廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第659弾

昨日の「廊下のむし探検」の続きです。

イメージ 1

昨日はこんな虫がいました。これはコロギスの仲間ですが、翅が全くないのでハネナシコロギスだと思います。この間は天井付近に止まっていたので、あまりじっくりとは見られなかったのですが、この日は廊下の壁だったので近くでゆっくり見ることができました。横からも写してみました。

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長い触角は画面からはみ出してしまうので、カットしていますが、夜行性なのでこんなに長い触角を持っているのでしょうね。長い産卵管も持っています。♀ですね。前脚と中脚の脛節には刺が列をなしています。

さて、コロギスは名前からコオロギとキリギリスの中間だということが分かりますが、何か面白い話はないかなと思って文献を探してみました。これといって特になかったのですが、一番面白そうなのは口から糸を出し、葉をつづって巣のようなものを作るというところでした。昼間は巣の中に隠れているようです。

A. A. Walker et al., "Silk from Crickets: A New Twist on Spinning", PLoS ONE 7, e30408 (2012). (ここからダウンロードできます)

この論文によると、下唇に下唇腺という分泌腺があって、そこからタンパク質を含んだ液を出して糸を作るようです。液自体は胸部に貯める場所があり、そこから送られてきます。用いられているタンパク質はカイコやクモのものと非常に似ていて、β-シートというペプチド鎖が互いに結合してシート状になった構造だということです。まったく異なる種間に似たような構造の絹糸を作るというのは一種の平行進化ですね。この巣は横から見るとスカスカなので乾燥や寄生者を防ぐことはできず、もっぱら捕食者を避けようとするのが目的のようです。

写真を撮ろうと近づいたのですが、意外におとなしくてじっとしていました。昼間は行動が鈍いのか、私を捕食者とは考えなかったのか・・・。

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先日、コマダラウスバカゲロウと思われる個体がいたと思ったら、今度はマダラウスバカゲロウがいました。前翅後縁の半円の模様がはっきり見えますね。ついでに顔をちょっと拡大してみます。

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触角の曲がり方が面白いですね。

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後はコカマキリ

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アリでした。このアリ、胸の部分が何となく変なのですが、女王アリなのでしょうね。

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次からは蛾です。ちょっと大きめのトリバガがいました。ちょっと翅を拡大してみます。

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Aで示したのが前翅、Bで示したのが後翅にある黒い特殊鱗です。Bが大きな三角形状で、翅の外縁の形や矢印で示した部分に白い縁毛があるところなどを見ると、オダマキトリバかなと思ったのですが、どうでしょう。

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こちらはコネアオフトメイガです。模様がはっきりしていて意外にいいですね。

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これまた分かりにくい蛾ですね。前翅前縁近くで外横腺が曲がっているので、いつもヒメアカウスグロノメイガとしているのですが、よくは分かりません。

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天井に止まっていたので、フラッシュをたいて写したら翅が光ってしまいました。ウスオビトガリメイガです。

イメージ 12

これも分かりにくかったのですが、外横線がとぎれとぎれになっているのでオイワケヒメシャクかなと思いました。

イメージ 13

ウスバミスジエダシャクでしょうね。

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これはこの間から迷っているのですが、ウスチャモンアツバでいいのかな。

イメージ 15

そして、最後はコスズメでした。

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