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「はぁ、はぁ……」
全裸の2人は荒い息を吐き、狭いシングルベッドの上で寄り添いながら、ぐったりとした様子で寝そべっていた。
数十分の短い行為だったけれど、海斗にとっては充実した時間だった。
好きな人と身体を重ねて一つになった瞬間、大波のように押し寄せてきた快感と心の隅々まで行き届いた幸福感は、一生忘れることができないかもしれない。
絶頂の余韻に浸りながらも、まだ翔の暖かさを感じたくて……かたわらで横たわっている翔をぎゅっと抱きしめる。
「すごく……気持ちよかった。癖になりそうなぐらい……気持ちよくて……頭の中が、真っ白になって……自然と声が……」
翔と繋がっていたとき、大きな喘ぎ声を上げていたみだらな自分を思い出し、かぁと頭に血がのぼる。
翔は、羞恥で赤面している海斗に優しく笑みを返し、頬に軽くキスをする。
「俺も、すごくよかった……幸せな気分だったよ……」
二人は、興奮が冷めきらない様子で、お互いの背中に手をまわし、ぎゅっと固く抱きしめ合った。
それはまるで、二人の絆が強く結ばれていることを表しているようだった……
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