廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

全体表示

[ リスト ]

先日、マンションの廊下でキノコバエを見つけました。キノコバエはまだ調べたことがなかったし、翅に模様があったので、ひょっとしたら名前が分かるかもと思って採集しました。

イメージ 1

採集したのはこのキノコバエです。キノコバエは名前の通り、幼虫がキノコ内部で暮らすハエの仲間です。

最近は検索する前に各部の名称を調べることにしています。こうすることで各部の特徴を把握することができ、写真も準備できるので検索にも役に立ちます。そこで、今回も各部の名称を調べてみました。

G. E. E. Soni, J. R. Vockeroth, and L. Matile, "A. 4. Families of Sciaroidea", in "Contribution to a manual of Plaearctic Diptera with special reference to flies of economic importance, Appendix", Science Herald (2000). (ここからpdfが直接ダウンロードできます)

参考にしたのはこの文献です。分からない部分も多いので、結構、いい加減に名付けているところもあります。そのつもりで見ていただけると幸いです。

イメージ 2

まず全体像です。体長は3.9mmでした。触角が結構太いことと、脚の基節(白い部分)が大きいのが目立ちます。翅は全体にくすんでいて中央より翅端側に黒い横帯があります。また、後腿節の先端と脛節基部が黒いですね。

イメージ 3

これは頭部を前から写したものです。ちょっと変わった感じの顔をしています。この広い部分が本当に頭盾なのか悩んでいますが・・・。

イメージ 4

これは後ろから撮ったものです。単眼は2個見えています。fr furはfrontal furrowの略ですが、何と訳してよいのか分かりませんでした。全体になんか毛むくじゃらの感じです。

イメージ 5

触角は数えてみると16節ありました。

イメージ 6

これは中胸背板を撮ったものです。暗褐色の縦帯が目立ちます。一応、中刺毛や背中刺毛列も見られますが、何が何だか分かりません。

イメージ 7

これはもう少し拡大したものです。

イメージ 8

これは胸部側面の写真です。略称は先ほどの文献に倣いました。

イメージ 9

日本語の名称を「原色昆虫大図鑑III」で探して埋めました。tg1の1は第1節、cx1とpreepst2の1と2はそれぞれ前脚、中胸の意味です。

イメージ 10

これは少し後ろ側から写したところです。mtgは中央背板、ltgは側背板で、共に後胸背板の一部です。mtgは無毛、ltgには毛が生えていますが、検索では重要な項目になってきます。

イメージ 11

これはその部分をさらに拡大したものです。

イメージ 12

次は翅脈です。翅脈の名称は先ほどの文献を参考にしました。このキノコバエの翅脈はいろいろと変わっています。M1脈やCuA1脈の基部が途切れたようになっていますね。

イメージ 13

これは腹部背面の写真です。

イメージ 14

そして、これは側面から撮ったところです。tgは背板、stは腹板を示しています。

イメージ 15

最後は腹部末端です。これは背面からの写真です。

イメージ 16

そして、これは側面から。たぶん、こんな形状の腹部末端を持っているのは♀かなと思っているのですが・・・。

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事