廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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廊下のむし探検 雑談

雑談1)「Yahoo!ブログ サービス終了」によって、これまで出してきた約2万枚の写真にそれぞれの日のブログとその中の写真にリンクするようにしていたデータベースがすべて無駄になってしまうかもと思って非常なショックを受けていました。たとえ、ブログを移行しても、移行先の写真にまたリンクをつけ直すとすれば、いったいいつまでかかるか分かりません。いろいろと考えた挙句、結局、公開するのをやめて、今のYahoo!ブログをすべて自分のパソコンにダウンロードして、ブログを指定する7桁から8桁の番号をファイル名にしてセーブすると、データベースに使っているEXCELの式を少し変形するだけで対応できることが分かりました。ただ、ブログが2200件もあって、それをセーブするときにいちいちファイル名を変更しなければならないのでかなり大変な作業になります。そのようにブログに書いたら、その記事を読まれたそらさんからはEXCELのVBAを使って自動的にリネームしてくれるプログラムを開発してくださるといっていただき、今は快適にセーブできるようになりました。ブログをセーブするとfilesという拡張子のついたフォルダにブログに出した画像もセーブされるのですが、そのファイル名が変わってしまうというトラブルも起きたのですが、別フォルダに画像だけをセーブできるプログラムもつくっていただき、問題は総て解決いたしました。そらさん、本当にありがとうございました。今は、画像はすべてダウンロードしてしまい、ブログの方は約半分の1000件ほどセーブできた状態です。でも、これで、とりあえず一安心です。(追記2019/03/08:テスト的にEXCELの式を修正して、データベースの一部を復元してみました。今のところ、うまくいっています。よかった!

雑談2)「Yahoo!ブログ サービス終了」問題が少し落ち着いてきたので、手作り図鑑の方をまた作り始めたのですが、甲虫はもう少し調べないとどうしようもないことが分かってきました。それで、少しハムシから調べ直すことにしました。今日はこの間採集したカサハラハムシ類について調べてみました。

イメージ 1

これは2月20日に見つけた個体です。カサハラハムシ類については以前調べたことがありました(こちらこちら)。この時は亜科と属の検索を行い、無事にカサハラハムシ属 Demotinaにはなったのですが、その後の種群、種の検索で苦労し、結局、本州にはいないクシバアラゲサルハムシ serriventrisになってしまいました。

それで、今日はもう一度この写真の個体を使って調べてみました。以前も書いたのですが、Demotinaの種群の検索は次のような手順で行います。

イメージ 2

つまり、例えば、カサハラ種群カサハラ種亜群に至るためには①、②、③の特徴を調べないといけないということになります。文献によって調べる特徴が若干異なるので、それらをまとめてみると次のようになります。

イメージ 3

ここで引用した文献は以下の通りです。

[1] S. Kimoto, "The Chrysomelidae of Japan and the Ryukyu Islands. IV", J. Fac. Agri., Kyushu Univ. 13, 235 (1964). (ここからダウンロードできます)
[2] M. Isono, "A Revision of the Genus Demotina (Coleoptera, Chrysomelidae) from Japan, the Ryukyus, Taiwan and Korea, I", Jpn. J. Ent. 58, 375 (1990). (ここからダウンロードできます)
[3] M. Isono, "A Revision of the Genus Demotina (Coleoptera, Chrysomelidae) from Japan, the Ryukyus, Taiwan and Korea, II", Jpn. J. Ent. 58, 541 (1990). (ここからダウンロードできます)

①と②は比較的に簡単に調べることができ、この個体はカサハラ種群であることはすぐに分かります。次の③の「歯車状装飾」について前回はこれを「有」としたために、フタモンアラゲ種亜群になり、最終的にシバアラゲサルハムシ serriventrisになってしまいました。それで、この辺りをもう一度調べてみました。

イメージ 4

これは鞘翅をちょっと開いて腹部末端を腹側から撮影したものです。周辺部分にはあまり構造が見えないのですが、よく見ると細かい凸凹があります。

イメージ 5

これは少し斜めから撮ったものですが、黒矢印で示した部分では縁が少しがたがたしています。ちょうど歯車の歯のようなので、以前は「歯車状装飾」は有りにしたのですが、今坂氏のサイト[4]に載っている写真を見比べてみると、もう少し先のとがった突起が密に出ているような感じがします。たぶん、この程度の凸凹は装飾なしとすべきだったのではと考え、その先の検索をしてみました。その結果、ごくごく当然なカサハラハムシ modestaになりました。たぶん、今回の検索の方が合っているのではと思っています。顕微鏡写真を何枚か撮ったので、詳細はまた今度載せることにします。(追記2019/03/08:体長がえらく小さいので、おやっと思って触角を見ると、触角第2節の方が第3節より長そうなので、どうやらチビカサハラハムシ decorataの方ではないかと思われます

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こんばんは、

お役に立てて良かったです!
この手の、単調な作業の繰り返しはパソコンに任せるに限ります(^^)。

2019/3/8(金) 午後 9:02 [ そら ]

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いろいろと有難うございました。お陰様でうまくいきそうです。

2019/3/8(金) 午後 9:40 [ 廊下のむし ]


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