廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

全体表示

[ リスト ]

家の近くのむし探検 第102弾

7月7日に公園で虫探しをした結果の続きです。この日もいつものようにツツジの葉っぱを何度も探し回って、そろそろ帰ろうかなと思ったときに変わった虫に出会えました。

イメージ 1

イメージ 2

ナナフシです。以前、林の入り口で見つけたナナフシとは触角の長さがだいぶ違います。以前の写真も載せてみます。

イメージ 3

これは前脚を前に伸ばしているところの写真ですが、触角はそれよりも少し長いくらいです。学研の生物図鑑によると、触角の長いのがエダナナフシ、短いのがナナフシだと書かれていました。したがって、以前見たのはエダナナフシ、今回のがナナフシということになります。「原色昆虫大図鑑III」のナナフシの欄には、触角の長さが♂では体長の約1/3、♀では前脚腿節の長さの1/2よりわずかに短いとのことなので、これは♀の方ですね。(追記2016/08/01:菅井 桃李さんから、 「ナナフシ(ナナフシモドキ)は、基本的に単為生殖なんで、オスはそうそう見付からないと思いますが、気を付けてみます。個人的にはRamulus irregulariterdentatus (Brunner von Wattenwyl, 1907)、Baculum irregulariterdentatum (Brunner von Wattenwyl, 1907)、Baculum elongatum (Thunberg, 1815)
の3つの学名のどれが適当かよく分からない虫と言う印象です。」というコメントをいただきました


さらに、「大図鑑」に載っているナナフシ目の一般的説明を読むと、「前胸部は極めて短く、ほぼ頭部と等長。中胸部は極めて長く伸長する特徴があるが、つづく後胸部は短く、通常、腹部第1節と癒合している」とのことです。せっかくですから、この辺りを調べてみました。

イメージ 4


前胸が短く、頭部とほぼ等長、中胸が極めて長いというのはよさそうです。後胸が短いというのは中胸に比べてという意味かな。腹部第1節と癒合しているという部分については、節になっていない線が入っているので、ここが癒合部かもしれません。

イメージ 5

これは裏側から撮ったものですが、「大図鑑」にある「前脚腿節下面にある三角形葉片列」というのはこれのことみたいです。

イメージ 6

さらに、「頭部背面にある2個の微棘」というのはこの写真に見られるものだと思います。それにしても、口肢を上に巻き上げるようにしていて何だか変ですね。なぜ、「七節」というのかについては、以前、調べたことがあったので、そちらを参照して下さい。結局、よく分からなかったのですけど・・・。

そのほかの虫たちです。

イメージ 7

ヒシバッタがいました。後脚腿節の末端近くに切目が見えないので、これは幼虫かもしれません。以前、ヒシバッタの検索をしたことがあったのですが、それに倣って今回も検索をしてみました。この写真だけでははっきりしないところがあって怪しいのですが、以前と同じハラヒシバッタあたりの種になりました。もう一度、ちゃんとやってみたいですね。

イメージ 8

これはヒメクロゴキブリでしょうね。マンションではほとんど見なかったのですが、公園ではちょくちょく見ます。

イメージ 9

ルリチュウレンジが産卵をしているみたいです。葉裏を確かめればよかったのですが、ハチにずっと見張られていて・・・。

イメージ 10

この鋭い眼をしたハチ。たぶん、アカガネコハナバチだと思います。

イメージ 11

カマキリの幼虫、だいぶ大きくなってきました。裏返さなかったので、種はよく分かりません。

イメージ 12

イメージ 13

これは以前、カシルリオトシブミとした種だと思ったのですが、ツツジの葉っぱを食べています。「原色日本甲虫図鑑IV」によると、カシ、フジ、タデに多いとのこと、違う種なのかなぁ。(追記2016/08/01:菅井 桃李さんから、「忘れてましたが、カシルリオトシブミはブナ科、マメ科、タデ科、バラ科、シソ科、キク科、ツツジ科、ブドウ科など、かなりいろいろ食べてますね。今日はメマツヨイグサの葉上で見付けましたよ。」というコメントをいただきました

イメージ 14

このクダアザミウマはカメラに取り付けた「影とり」に止まってしまいました。仕方なく、「影とり」を外して撮影したら露出オーバーだったですね。今年はアザミウマを調べる予定だったのに、水漏れ騒ぎでなんだか余裕がなくなってしまいました。今は、家具のなくなってがらんとした部屋でブログを書いています。

イメージ 15

最後は花の代わりにツバメシジミでした。

この記事に

閉じる コメント(3)

ナナフシ(ナナフシモドキ)は、基本的に単為生殖なんで、オスはそうそう見付からないと思いますが、気を付けてみます。

個人的には
Ramulus irregulariterdentatus (Brunner von Wattenwyl, 1907)
Baculum irregulariterdentatum (Brunner von Wattenwyl, 1907)
Baculum elongatum (Thunberg, 1815)
の3つの学名のどれが適当かよく分からない虫と言う印象です(笑)

2016/7/11(月) 午後 9:00 [ 菅井 桃李 ] 返信する

忘れてましたが、カシルリオトシブミはブナ科、マメ科、タデ科、バラ科、シソ科、キク科、ツツジ科、ブドウ科など、かなりいろいろ食べてますね。
今日はメマツヨイグサの葉上で見付けましたよ。

2016/7/11(月) 午後 9:03 [ 菅井 桃李 ] 返信する

顔アイコン

ナナフシはだいたいは単為生殖なのですか。なるほど。それで♀ですか。ナナフシ自体を見る機会が滅多にないので、♂には出会えないかも。学名がいろいろあるのですね。何だったか忘れてしまったのですが、最初に間違ったラテン語でつけられた学名とそれを訂正した学名の二つが使われているというのがありましたね。

カシルリオトシブミはなんでも食べるのですね。どうも名前の「カシ」に引きずられてしまってすぐに疑問に思ってしまいます。

2016/7/12(火) 午前 6:06 [ 廊下のむし ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事