廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第767弾

昨日の「廊下のむし探検」の結果です。この日、今年初めてツチハンミョウ♀を見ました。

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この日は♀2匹がいました。♀は触角に奇妙な膨らみがないのですぐに分かるのですが、逆に種類の方はよく分かりません。でも、♂はヒメツチハンミョウばかりなので、おそらく♀もそうでしょう。(追記:通りすがりさんから、「ツチハンミョウのメスはよく分かりませんねえ。オスでは特徴的な5から7節以外も性差があったりするんで、正確な情報が無いと交尾以外では状況証拠に頼るしか無いでしょうね。」というコメントをいただきました

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もちろん♂もいました。♂を初めて見たのが10月28日なので、♀を初めて見た11月10日まで2週間ほどあったことになります。昨年の記録を見てみると、♂を初めて見たのが10月28日、♀は11月10日と今年とまったく同じでした。やはり♀は2週間ほど遅れて出てきているようです。それにしても昨年と全く同じ日とは。暦の代わりなりそう・・・。

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こんな虫もいました。ヒシモンナガタマムシです。体長を測ってみると6.8mmでした。以前も見たことがあったのですが、思ったより小さかったです。

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甲虫はその他、ヤサイゾウムシ

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ウリハムシでした。

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カメムシではまたまた、キマダラカメムシがいました。それにしても今年は多いです。

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廊下を歩き終わって家に入る手前の階段にこんな虫がいました。大きさは数ミリに満たない小さい虫です。グンバイムシの仲間ですね。「原色日本カメムシ図鑑第1巻」を見ると似た種がいました。トサカグンバイです。一応、検索をしてみようかと思って、「原色日本カメムシ図鑑第3巻」を見たのですが、ツツジグンバイ属の膨大な検索表が載っていました。これは大変と思って、外見の似たシラキグンバイ、トサカグンバイ、シキミグンバイあたりだけを調べたのですが、はっきりとは分かりませんでした。でも、たぶんトサカグンバイだと思っています。大きさを測れば良かったのですけど・・・。

追記:通りすがりさんから、「シラキグンバイは奄美大島産で記載された様ですが、分布はどうなってるでしょう?トサカグンバイとシキミグンバイは、頭部の丸い隆起部分とその後ろの隆起線の長さの比でも分かるらしいです。ほぼ1対1ならトサカグンバイ、明らかに隆起線の方が長ければシキミグンバイとか。」というコメントをいただきました。うっかり、分布を見るのを忘れていました。「原色日本カメムシ図鑑第3巻」によると、シラキグンバイは奄美で記載された種で、生態はほとんど未知とのこと。今のところ除外してよさそうです。そうなると、残りはシキミグンバイとトサカグンバイになり、検索表が使えます

追記:「原色日本カメムシ図鑑第3巻」に載っているツツジグンバイ属の検索表のうち、シキミグンバイとトサカグンバイのところだけ抜粋して書いてみました。

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勉強がてら各部の名称を写真に入れてみます。

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体長が違うのと、前胸背の色が違うこと、それに、通りすがりさんが言われるように帽状部と中央突起の長さの比が違うこと、それに翼状部と翅にある小室の列数が違うことが分かります。この個体では、体長を測らなかったのでそこは分かりません。前胸背の色は黒みたいです。帽状部と中央突起の長さの比は1.1でした。検索表ではシキミでは1以下、トサカは1.5なのでやや微妙です。次は小室の列数ですが、列数は場所によって変化していますが、この個体ではすべて最大で3列みたいです。ということで、どちらかと言えばトサカグンバイに軍配が上がりそうです(翅の場所を区切る線をうっかり隠れている方の左翅に書き始めてしまいました。縫合域が見えないのですが、右翅の方で見てください))

追記:帽状部と中央突起の境が微妙なのですが、斜めから撮った写真を見て、頭部先端に向かって膨れ始めた部分にすればよさそうです。上の写真ではそのように変更しました。しかし、こうすると比は1.7になってしまいました。やはり正確に測るには採集しないといけないですね

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ツチハンミョウのメスはよく分かりませんねえ。
オスでは特徴的な5から7節以外も性差があったりするんで、正確な情報が無いと交尾以外では状況証拠に頼るしか無いでしょうね。

シラキグンバイは奄美大島産で記載された様ですが、分布はどうなってるでしょう?
トサカグンバイとシキミグンバイは、頭部の丸い隆起部分とその後ろの隆起線の長さの比でも分かるらしいです。
ほぼ1対1ならトサカグンバイ、明らかに隆起線の方が長ければシキミグンバイとか。 削除

2015/11/12(木) 午後 9:13 [ 通りすがり ] 返信する

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ツチハンミョウ♀はやはりそうですか。交尾の姿は見たことがないので、今のところ状況証拠だけですね。

うっかり分布を見るのを忘れていました。シラキグンバイは奄美で記載された種で、生態はほとんど未知とのこと。今のところ除外してよさそうです。そうなると、残りはシキミグンバイとトサカグンバイになり、検索表が使えます。どうも有難うございました。いつも、おっちょこちょいですね。

2015/11/13(金) 午前 5:29 [ 廊下のむし ] 返信する

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比率に関してはうろ覚えでしたが、体色と体長でも見分けられる様ですね。

調べようとすると、どうしても虫体に関するところばかり気になってしまいがちですしね。
分布も拡大しているものもあって過信はできませんから、スタンスは間違っていませんよ。 削除

2015/11/13(金) 午後 10:38 [ 通りすがり ] 返信する

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よくいろいろと覚えておられますね。グンバイムシまで・・・。私は注目しているとこきには覚えるのですが、興味が移るとぱっと忘れてしまいます。きっとメモリー容量が少ないのでしょうね。

スタンスは良かったのでしょうけど、単に分布に気が付かなかっただけで、注意力不足ですね。

2015/11/14(土) 午後 8:45 [ 廊下のむし ] 返信する

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