廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第823弾

実は昨日、公園に虫探しに行く前にマンションの廊下も歩いてみました。公園で苦労して虫を探すのに対して、マンションではいとも簡単に見つけることができます。今は改修工事で、あちこちでペンキを塗っているのですが、その間を縫って歩いてみました。虫はいろいろいたのですが、とりあえずハエだけ調べてみたので、出すことにしました。

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この手のハエがいっぱいいました。一匹だけ捕まえて調べてみました。小盾板の下に土手状の出っ張りがあるので、間違いなくヤドリバエですね。

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これもヤドリバエだと思うのですが、顔がえらく出っ張っている感じがします。別種かも。

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これはつやつやして一見綺麗なハエです。といってもハエですけどね。一匹捕まえて調べてみたら、クロバエ科みたいです。

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こちらは採集しなかったのですが、これもクロバエ科かなぁ。

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これはオドリバエですね。三枝豊平氏の「日本産双翅目の図解検索システム(Family Empididae)」を使って調べてみました。

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ポイントは、1)R4があり、R5から角度をもって分離していること、2)中室があること、3)M脈が3本になることで、Empis属だと思われます。(追記2016/03/24:脚に生えている黒いものは変形した毛で♀に生えています。これについては一昨年に顕微鏡写真を撮っていました(こちらを御覧ください)。このときと同じ種かもしれません。ブログを読むとPolyblepharis亜属かもというところで止まっていました)(追記2016/03/24:Empis属の亜属への検索表は「原色昆虫大図鑑III」に載っているのですが、残念ながら♂用でした。Polyblepharis亜属というのは「一寸のハエにも五分の大和魂・改」で画像を見ていてそう思っただけで根拠はありません。でも、これを信じると同じ掲示板に種への検索表が載っていました。残念ながら未発表で引用しないでという投稿者の希望で引用しませんが、その検索表は♂でも♀でも使えます。ざっと検索してみると、Empis (Polyblepharis) compsogynneになりました。この種は「大図鑑」にも載っていて、キアシセスジオドリバエという和名が新称としてつけられていました。図版の方は残念ながら♂でしたが・・・

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錆止め塗料の上のオドリバエです。こちらは何だか分かりません。(追記2015/03/24:こちらも翅脈を見てみました。

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上のEmpis属とはR4+5が分岐していない点が違います。中室(dc)があるところ、M脈が3分岐している点は同じです。また、cua室の後縁側の角が鈍角になっていることが見えます。さらに、別の写真では口吻が長いことと後脚が捕獲脚になっていないことが確認されました。最後にSc脈が前縁に達するかどうかで判断が分かれます。達しなければRamphomyia属、達していればAnthepiscopus属なのですが、この写真ではよく分かりません。他の写真も見ると、どうやら達してはいないようです。従って、Ramphomyia属の可能性が高いです


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それにいつものノミバエもいました。

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それにユスリカもいました。これは♂でしょうね。

とりあえずハエだけです。このほか、ハチもいたのですが、ヒメバチとハナバチなので、私にとっては手強い相手です。明日にでも出すことにします。

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