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小鹿野町の畑で会社定年で帰農して4年、夫婦で畑にいた人。18・11・12
タマネギの苗を大きな畑に夫婦で植えていました。こんなにたくさん作ってどうするのかと聞きましたが、とくにあてはないようです。。農協には出荷しないし、店に売るわけでもないといいいます。近くの農作放棄地をさして、ああはしたくない、ということでした。そちらを見ると、背丈の高い雑草が生い茂って確かに荒れ地という感じがしました。
秩父をまわって気づくのは、耕作放棄地が多いのと、ただ意味もなく耕しているとしか思えない農地がたくさんあることです。
秩父の農家は大変だと思います。八百屋に出そうにも、近くの八百屋は全部つぶれたようなことを言いいます。とにかくスーパーに比べると価格で競争にならないということでした。
スーパーについて
八百屋がスーパーに価格で競争できないのは確かなようです。それで私もいろいろ考えてみましたが、どうもスーパーとは町の小売りとは仕組みがちがうのではないか、という気がしています。
ふつうは、大手は大量仕入れで安く仕入れて安く売ると思われているが、そうではないのではないような気がします。たぶん、仕入れ値はスーパーも八百屋もたいしてちがわないような気がします。
にもかかわらず、スーパーが小売値が低いのは、ひとつには、売れ残って廃棄する商品が少ないことがあります。しかしそれ以上に問題なのはスーパーの販売戦略にあるような気がします。
スーパーは野菜や魚の売り上げ利益をたいして期待していないのではないかという気がします。スーパーで見ていると、買い物客は野菜や魚のほかにさまざまな物を買っています。ああいうのを見ると、表現はよくありませんが、野菜や魚は客を呼ぶための撒き餌で、実際は別の商品でもうけるという販売戦略になっているような気がします。
その上、野菜や魚は鮮度が大切という意識を持たせて頻繁に店に来るようにする、それと無農薬とかで地元の小さい農家では生産できず、スーパーの仕入れ網でないと入手できないように思わせる。スーパーはそういうことで成り立っているような気がします。鮮度がどうの、農薬がどうのと消費者が過敏になるのはどうかという気がしています。
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