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一樹には、生活にかかわることは全て面倒をみてもらっている。 |
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ここから見える景色は、どれぐらい見たのだろう。 最初の頃は、窓から見える壮大な夜景に歓喜していたけれど、今では飽き飽きとしているし、つまらない。 裸でベッドに横たわりながら、いつになく空虚感にさいなまされシーツをギュッと握り締める。 なにかが、物足りない。 いや、そんなはずはない。すぐさま、頭を左右に振って否定する。 一等地の高級マンションに住み、ブランド品の服やバッグ、それに恋人だっている。欲しい物は、すべて手にはいるし、なにも不自由はないはずだ……。 黙こんで物思いにふけっている裕也の背中から、男のたくましい腕が伸びて、そっと抱きしめる。 海斗(かいと)は、授業中だというのにまったく身が入らなかった。 自分にとって、勉強などどうでもいいことさえ思える。 今の自分の悩みに比べれば…… はぁと大きいため息を漏らし、2階にある教室の窓から見える校庭をぼんやりと眺めていた。 やっぱり顔が悪いせいなのかなぁ。 一重まぶたに、潰れたような幅広い鼻。それにやたら目につく、ぶ厚いタラコ唇。 顔のパーツ一個一個がバランス悪く、校内一のブ男。 とくに、イケメンぞろいのこの学校では、よけい悪くみえる。 海斗は自分の顔を呪うが、本人の力でどうのこうのできるわけでもない。 頭の片隅に残ったわずかな理性が、まさむのことを思い出させる。 「まさむがいるから、こ、こんなことしちゃいけない。だから……お願い…やめて」 恭介先生はクスクスと笑った。 「そう言っておきながら、克己のアソコはガチガチに固くなっているじゃないか。先生のキスに感じているんだろ?」 克己の固くなった股間をさすり、さもおかしそうに笑う。 「んッ、せ、せんせ……やめて…」 克己は、自分の股間をさわさわと撫でている先生の手を無理に払いのけた。 好きじゃない人なのに……キスをされて……どんなに嫌がっていても身体が勝手に反応してしまう。 そんな自分が恥ずかしくて、先生から顔をそむける。 「口ではいやだいやだと言っているのに、本当は先生のこと好きなんだね。だって、克己のアソコもビンビンになってたし。本当は先生のこと、好きで好きでたまらないんだろう」 ゚・。*☆*。・゚・。*☆*。・゚ _/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/
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