廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第743弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。まずは蛾からです。

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こんな蛾がいました。初めて見ました。「大図鑑」を見て、コヤガ亜科のフタトガリコヤガという種のようです・・・と書いてから、「標準図鑑」をふと見たら、和名が変わっていました。アオイガ亜科のフタトガリアオイガになっていました。「大図鑑」によると、インドーオーストラリア一帯と南太平洋に分布し、中国、日本などの温帯にも進出しと書かれていました。いつぞやはフヨウの葉に毛虫を見つけたことがあったのですが、フヨウ、ムクゲなどが食草みたいです。

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また、厄介な蛾が天井で卵を産んでいました。カバスジヤガの仲間です。先日、ささきさんに教わったのですが、この機会にちょっとまとめておこうかなと思って、違いをまとめてみました。

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一番上は次の論文によるものです。

緒方正美、「カバスジヤガとその近似種について」、蝶と蛾 7, 19 (1956). (ここからダウンロードできます)

この論文はこれまで一種だと思われていたカバスジヤガに実は3種含まれていたということを知って、実際に調べてみたという内容です。その中で3種の比較が載っていました。後は「大図鑑」と「標準図鑑」の説明です。いずれも交尾器以外の特徴を書いたもので、後二者については翅の色について書いてある部分も除きました。翅の色は変化に富むためです。

私は上の写真のような個体を見ると、「大図鑑」のオオカバスジヤガのところに書いてある、外横線と暗色帯の間隔が広いというところを見て、オオカバスジヤガに同定していました。そこで、手元の標本を見てみました。

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上は開張41.9mm、下は開張46.2mmで、実寸比で2つの写真のサイズを合わせています。上はカバスジヤガ、下はオオカバスジヤガと思っている標本です。これを見ると、bでは外横線と暗色帯の間隔が確かに広いことが分かります。でも、「大図鑑」以外の説明では、外横線が不明瞭、内横線は見えないというところを重視しているみたいです。確かに上の写真を見ても標本を見てもそのように見えますが、間隔の方が分かりやすいのに・・・。うーむ、何だかよく分かりませんね。(追記:緒方(1956)で前横線と後横線とあるのは、たぶん、内横線と外横線のことだと思います。また、基底線というのがよく分からなかったのですが、標本の図に示した線ではないかと思いました)(追記:「標準図鑑」の欄に書いてある外横線が二重というのがよく分からなかったのですが、暗色帯の内縁のやや黒い縁取りも外横線の一部だと考えていることでしょうか

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これは焼き肉ではなくて、ホシヒメホウジャクですよ。

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これは小さな蛾ですが、たぶん、チャオビチビコケガでしょう。

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これはナカウスエダシャク

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ツマジロエダシャク


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マエキトビエダシャク

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フタツメオオシロヒメシャク

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これは難しいカバナミシャクですね。一応、トシマカバナミシャクかなと思ったのですが、よく分かりません。

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マメノメイガ。斜めに立って止まっていますね。

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そして、最後はヒメシロノメイガ。残りの虫は次回に回します。

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