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愛は時空を超えて〜☆萌えガク☆
4作目となります。
今回は、戦国武将を小説にもってきました。
というのも、ネットを徘徊(?)していたら武将ブームというものを発見。
でも、ソースは古くて去年(2008年)の日付。
今も続いているの?ブームは……?
とはいえ、武将とか、あまり小説と関係ないです。
小説に織田信長を選んだのも、あるサイトの武将人気投票で上位だったので。それに、一番キャラが濃いのが信長だったので書きやすい
2009/7/6(月) 午前 0:07 [
BL(ボーイズラブ)小説が好きなふつかです。
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丘の上公園の、街が一望できる高台で白木真《しらきまこと》は一人でたたずんでいた。
この公園には、たびたび来ている。高台から展望する街の姿はとても好きだし、歴史が好きな真にとって、戦国時代に、ここで合戦があったと聞かされてから、ますます興味深い場所になってしまった。
今は、学校帰りの夕方。寂しげに沈んでいく太陽を一人で見ていると、つい感傷的になってしまう。
「あーあ、僕にも彼女できないかなぁ」
真は、これまで女の子と付き合ったことがない。内気な性格で、今までずっと、積極的に
2009/7/8(水) 午前 0:41 [
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しかし、すぐに異質なものが視界にはいり思わず足を止める。
普段なら、少しぐらいの珍事を目の当たりにしても足を止めることはない真だけど、目に映ったのは思わず凝視《ぎょうし》してしまうほど奇妙な男の姿だった。
不審者……?
前方には、甲冑を身にまとった武士。せわしく顔を左右に振って、きょろきょろと辺りを伺っている様子が、さらに怪しさを倍増させている。
戦国時代ならともかく、現代において全身に鎧を着込んでいるなんて不審者以外何者でもない。
怪しい男は、警戒の目で見つめてい
2009/7/9(木) 午前 0:46 [
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自宅に着くと、すぐさま自分の部屋に戻ってドアを閉め、ふぅと緊張から解かれた息をついた。
真が、カーペットの敷かれた床にそのまま座ると、汚れた男もあぐらをかいて座った。
改めて武士の格好をした男をまじまじと見る。
変なやつ。
自宅に戻るまで、どれだけ奇異な目で見られたのだろう。
薄汚れた格好のうえに鎧と兜といった身なり。自分の後ろについてくるこの男のせいで、人とすれ違うたびに痛いほど視線を浴びてしまい、顔から火がでるほど恥ずかしい思いをした。
「あのぅ……」
2009/7/10(金) 午前 2:13 [
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真は大きく息を吸って、驚きのあまり言葉を失った。
織田信長――戦国時代の代表的な武将。冷酷非情で気性が激しいと、なにかの本で読んだことがある。けれど、目の前の男からはそんなオーラは感じない。
「これ……脱いでいいか?」
「…う、うん」
身につけている甲冑を指した信長にうなずいた真は、動揺しながらも視線を前に見据える。
歴史に名を残した織田信長という人物をしっかり見てみたい。
真は、すっかりこの男の話しを信じていた。男の、光を宿している瞳はとても冗談やでたらめを
2009/7/11(土) 午後 4:10 [
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「服……あるか?」
突然、背後から声をかけられて、不意を突かれた真は慌てて本をパタンと閉じる。
振り返れば、裸にタオルを腰に巻いただけの信長が部屋のドアの前でじっと立っていた。
「え……と、すぐ用意するね」
真は、いそいそとたんすの引き出しを開けて、自分のズボンと開襟シャツと、少しためらいながら下着を取り出すと信長に手渡した。
幸い、信長は真の身長と同じぐらいだ。服のサイズは、たぶん大丈夫だろう。
「へんな服だな」
いぶかしげな表情でシャツの袖に腕を通す
2009/7/13(月) 午前 7:38 [
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「信長……」
落ち込む信長に声をかけてやりたかったけれど、元気づけさせてやる気の利いた言葉が見つからない。
二人の重い空気を抱えながら、夜は更けていった。
朝、目が覚めると、昨日の出会いが夢の出来事のように思えた。
寝起きのはっきりしない頭でベッド脇に目をやると、床に敷いてあったはずの布団がすでにたたまれている。
昨日の夜、信長にベッドを譲ろうとしたけれど本人はかたくなに遠慮して。
根負けした真は仕方なくいつも使っているシングルベッドで、そして信長は床
2009/7/16(木) 午後 8:00 [
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どうして僕は、あんなにも必死になって信長を探していたんだろ?
あのとき、僕は信長と別れたくないと思って……。
それは恋心に似た気持ち。
胸の奥からキュンと締め付けられそうな感情が湧き出すと、
真はぶるぶると頭を振って打ち消した。
ばかな。昨日会ったばかりだぞ。
それに、僕の好きな人は春菜さんのはず。
信長に特別な感情を持っているのは、歴史に名を残した人物だから。
そう自分に強く言い聞かせ、無理につくった笑顔で信長を朝食に誘った。
「へぇ。
2009/7/19(日) 午前 0:50 [
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学校へ行く時間が迫っている。
あと5分ほどで、家を出ないと学校が始まる時間に合わない。
真が急いでてきぱきと学校に行く準備をしていると、信長が声をかけてきた。
「なんの準備だ。どこかへ行くのか?」
「学校だよ。普段、僕は学校へ行かなくちゃいけないんだ。この時代の常識さ」
のんびりとしている信長とは対照的に、切羽詰った様子でカバンに必要なものを詰めこんで制服に着替える。
時間に余裕がないのはいつものことだ。
「朝は、いつもこんなに慌しいのか?」
「うん。早く
2009/7/20(月) 午後 6:34 [
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「おはよう」
「おはよう」
学校に近づくにつれ、クラスのみんなと顔を合わせることが多くなり、真はその度に挨拶を交わす。
校門前までくると、真はふっと緊張の色が混じった顔つきになった。
視界に飛び込んできたのは、同じクラスの女子生徒の姿。周りの女子生徒たちのなかでもひときわ輝きを放っている。
ドクンと心臓が大きく脈を打ち、思考が完全に止まりそうなぐらい頭のなかが彼女のことでいっぱいになり、
無意識のうちに足を止め、憧れの眼差しで遠くから見つめた。
「どうしたんだ、
2009/7/23(木) 午後 11:59 [
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「なんて言った?」
「昨日会ったばかりの人間に、そんなこと言われる筋合いはないって言ったんだッ」
秘密を打ち明けてしまったことの苛立ちと、ずっと気にしていたことを信長に言い当てられたせいで、
感情が急激に高ぶり、思わず喧嘩腰の口調になってしまった。
「俺はただ、お前の力になりたいと思って――」
「うるさいよ。僕のことに口を挟まないで。
僕は、信長なんかに力になってほしいなんて思っていないから」
感情を抑えきれず、自分でも驚くぐらいとげとげしく言い放ってしまう。
2009/7/25(土) 午後 11:56 [
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春菜のことを思い出した。
信長の言ったことはもっともなことだ。
いつまでも、胸のなかに好きな気持ちを抱いているだけでは、なんの進展もないだろう。
机ひとつ挟んだ同じ列の席に座っている春菜のほうへ視線を移す。
行儀よく椅子に座り、熱心に先生の話に耳を傾けて懸命にノートに書き込んでいる春菜の姿をうっとりした目で見つめる。
相変わらず、きれいだ。
ため息がでるほど眩しくて、沈んでいた心がぱっと花を開いたように明るくなる。
同じ教室にいるだけで自分の心を癒してく
2009/7/27(月) 午後 11:57 [
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春菜は、激しく気持ちを乱している真のことも知らず、ニコリと笑うと再び前を見た。
そんなさりげない笑顔でさえ眩しい春菜の笑顔。
激しい動悸のなか、信長のことやら春菜のことがないまぜになり、混乱した頭は授業のことなどまったく考える余裕はなかった。
結局、朝のことが頭から離れず、夕方まで引きずることになってしまった。
学校が終わり家に帰ろうと校門の前までくると、見覚えのある人影に気がついて目を向けた。
まだ、この時代の景色に慣れていないのか、きょろきょろと不審者の
2009/8/3(月) 午後 11:17 [
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「真、今朝は悪かった。強く言いすぎてごめん。
でもさ、俺は真のことを思って言ったんだ。なんだか真のことほっとけなくてさ、悪気はなかったんだ。でも、気を悪くしたのなら謝るよ」
素直に謝る信長の姿に、胸が痛む。
信長は僕のことを心配して言ってくれたというのに。
僕、ひどいこと言っちゃったな……。
真の顔に反省の色がでたのか、信長は穏やかに笑みを浮かべた。
精悍な顔つきながらもとげとげしさはなく、優しげな瞳でまじまじと見つめられると、気持ちが洗われていくような気がし
2009/8/8(土) 午後 7:36 [
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「これは……?」
「手紙だ」
「え、僕に手紙?」
まさか信長が、僕に手紙をよこすとは考えもしなかったものだから驚きで目を大きくし、戸惑いのせいで硬直した手で手紙を受け取った。
じっくりと封筒を見つめながら、どうして信長が自分に手紙をよこしたのか不思議に思う。
もしかして……ラブレター?
まさか。そんなこと、ありえない。
気持ちのなかで否定するものの、心の奥では小さな期待感が残っている。
わずかながらも、信長に愛されたいということを望んでいる自分がい
2009/8/14(金) 午後 11:54 [
BL(ボーイズラブ)小説が好きなふつかです。
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おおお〜〜!?!?
もう新作発動なんですね!!!
凄い、嬉しいです〜〜><;
し、しかも今回は戦国物!?
しかもしかも信長って、あの!?!?
うっわ〜〜予想だにしなかった壮大なテーマ!
期待が高まります!!
続き楽しみにしてます〜〜〜
2009/7/5(日) 午前 0:07 [ - ]
すっごーい!!
今度は戦国ものっすか!!!
歴史とか興味ない自分だけどこれ見たら好きになるよ!!
歴史が得意になったらどうしよう♪♪
責任取ってよ〜www(黙れ
てか、毎回毎回『ネコ様』って堅苦しいからネコで良いよ♪
まぁ、ふつか(呼び捨てかいっ!)
…ふつかっちの呼びやすい言い方で良いから♪
信長×●●かぁ…
これから楽しみにしてるよ〜♪
2009/7/5(日) 午前 2:37 [ ネコ ]
おはようございます。
ふつかさん。。。すごい!どんな頭してるんですか!引き出しいっぱいなんですね。尊敬です!
楽しみにしてます!
2009/7/5(日) 午前 6:28 [ 893 ]
かいるさま〜☆
コメありがとうございます。
じつは、戦国物とは関係なかったり……
お話も、とくに壮大ではなかったりと……。
小説の内容は、現代です。
気を大きく持たせちゃって、ごめんなさい。
でも、小説の冒頭のつかみとしては成功だったのかな。
これからも、のんびりと見守ってくださればうれしいです。
ネコさま〜☆
コメありがとうございます。
呼び捨てでいいですか〜?
では、これからお言葉に甘えさせていただきますね。
わたしも呼び捨てでもいいし、呼びやすいほうの言い方でいいです☆
歴史は興味ないんですか?
でも大丈夫。
今回は、歴史とか全然関係ないから♪
いつも、見てくれてありがとね☆
2009/7/5(日) 午後 9:40
893さま〜☆
コメありがとうございます。
お話を考えるのが好きなものですから。
ただ、小説を書く実力はないけれど。
今回の小説も、温かな目で見守ってやってください。
2009/7/5(日) 午後 9:41