtepistomusではないようです。

と書いたところで、Cyrtepistomusで画像検索をしてみると、似た種がぞろぞろ。よく分からなくなりました。

2015/7/28(火) 午後 8:51 [ 廊下のむし ] 返信する

顔アイコン

クリイロクチブトゾウムシで合っているような気がしてきました。今朝やっと、「前胸前縁で複眼後方の毛列」なるものが何なのかが分かりました。確かに、毛列があります(今度写真を撮ってみます)。後の検索は大顎の剛毛が3本、下唇前基節の刺毛が4本以上を認めれば、Cyrtepistomusになります。大顎の剛毛は2本まで、また、下唇前基節の刺毛は3本までは確かそうなので、おそらく大丈夫なのではと思いました。検索表には、この属の前胸前縁両側の眼の方への張り出しは弱いと書かれていました。ここに気が付かなかったのが敗因でした。

上翅と前胸背全体に白い粉のようなものがふいており、これがなくなればまさにクリイロになりそうです。適切なヒントを本当にどうも有難うございました。お陰で大変よい勉強になりました。今度、見つけたら是非ともきちんとした検索をしてみたいと思います。

2015/7/29(水) 午前 5:59 [ 廊下のむし ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事