|
「真、今朝は悪かった。強く言いすぎてごめん。
でもさ、俺は真のことを思って言ったんだ。なんだか真のことほっとけなくてさ、悪気はなかったんだ。でも、気を悪くしたのなら謝るよ」
素直に謝る信長の姿に、胸が痛む。
信長は僕のことを心配して言ってくれたというのに。
僕、ひどいこと言っちゃったな……。
真の顔に反省の色がでたのか、信長は穏やかに笑みを浮かべた。
精悍な顔つきながらもとげとげしさはなく、優しげな瞳でまじまじと見つめられると、気持ちが洗われていくような気がした。
「僕もごめん……」
真は驚いた。
こんなにも、自分の素直な気持ちが口からでるなんて。
信長の前で、つい心のうちのさらけだしてしまう。
精悍な顔つきに浮かぶ優しい表情。
そんな顔で見つめられては、身も心も委ねてしまいそうになる。
他人に自分の気持ちを言葉にだしたのは、信長が最初ではないだろうか。
ついつい、信長に心を開いてしまう自分にうろたえながらも、真はにこりと笑みを返して微笑みをうかべる信長の顔を見た。
信長……キミはいったい…
ぼぅとして、なにか言っている信長の声も耳に入らず、精悍な顔をいつまでも見つめていた。
「…でさ、真、俺は考えたんだ」
「え、なにを?」
ぼんやりと妄想にふけっていたとこへ、信長に声をかけられて現実に引き戻された。
「ごめん……聞いてなかったんだ」
先ほどまで、信長がなにかを言っていた気がするけれど、考え事をしていた真には耳に入らなかったため、なんのことがわからない。
「これ……」
信長が差し出したのは、なんの飾り気もない封筒だった
・+☆+・
14/50話
□□
□□□
□□□□
これまでのお話しの一覧を見るには、各お話しにある「トラックバック先の記事」から一度1話にお戻りください。
1話にある「トラックバックされた記事」をみていただくと、各お話しの一覧がわかるようになっています。よろしかったらご利用ください
|
仲直りできて良かった良かった^^
んん?でも何の封筒だろ??
続き、待ってます〜〜^▽^
2009/8/8(土) 午後 8:33 [ - ]
かいるさま〜☆
コメありがとうございます。
とりあえず仲直りしました♪
最近忙しくて、小説の更新が滞っています。
ごめんなさい。
封筒は手紙です。
信長は昔の人だから。
口で伝えられない真のために、春菜に渡すラブレターを信長が書いたのですが…
コメありがとうございました。
2009/8/8(土) 午後 10:02