廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第709弾

一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。今日は外出していて、名前調べが遅れてしまいました。

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今日の最初はこのヒシバッタからです。例によって上からも写してみました。

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ヒシバッタの検索表は

日本直翅類学会編、「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」(北大出版、2006)、
市川顕彦、「絵とき検索日本本土のヒシバッタ類(I)、(II)」、昆虫と自然 33(2), 43 (1998)、33(4) 31 (1998)

に載っています。今回は上の本の検索表を使ってみました。必要な部分だけを抜書きしました。

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結果的には写真からだと種までは特定できなかったのですが、途中まで行ってみます。

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検索表の項目の番号と内容を書き込んでおいたので見て下さい。これを見ていただくと、⑧のヒシバッタ属までは間違いないと思うのですが、次の⑨のところで引っかかってしまいました。というか、いつもそうなのですが・・・。正面から撮影しなかったので、前胸背板が前から見ると膨らんでいるかどうかがはっきりしません。また、産卵管が太いのか細いのかも相対的なので判断できません。従って、⑨Aと⑨Bの2つの道を進むことにします。さらに厄介なのは、このヒシバッタ、後脚の膝の上に窪みがないのでどうやら幼虫のようです。検索表は成虫に対するものなので、それも問題です。でも、構わず進んでみることにします。

⑨Aに進むとハラヒシバッタになります。⑨Bに進むと、翅が中翅・長翅か、それとも、短翅・微翅かという選択になります。翅の長さの呼び方については市川氏の論文に出ていました。微翅、短翅、中翅、亜長翅、長翅の5つの呼び方に分けているようです。このうち、亜長翅と長翅は前胸背板より後翅が長くはみ出している場合、微翅や短翅は遥かに短い場合を指しています。この個体は上の写真のように前胸背板より僅かに短いので、中翅ということになります。従って、⑪に進みます。さらに、前胸背板はアーチ型に盛り上がってはいないので、⑫に進みます。⑫の前半部分の前胸背板前縁幅は測定しなかったので、後半部分で判断すると、中翅であることを考えてヤセヒシバッタの可能性が高くなります。従って、ハラヒシバッタか、ヤセヒシバッタのどちらかということになりましたが、ここでストップです。やはりヒシバッタは採集した方がよいような感じですね。いつも正面からの撮影を忘れてしまいます。

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次はクサカゲロウです。いつものように顔の部分を拡大してみます。

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頬や頭盾の端の模様、それに、口肢の外側が暗色なので、たぶん、ヤマトクサカゲロウですね。

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小さいアリだと思うのですが、以前からいるハリアリ亜科でしょう。(追記2018/02/06:ハリアリ亜科ホンハリアリ属のケブカハリアリ♂のようです。詳細はこちらをご覧ください

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これはクロオオアリの働きアリです。

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最後はこの雄アリ。かなり大きかったので採集してきました。全身に長い毛が生えていて、腹柄節も変わった形をしています。体長は8mm、前翅長9mmでした。雄アリなので、「日本産アリ類画像データベース」に載っている雄アリの検索表で調べてみました。ヤマアリ亜科であることは間違いなく、さらに、オオアリ属まではたどり着きました。雄アリについては種への検索表が載っていないので、ここでストップです。でも、かなり特徴的なアリなので、もう少し調べてみます。(追記:現在調べている最中ですが、オオアリ属ではなくて、トゲアリ属かもしれません。属への検索の最後の部分でオオアリ属とトゲアリ属が分かれるのですが、そこを間違ったみたいです

残りは次回に回します。

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