廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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家の近くのむし探検 第18弾

昨日の続きで、近くの川の土手で見つけた虫たちです。昨日は水生昆虫の成虫を紹介したのですが、今日はその他です。見つけた虫を次から次へと写したので、ごちゃごちゃで何から出してよいのやら。

イメージ 1

まずは蛾からです。昨日、カワゲラがたくさん止まっていた道具小屋みたいな小屋の壁に止まっていたものです。ハマキガであることは確かなので、「日本産蛾類標準図鑑IV」のハマキガの項をパラパラ見ていたらそれらしいのに出会えました。オオナミスジキヒメハマキという蛾です。発生時期は6月〜9月になっていますが、たぶん、これでしょう。

追記2016/04/22:Hepotaさんから、「1枚目はソトグロヒメハマキかもしれません。標準図鑑未掲載です。」というコメントをいただきました

追記2016/04/22:ソトグロヒメハマキについて書かれた文献を探してみました。ソトグロヒメハマキという名前はちらほら見えるのですが、それ以上の情報は見つかりません。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」というサイトにはCydia sp. (in Oku, 2003)と書かれていました。これを手掛かりに調べていくと、たぶん、次の冊子ではないかと思われます。

奥俊夫、「岩手県の小蛾類」、岩手蟲乃會會報 特別号2 (2003).

原本が手に入らないので分かりませんが・・・


イメージ 2

ハバチがいました。ハバチは「大阪府のハバチ・キバチ類」で検索ができるので、採集してきました。うまくいくとよいのですけど・・・。(追記2016/04/18:検索をしてみたところ、ハバチ科シダハバチ亜科は「肘脈基部は縁紋方向に強く曲がる」という特徴が確認されるので、まず間違いないところ。次の属への検索では、最初に出てくる「口器は細長く下方に伸長する」というのがどの程度の伸長なのか判断できません。確かに下に少し伸びてはいるのですが・・・。これを選ぶとクチナガハバチ属になるのですが、近畿には記録されていない模様。そこで、「口器は普通」を選び、「肘横脈は第2肘横脈を欠いて2本」を選び、「複眼内縁は直線的」を選ぶと、スギナハバチ属になりました。次は近畿産種への検索で、「体色が青緑色の金属光沢を帯びることがない」を選び、「腹部背面、特に第2〜4節背面には明瞭な点刻や微細彫刻はほとんどなく、光沢がある」を選び、さらに、「翅はほぼ一様に暗色を帯びる。腹部第1背板に点刻はないか少ない」を選ぶとオスグロハバチ♂になりました。♀は赤橙色の派手な色をしているのですが、♂は真黒で上の本でも特徴についてはあまり書かれていないのではっきりとは分かりませんが、今のところ第一候補です

イメージ 7

こちらはナナホシテントウの幼虫です。こんな格好でじっとして動かないので、蛹にでもなるところでしょうか。

イメージ 3

これは橋の上にいました。結構大きなハエです。よく見ると脛節刺が2本見えています。ケバエですね。たぶん、ハグロケバエの♂だと思われますが、一応、確認のため採集してきました。(追記2016/04/18:実体顕微鏡で見てみると、「前脚脛節の外側の刺の先端が丸くなっている」という特徴がよく分かります。ハグロケバエで間違いないと思います

イメージ 4

同じく橋の上にはゴモクムシもいました。たぶん名前は分からないでしょうね。そう思って、琵琶湖博物館の「里山のゴミムシ」で調べようと思ったら、ホームページがなくなっていました。どうしたのでしょう。

イメージ 5

これは写真失敗でしたね。実物は光って大変綺麗だったのですけど・・・。たぶん、オオセンチコガネですね。

イメージ 6

これも橋のすぐ近くにいました。オビカレハの幼虫です。

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後はクモばかりです。大変小さなクモだったのですが、たぶん、コガネグモ類の幼体ですね。

イメージ 9

これも小さなクモです。小さいくせにカメラを近づけると、糸を出して垂れ下がるので、写真が撮りにくかったです。

イメージ 10

その道具小屋の壁を止めるねじにいたヤサアリグモ(?)です。大きさがだいたい分かりますね。

イメージ 11

こちらはアリの巣の近くにいたアオオビハエトリです。最近、よく見ますね。

イメージ 12

イメージ 13

カタツムリも少し調べてみようと思って、武田晋一、西浩孝、「カタツムリハンドブック」(文一総合、2015)という小冊子を買いました。「一般的なカタツムリは5巻きほどで成熟し、成熟するとラッパのように殻口が反り返る」と書いてありました。これは5巻きほどありますが、殻口は反り返っていないので、亜成体というところでしょうか。近畿地方はオナジマイマイ科クチベニマイマイが普通というので、「クチベニ」ではないのですがこれもそうかもしれません。

イメージ 14

最後は植物です。街路樹のクスノキの幹についていました。地衣類だろうと思って岐阜大のサイトを見ると、ロウソクゴケ科、コガネゴケ科などとは色的に似ています。しかし、これからどうやって調べていけばよいのでしょう。

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こんばんは。
1枚目はソトグロヒメハマキかもしれません。標準図鑑未掲載です。 削除

2016/4/18(月) 午後 10:35 [ Hepota ] 返信する

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Hepotaさん、初めまして。
ソトグロヒメハマキですか。標準図鑑に載っていないなんて、なんかすごいのを見つけてしまったようですね。確かに画像検索をしてみると似た写真が見られます。特に、縁毛の白い筋模様が途中で途切れたようになっているところなどは非常によく似ています。どうも貴重な情報を有難うございました。

2016/4/19(火) 午前 6:04 [ 廊下のむし ] 返信する

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