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ジュルっと舌を絡めると、まさむの身体がビクッと強張るのを感じた。
そして、強く舌を強く吸いついた。
どうだ、俺のキスの味は?
勝ち誇ったような、そんな気分に浸りながらまさむの唇をむさぼる。
体も口内もカチカチに固まってしまったまさむの反応に、克己は優越感に浸り余裕さえ感じる。
うっすらと目を開ければ、固くまぶたを閉じたまさむの顔。上気して赤らんだ頬が、目に映った。
(経験者はなぁ、こんなこともできるんだぜ)
気持ちに余裕がでたせいか、意地悪っぽい考えが浮かんだ。
うっすらと目を開けてまさむのシャツのボタンの位置を確認すると、ぷちぷちとボタンをはずしていったのだ。
「うッ……んん」
まさむには、予想もしなかったことに違いない。
まさむの口内の動きが激しく乱れる。克己にボタンをはずされて、気持ちの動揺が現れたのだろう。
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