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秩父でない某農協で聞く 18・10・30
・農地というのは誰でも買って農業ができるものかと聞くと、農地には市街化地域の農地と調整地域の農地がある。市街化地域の農地は誰でも買えるが、調整区域はむつかしい。土地売買も農家同士のはあるが、農家以外の人が買った例は聞かない。(どうも法律的には可能だが、運用で役所が禁じているということかもしれない)
・畑地の中に鉄工所などの会社があるが、あれはどういうことかと聞くと、既存宅地といって、前に豚舎や牛舎などの建物があれば、工場に転用できる。見ればわかるが、そういう工場はだいたい道のそばにある。なにもない畑や田んぼに工場を建てるのは無理。
・畑で作業している女性は、中年か高齢者ばかりで若い女性は見ない。嫁不足で若い女性が少ないというが、それだけではなさそうだが?と言うと、若い嫁は、家事や育児をして農作業はしない。農作業は亭主と舅姑の仕事ということ。では、いつまで経ってもしないのかと聞くと、「欲」の問題だとのこと。子どもが大きくなって、欲が出てくれば畑にでて農業をするようになるし、欲がないといつまでたってもしないだろう、とのこと。ちなみに若い嫁が農作業免除の習慣ができたのはかなり前からのことだという。
・農家は勝手に農産物を市場に持っていって売れるのかと聞くとそうだということ。口に入る物がそれで大丈夫かと聞くと、今は生産履歴を添付するし、出荷物の抜き取り検査もしているから大丈夫とのこと。
・農家のもうけを聞こうと、例えばスーパーで100円で売っているほうれん草で、農家の取り分はどのくらいかと聞いたところ一概には言えないとのこと。一般的に小売り店の価格は、多少の変動はあるがおおむね高値で維持されている。だから、80円で仕入れても売値は100円。50円で仕入れてもスーパーは100円で売っている。したがって、農家の「利益は小売り価格からはわからないとのこと。
(私はお金もうけというのが何とも不思議な人間活動に思え、古今の金持ちになった人を調べたことがあります。すると小売業でもうけた人はすべて仕入れに力を注いでいます。今の三井を作った江戸時代の三井高利なども、東京店の販売は息子たちにまかせきり。自分は京都に居ずっぱりで仕入れに没頭しました。確かに、小売りの価格はどの店も似たようなものですから、儲かるか儲からないかは仕入れで決まります。こういうのを、利は元にあり、というのだそうです。)
・あちこちに耕作放地があるが、あれは名目上はどうなっているのかと聞くと、たぶん畑になっているとのこと。
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農家に嫁さんが来たがらない。そこで中国から日本に嫁さんを紹介する仕事をしている中国人女性に機内で話を聞いたことがある。非常に繁盛しているとのこと。
スーパーに卸す野菜の値段は、小売価格の30%くらいではないでしょうか。売れ残り廃棄するものも多いので、このくらいの価格でないと、とてもスーパーの経営は成り立ちません。
道路脇で直売すれば、農家の収入は増えますが、規模は確保できませんね。また、領収書などありませんので、マルマルの儲けになるんでしょうか。ちょっと皮肉かな。。。?!
2009/10/6(火) 午後 2:17