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まさむは脱いだシャツを軽くたたんで机の上に置いた。
「あの、脱ぎましたけど……」
強張った表情で、克己と目をそらす。
恥ずかしくて、克己と目を合わせることができない。と、いったふうだ。
今度は、克己がまさむの露わになった上半身を観察する。
薄い胸板だけど肩幅が広いせいか、貧相には見えない。
まさむの胸に人差し指を軽く押し当てて、薄い肌の上をなめらかに滑らせた。
「……っ、ううッ」
まさむは、敏感に反応して身体を仰け反らせる。
「へぇ、感度はいいんだ。じゃ、こうするとどうだ」
克己は身をかがめてまさむの胸を、口でちゅっと吸いついた。そして、舌先でくちゅくちゅと舐めまわす。
まさむは、一瞬びくっと身体が震わしたが嫌がる素振りはみせず、舌先の愛撫を素直に受けとめていた。
「う…くッ…」
時折、まさむの口から漏れる、こらえるような声。
二人しかいない静かな教室は、まさむのくぐもった声と唾液がクチ
ュクチュと混ざりあう音で満たされていた。
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