廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 第957弾

足を骨折して1週間になる今週初め辺りから、ぼちぼち外に出かけ始めました。まだ、距離を歩くときは松葉杖が必要なのですが、近くならかかと歩きで何とか動くことができます。それで、今日はカメラを持って、マンションの廊下の20mばかりの範囲で虫を探してみました。もう少し遠くまで歩けたのですが、撮影始めると夢中になってしまい、骨折していることを忘れてしまうので、かえって危ないかなと思ってこのくらいで止めておきました。

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手すりに虫が止まっていたので撮ってみたら、いつも見ているシダカスミカメ亜科のMansoneilla shihfanaeでした。カメムシがこんな止まり方をすることがあるのかなぁ。びっくりです。

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次はツヤアオカメムシ。20mほどの範囲で大きな虫はこれ1匹でした。

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チャタテがいました。過去の写真を調べてみると、ずいぶん昔に見たチャタテと似ています。その時はチャタテ科のオオスジチャタテとしたのですが、合っているかなと思って少しだけ検索を試みました。

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まず、私が作ったいい加減な科の検索表で調べてみました。取り消し線は本州に分布しない科です。調べるにはとりあえず翅脈が必要です。

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それで、以前と同様に翅脈に名称をつけてみました。上の写真から跗節が2節であることはすぐに分かります。さらに、後小室があって、その一辺がCuA1脈とM脈が融合して作られています。これからチャタテ科であることが分かります。次にチャタテ科の種の検索表を次の論文で調べてみました。

富田康弘、芳賀和夫、「日本産チャタテムシ目の目録と検索表」、菅平研報12、35 (1991) (ここからダウンロードできます)

オオスジチャタテ Psococerastis kurokianaになるかどうかは次の項目を調べなければなりません。

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これらを写真で見ていきます。①の小顎鬚はよく分かりません。後半の触角の長さを測ってみました。

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測定してみると、触角の長さは前翅長の1.52倍になりました。もう一つの選択肢が1.5倍以下だったので微妙な数字です。ただ、もう一方の選択肢を選ぶと翅の色が違ったりで該当する種がなくなります。それで、約2倍に無理やり入れて次に進みます。

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先ほどの翅脈の図に各項目を入れてみました。ちょっとはっきりしないところもあるのですが、②から⑤まではほぼ満足されているようです。ということで、やはりオオスジチャタテ Psococerastis kurokianaでよいのかなと思いました。

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次はクロバネキノコバエの仲間。

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これはチョウバエみたいですが、何だろう。

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アリは採集しないと分からないので、一応、捕まえました。今度調べてみます。廊下のわずか20mほどの範囲だったのですが、そこそこ虫がいました。これからも時々、こんな虫探しをしてみようと思っています。

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