廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第749弾

最近は用事で外出ばかりしていて、なかなか落ち着いて「廊下のむし探検」をする時間がありません。一昨日の「廊下のむし探検」の結果です。秋もだいぶ深まってきましたが、それでもよく探すといろいろな虫がいるものです。まずは蛾から。

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いつも話題になる蛾が登場しました。後翅を前翅の下に入れるので右と左の翅の隙間が大きくできるのですが、その間にある腹部を右に曲げたり、左に曲げたりする変わった蛾です。前翅翅頂下部の切れ込みが深いので、たぶん、ヒメノコメエダシャクだと思います。今回はほとんど水平近くに止まっていて、わずかに右に傾いているので、腹部も少しだけ右に曲げています。

昨年観察した結果は、腹部は重力に従って曲げるということでした。つまり右に傾いて止まれば、腹部も右に傾き、左に傾いて止まれば左という具合です。それでは、天井に止まっている時はどうなるでしょう。この場合は真下に曲がるはずなのですが、実は天井に止まる時も水平ではなくて、少しどちらかが下になるように斜めに止まり、腹部は下に曲がりながらそちら側に傾くということでした。この蛾は斜めか真横方向を向いて止まり、腹部をわざと曲げているように見えます。なぜこんなことをするのかについては、あえて左右非対称にすることで、蛾は左右対称だと思っている捕食者に対して、「対称性攪乱戦術」を取っているという星谷 仁さんのアイデアが私には合っているような気がします。今年も観察してみましょう。

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今にも飛び立ちそうな格好をしています。事実、撮影した途端に飛び立ちました。翅の色がやや赤っぽいので、クロハグルマエダシャクではないかと思います。

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こちらはちょっと地味ですが、ナカウスエダシャクです。

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また、ニジオビベニアツバがいました。本当に派手な色の蛾ですね。

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アカマエアツバの仲間で、オオアカマエアツバか、ニセアカマエアツバかというところです。MSWiさんは外横線で見分けられるようなコメントでしたが、私にはまだよく分かりません。今度、標本を使って調べてみたいと思います。

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いつものオオバコヤガ

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これはトビモンアツバかな。いつも翅頂の模様で見ているので、こんなに薄いと分からなくなる・・・。

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両方ともマメチャイロキヨトウではないかと思います。

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上はゴマフリドクガ、下はチャドクガですね。

残りの虫はまた次回に回します。

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こちら(東京の外れ)でもノコメエダシャク類を見かけるようになりました。かしいで止まる姿を見ると「今年もそんな時期になったか」と感じます。僕は面白いと感じた虫を撮って帰って名前を調べるというのがもっぱらで、その自分が面白いと感じた虫だけでも種類の同定できないことが少なくありません。おなじみとなったノコメエダシャク類もヒメかオオか、まだよくわからずにいます。
なので、出会った虫をきちんと調べて同定して行く廊下のむしさんにはいつも頭が下がる思いで、紹介される虫たちを興味深く拝見しています。

2015/10/21(水) 午前 8:50 [ 星谷 仁 ] 返信する

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星谷 仁さん、こんにちは

東京ではもう見られているのですか。桜の開花も関西より早いし、何でも少し早い感じですね。星谷 仁さんの発想は面白いので、いつも参考にさせていただいています。非対称にあえてすることで、蛾は対称だとする捕食者の固定観念の裏をかくというのは大変面白いアイデアだと思います。よく見れば蛾なのですが、ぱっと見で違うかなと思われるだけで、生存率が少しでも上昇すれば願ったりかなったりというところかもしれません。

私は素人なので、虫の同定もあっちうろうろこっちうろうろ。しょっちゅう間違えるし・・・。それでも、皆さまのご助力のお陰で、少しずつ分かってくるような気がします。これからもよろしくお願い致します。

2015/10/21(水) 午前 9:11 [ 廊下のむし ] 返信する

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