廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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家の近くのむし探検 第108弾

8月1日から始まる写真展(?)に展示する手作り図鑑を新たに作ろうと思って、この2日間頑張っていました。今回は写真だけの簡易版図鑑だけでなく、詳細版の図鑑(?)もできたところまで展示しようと思ってまとめてみました。簡易版については甲虫2冊が新たにでき、詳細版は鱗翅、トンボ、甲虫を除いてb5版600ページにもなってしまいました。こんなに厚いと製本は大変だし、まだ、未完成なのでファイルにでも綴じようと思ってファイルを探してみました。学校プリント用ガバットファイルという800枚も綴じることのできるファイルがあることが分かり、早速、注文しました。昨日、600ページを普通紙に片面印刷して、ガバットファイルで綴じてみました。まるで、事典です。これはたぶん、誰も開かないですね。でも、いいんです。自分の備忘録としては十分ですので・・・。

というわけで、虫の名前調べの方が滞ってしまいました。一昨日、たまには違う場所に行ってみようと思って、例の林の入り口に行ってみました。いつもの公園の植え込みと違って、何となくワイルドですね。ムカデがいたりして・・・。今回はそのとき見た「むし」のうち、バッタ、カメムシを紹介します。

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フキバッタがいました。この間まで幼虫ばかりだったのですが、いつも間にか成虫になっていました。結局、どの幼虫がどの成虫になるかは分からなかったですね。腹部先端の構造を見ると、これは♂です。♂なら分かるかもと思って図鑑で調べてみました。まず、私の住む大阪北部にいそうなフキバッタはダイリ、キンキ、オマガリ、ヤマト、ヒメあたりです。分布で限定するのは本当はいけないのですけど、ちょっと目安に書いてみました。それでも5種ほどはいます。いずれにしても腹部先端の構造に特徴があるので、その部分を拡大してみます。

イメージ 2

「バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑」、「検索入門セミ・バッタ」のいずれもこの部分の絵が出ています。いろいろと見ていると、ポイントとなるのは、生殖下板の形、尾毛の形、それに、背縁突起の有無などです。この個体の特徴は尾毛がほとんど90度に近く曲がっていて、先端が黒いことです。また、背縁突起があります。こんな特徴を手掛かりに見ていくと、ほぼユニークにオマガリフキバッタになります。「バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」にはフキバッタ亜科の属への検索表が載っています。この写真だけでも結構検索ができて、オマガリの入っているミヤマフキバッタ(Parapodisma)属になりそうです。これについてはまた今度載せます。

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バッタではこんなバッタがたくさんいました。ササキリの幼虫だと思っているのですが、どうなるでしょう。といっても結局はよく分からないと思いますが・・・。

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花と一緒に撮るとちょっと絵になるでしょう。

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グンバイムシがいました。こんな形のは初めてです。「原色日本カメムシ図鑑第3巻」で探してみると、コリヤナギグンバイに似ています。図鑑の写真とはちょっと暗色の部分の位置が違うような気がしますが、少なくともその近縁種だと思います。形が面白いからか、ぶるぶる震えるような動きが面白いからか、何となくグンバイムシは写真の対象としては気に入っています。(追記2016/08/01:おちゃたてむしさんから、「6・7枚目のグンバイはクチナガグンバイだと思います。カメムシ図鑑のは小さくて分かりにくいですが、ネット上で写真が結構見られます。」というコメントをいただきました。カメムシ図鑑の写真を見ても、クチナガグンバイの色合いがだいぶ違うので、見過ごしてしまったようです。検索表を見ると、口吻が長い、翅を閉じた状態での前翅の幅が前胸背の約2倍というところがクチナガグンバイの見分けどころみたいです。上の写真を見ると、確かに幅が広いですね。ここに気が付けばよかったのですけど、コリヤナギグンバイの写真があまりにも大きすぎて、それにとらわれてしまいました。どうもご指摘有難うございました

イメージ 8

たぶん、アミガサハゴロモの幼虫だと思うのですが、葉に止まっているこんな姿をよく見ます。クモの巣か何かに擬態しているのでしょうか。

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この日はその親の方も2匹見つけました。形がまったく違いますね。でも、虫はみんなそうですね。毛虫が蝶になったり、ヤゴがトンボになったり・・・。

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マエジロオオヨコバイも近くにいました。後脚でしきりに翅の裏側をこすっています。何をしているのでしょう。

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後はクサギカメムシの5齢幼虫と、

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ケブカヒメヘリカメムシでした。

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頑張ってますね😊
展示会の準備も毎日の観察もご苦労さまです。ササキリの幼虫はこんなに茶色いのにどうやって緑色に変身していくんだろう…

2016/7/20(水) 午前 5:57 [ toko ] 返信する

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こんにちは。展示会の準備がなかなか進まないので、ちょっといらいらしています。今日、やっと紙やらインクやらを注文したところです。間に合うとよいのですけど。

本当にササキリなのかはわかりません。大きくなっていくところをずっと見ていくとよいのですが、ある日突然成虫が出てきてという感じなので、果たしてわかるかどうか。以前、バッタの体色変化の論文を読んだことがあったのですが、緑にするホルモンと、黒にするホルモンがあるみたいです。黒にするホルモンの量により、黒、褐色、茶色、紫まで変化したと書いてありました。砂地で育つと褐色、草の中で育ったのは緑という具合です。幼虫がなぜこんな色をしているのかは興味ありますね。

2016/7/20(水) 午前 9:34 [ 廊下のむし ] 返信する

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遅いコメントですみません。6・7枚目のグンバイはクチナガグンバイだと思います。カメムシ図鑑のは小さくて分かりにくいですが、ネット上で写真が結構見られます。 削除

2016/7/23(土) 午後 10:16 [ おちゃたてむし ] 返信する

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おちゃたてむしさん、お早うございました。

やはり違っていましたか。カメムシ図鑑の写真を見ても、クチナガグンバイの色合いがだいぶ違うので、見過ごしてしまったようです。検索表を見ると、口吻が長い、翅を閉じた状態での前翅の幅が前胸背の約2倍というところがクチナガグンバイの見分けどころみたいです。上の写真を見ると、確かに幅が広いですね。ここに気が付けばよかったのですけど、コリヤナギグンバイの写真があまりにも大きすぎて、それにとらわれてしまいました。どうもご指摘有難うございました。ネットで検索すると、おちゃたてむしさんのブログが真っ先に引っかかりました。

2016/7/24(日) 午前 5:15 [ 廊下のむし ] 返信する

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