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混乱したまさむは、口内で絡みついていた克己の舌をスルリとほどけさせた。
それでも、まさむは唇を離すことなくキスの状態で持ちこたえている。
へー。がんばっているじゃん。
激しく動揺しているなか、それでもなんとか口を離さないままでいるまさむに、克己は感心した。
シャツのボタンをすべてはずされたまさむは、のぼせたような顔で突っ立ている。
「キスはどうだった?」
「はい。暖かくて、心地よくて……なんだか、ぼぅとしまいそうになりました」
克己と同学年だというのに、まさむは年上の先輩たちに話すような口調だ。
まあ、エロ系は俺のほうが先輩だけどな。
ファーストキスを終えた優等生くんの目の前にして、心の中ではすっかりと先輩気取りになってしまう。
「ここの調子はどうだ?」
「うわわッ、ちょ……っと」
まさむは、驚きの声をあげた。突然、克己の右手が自分の股間をまさぐったからだ。
しっかりと股間が硬くなっている。右手から伝わるコリッとした固い感触に克己は意地悪な笑みを浮かべた。
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