廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

全体表示

[ リスト ]

家の近くのむし探検 第99弾

一昨日の公園での虫探しの結果です。

イメージ 1

ツツジの枝にこんな綿毛のような虫がいます。以前、見たことのあるアオバハゴロモの幼虫かもしれません。でも、その横をちょっと見てください。なんだか糸のようなものが見えています。

イメージ 2

これはイトカメムシの触角でした。ハゴロモの幼虫はじっとしているのですが、そこにイトカメムシが少しずつ近づいていきます。

イメージ 3

脚や触角、それに口吻を綿毛の中に入れています。

イメージ 4

綿毛でごちゃごちゃになっってしまいました。結局、うまくいかなかったのか、カメムシはそのまま幼虫を置いて去っていきました。きっとこの綿毛が役立ったのでしょうね。

イメージ 5

カメムシではそのほか、ヒメナガカメムシがいました。

イメージ 6

シラカシの幹にこんなチャタテがいました。チャタテにしては大きめの部類に入ると思います。眼が小さいので、♀かな。

イメージ 7

横からも撮ってみました。この写真から翅脈を調べることができます。

イメージ 8

翅脈の名称は次の論文を参考にしてつけてみました。

K. Yoshizawa, "MORPHOLOGY OF PSOCOMORPHA (PSOCODEA: 'PSOCOPTERA')", Insecta Matsumurana New Series 62, 1 (2005). (ここからダウンロードできます)

ここで、後小室があること、CuA1とM脈に共通の部分があることなどから、チャタテ科であることは確かそうです。チャタテ科の種への検索表は次の論文に載っています。

富田康弘、芳賀和夫、「日本産チャタテムシ目の目録と検索表」、菅平研報12、35 (1991). (こちらからダウンロードできます)

ただ、検索表で調べてみると、Psocidus属辺りにたどり着くのですが、そこで、どれにも該当しなくなって迷子になってしまいます。やむを得ず、吉澤氏の論文に載っている翅の模様で調べてみると、Psocus sp.とよく似ていることがわかりました。確かに、富田氏の検索表にはPsocus属は載っていないですね。

吉澤氏のホームページにはChecklist of Japanese Psocopteraが載っていますが、そこではPsocus属はP. bipunctatusだけが載っています。さらに、この学名で検索をしてみると、イギリスのNational Barkfly Recording Scheme (Britain and Ireland)というホームページにこの種が含んだ絵解き検索表が載っていることが分かりました。その検索表を試してみると、確かにP. bipunctatusにたどり着きます。ポイントは翅の模様とCuA1脈の最初の部分と次の部分の長さが最初の方が長いという点でした。合っているかどうかは分かりませんけど・・・。未記載種があるかもしれないので、たぶん、Psocus bipunctatusか、その周辺の種ではないかと思っています。

イメージ 9

イメージ 10

桜の木の幹にはこんなハエが2匹ほどいました。眼の模様が面白いですね。これは以前も見たことがあるのですが、ムラクモハマダラミバエだと思います。これがミバエ科だとは信じられないですけど。そういえば、以前もそう思って翅脈を調べたのでした

イメージ 11

これはアシナガバエなのかな。そういえば、一週間前に頼んだ「ハナアブ」、まだ届きません。

イメージ 12

そして、これはシオヤアブ。長くなったので、虫はこのくらいで止めておきます。

イメージ 13

イメージ 14

今日の花はこんな花です。道端に咲いていました。たぶん、帰化植物だと思って、「日本帰化植物写真図鑑」で調べてみると、確かに載っていました。ハゼランというスベリヒユ科の植物でした。西インド諸島原産で明治年間に導入されたようです。

この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事