廊下のむし探検

このブログではマンションの廊下にでてくる「むし」の紹介とカメラを使ったちょっとマニアックな趣味を紹介します

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家の近くのむし探検 第65弾

先ほどに続いて、3日前の公園でのむし探しの結果です。

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こんなごみの山を背負ったクサカゲロウの幼虫が2匹いました。頭の模様が同じなので、同じ種類でしょう。この部分を拡大してみます。

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この模様を手掛かりにして、千葉大のサイトや「日本産幼虫図鑑」を探してみました。何となく、シロスジクサカゲロウという種に似ている感じです。でも、この種の成虫は見たことがありません。どんなクサカゲロウなのかなと思って、次の本を見てみました。

S. Tsukaguchi, "Chrysopidae of Japan (Insecta, Neuroptera)", Osaka (1995).

アペルトクサカゲロウ属という聞いたことのない属です。シロスジクサカゲロウの成虫は顔に二つの黒点があって、フタモンクサカゲロウとクロヒゲフタモンクサカゲロウの間くらいの感じの種です。これならこれまで見ても見過ごしているかもしれないと思って、過去の写真を見てみたのですが、やはり該当する種はありませんでした。それにしても、どうして検索で引っ掛かったことがないのだろうと思って、上の本に載っている成虫の検索表を見直してみたのですが、アペルトクサカゲロウ属がこの検索表には載っていませんでした。抜け落ちたのか、故意に省いたのかはよく分かりませんが、やはり入れておく必要があるかなと思って、種の説明を読んで、検索表に加えてみました。

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これはクサカゲロウ族成虫の検索表ですが、最後のところにアペルトクサカゲロウ属が加わることになりました。今のところ、ここから先は個別に調べていく必要がありますけれど・・・。

ところで、この本には幼虫の検索表も載っているので見てみました。こんな風にごみを背負っている種は、クサカゲロウ族ではクリソトロピア属、ニセコガタクサカゲロウ属、コガタクサカゲロウ属、アペルトクサカゲロウ属の4属でした。その先は体に生えている剛毛の数とか向きとかを調べなければならないので、どうやら採集必須みたいです。採集しても、このごみは簡単に取れるのかなぁ。

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ヤブキリもだいぶ大きくなってきました。もう翅が生えています。

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いつもと違うカマキリがいました。ネットで調べると、コカマキリの幼虫みたいです。

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こちらはいつものオオカマキリの幼虫かな。

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後は、甲虫です。「日本産コガネム上科標準図鑑」を見ていくと、アオウスチャコガネに似ています。図鑑によると、似た種にキスジコガネがいるそうですが、後者は前胸背板が黄白色の長毛で覆われているというので、ここは前者でよいのではと思っています。

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ハナノミが2匹いました。たぶん、同じ種だと思います。「原色日本甲虫図鑑III」で見ると、キンオビハナノミかなと思ったのですが、ハナノミはみな似ているので自信はありません。

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それに、最近よく見るセマダラコガネ

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キイロテントウは何時撮っても可愛いですね。

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これはヒゲナガウスバハムシかな。

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これはこの間見た模様から判断するとダンダラテントウの蛹かな。

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最後はハチです。これは何だか分かりません。

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「日本産幼虫図鑑」を見ると、ルリチュウレンジの幼虫に似ていますね。ツツジの植え込みにはルリチュウレンジの成虫がいっぱいいるのですが、図鑑を見ると、幼虫の食草がツツジ属なのですね。それで納得しました。
家の近くのむし探検 第64弾

今日も家の近くの公園に行ってしまいました。ということで、早く3日前の写真を整理しなくちゃと、慌てて調べ始めました。出かけるのはよいけど、後の整理が大変ですね。

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普通に歩いていると、小さな蛾の存在はほとんど気が付かないのですが、こういう風にひとところでじっくり時間をかけて見ていると、葉の表や裏にいろいろな蛾が止まっているのに気が付きます。蛾はこうやって観察すればよいみたいですね。上はフジフサキバガ、下はカバイロキバガではないかと思います。

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ハマキガは特にたくさん見られます。でも、どれも似ていて、いつも写真を見てうーんとうなっています。一番上はミダレカクモンハマキ♀ではないかと思いました。次は、costal fold(前翅前縁で折れ曲がっているところ)がかなり大きいので、シリグロハマキ♂かなと思いました。最後はプライヤハマキではないかと思います。

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アオシャクも難しいですね。これは尻尾がかなり伸びているので、ツバメアオシャクの仲間だと思われます。外縁に赤紫色の筋が入り、縁毛は黄褐色です。こんなところから、ヒメツバメアオシャクかなと思ったのですが、どうでしょうね。

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外横線がはっきりしているので、ウスキヒメシャクかなと思いました。

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これはモンクロベニコケガという蛾です。実は、初めて見た蛾でした。撮影しているときは、いつも見ている蛾かなと思ってあまり注目しませんでした。

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これはヘリスジシャチホコ。やっとちょっと大きめの蛾に出会えました。

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蛾の最後はウスキコヤガでした。この日は2匹いました。

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不気味な感じのするアブですね。オオイシアブというようです。近づくとすぐに飛び出し、またすぐにツツジの植え込みの葉に止まるのですが、必ず植え込みを背にして止まります。何だか見張られているようで・・・。

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間違って普通のハエも撮ってしまった。ヤドリバエかな。

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前脛節の外側の刺が長くて、内側が短いですね。似たような刺を持つ♀が前々日に見られましたが、たぶん、同じ種でしょうね。トゲナガアシブトケバエかなと思っています。

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帰ろうとしたときに奇妙なハエを見つけました。こんなハエです。こういう変わったハエはきっと画像検索をするとすぐに出てくるだろうなと思って検索してみると、ツヤホソバエ科のヒトテンツヤホソバエという名前がすぐに出てきました。この名前で検索すると、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」の記事が引っ掛かりました。翅に黒点のあるのは10種ほどあるみたいです。「日本昆虫目録第8巻」によると、ヒトテンツヤホソバエが属するSepsis属には14種載っていて、そのうち本州には7種分布しているようです。網を持っていなかったので、ビニールの小袋で採集しようとしたら逃げられてしまいました。また、出会えるかな。

蛾とハエばかりじゃ、味気ないと思って公園で花を探してみたのですが、もうほとんど写しつくしたみたいですね。残りは地味な植物ばかりになってしまいました。

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イグサ科のクサイです。今は公園中がこの植物とニワゼキショウ、シロツメグサで覆われています。

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