キスに溺れて〜☆萌えガク

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ふつかの書いたBL小説です。ただいま精進中。

まだまだつたない文章ですが、見てやってください。

指摘やアドバイスがありましたら、教えてくださいね。未熟者のため、素直に受け止めたいと思います。
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混乱したまさむは、口内で絡みついていた克己の舌をスルリとほどけさせた。

それでも、まさむは唇を離すことなくキスの状態で持ちこたえている。

へー。がんばっているじゃん。

激しく動揺しているなか、それでもなんとか口を離さないままでいるまさむに、克己は感心した。

シャツのボタンをすべてはずされたまさむは、のぼせたような顔で突っ立ている。

「キスはどうだった?」

「はい。暖かくて、心地よくて……なんだか、ぼぅとしまいそうになりました」

克己と同学年だというのに、まさむは年上の先輩たちに話すような口調だ。

まあ、エロ系は俺のほうが先輩だけどな。

ファーストキスを終えた優等生くんの目の前にして、心の中ではすっかりと先輩気取りになってしまう。

「ここの調子はどうだ?」

「うわわッ、ちょ……っと」

まさむは、驚きの声をあげた。突然、克己の右手が自分の股間をまさぐったからだ。

しっかりと股間が硬くなっている。右手から伝わるコリッとした固い感触に克己は意地悪な笑みを浮かべた。

ジュルっと舌を絡めると、まさむの身体がビクッと強張るのを感じた。

そして、強く舌を強く吸いついた。

どうだ、俺のキスの味は?

勝ち誇ったような、そんな気分に浸りながらまさむの唇をむさぼる。

体も口内もカチカチに固まってしまったまさむの反応に、克己は優越感に浸り余裕さえ感じる。

うっすらと目を開ければ、固くまぶたを閉じたまさむの顔。上気して赤らんだ頬が、目に映った。

(経験者はなぁ、こんなこともできるんだぜ)

気持ちに余裕がでたせいか、意地悪っぽい考えが浮かんだ。

うっすらと目を開けてまさむのシャツのボタンの位置を確認すると、ぷちぷちとボタンをはずしていったのだ。

「うッ……んん」

まさむには、予想もしなかったことに違いない。

まさむの口内の動きが激しく乱れる。克己にボタンをはずされて、気持ちの動揺が現れたのだろう。

まさむに掴まれた両肩が痛い。

すごく力んでいるのがわかる。

おいおい、大丈夫か?

緊張からか、険しい表情をみせているまさむに克己は圧倒されそうになる。

「ちょ、ちょっと……おま……ッん……」

猛牛が突進してくるような勢い……というべきか。鼻息を荒げて唇を尖らせ、まさむは一直線めがけて克己の唇を奪った。

「ちょっと、お前待て」と、まさむを制止させようとしたけど遅かった。

言い終わらないうちにまさむに唇を塞がれ、克己は不意をつかれたようなかたちになってしまった。

「ッんん」

まったくタイミングが合わずして、まさむに口を塞がれたため息苦しさを感じる。

しかし、克己は口を離すことなく今までのキスの経験で磨いたテクニックを駆使して、まさむの口内を舐めまわす。

ファーストキスをしている男に経験者の俺がヘタクソだとでも思われもしたら……

そんなこと、俺のプライドが許さない。

克己に、ヘンなプライドがむらむらと湧きだって、ますます激しくまさむの口腔を犯した。

優等生くんのほうはというと……

まさむは克己の両肩を指先まで力を入れるようにがっしりと掴み、唇をすぼませていた。しっかりと、キスをする準備ができている。

どうやら優等生くんも、やる気がみなぎっているようだ。

「まさむくん、キスの経験あるのか?」

唇を早急に近づけようとするまさむに、克己はもしや……と感じ訊いてみた。

すると、まさむは少し恥らいの表情を見せて「ううん」と顔を左右に振る。

克己の予想通りだ。

経験あるやつが両肩を掴んで、今からあからさまにキスをしますっていう唇にはしないだろう。

克己の顔にふっと笑みがこぼれる。

「そうか。いきなりかぶりついたりするなよ」

初めてのキスを経験しようとしているまさむを、リラックスさせようと冗談っぽく言う。が、まったく効き目がなかったようで。

克己の両肩に乗っている手はがちがちに強張り、興奮のせいか、はあはあと鼻息を荒くしている。

普段、頭の良いやつと頭の悪いやつの接点は少ないわけだから、同じクラスメートとはいえ一緒に話すことは少ない。

成績がいいとはいえない克己は、自分と同じ勉強が苦手な連中と遊ぶことが多かった。まさむのような優等生とかかわりをもつことは今までなかったことだ。

それが、こんなかたちでかかわることになるなんて。

克己の口元がふっと緩む。

優等生くんと付き合うのも悪くないか――克己にそんな思いが浮かぶ。

「ああ、いいよ。付き合っても。じゃ、今からエッチでもやる?」

「う、うん。克己くんがよければ……」

幸い、教室には誰もいない。この時間、教室に入ってくるやつは少ないだろう。

もし、入ってきたら……そのときは、そのときだ。

楽観的っていうのも、勉強ができない理由のひとつかもしれないな。

克己は、考えもなく軽く行動してしまう自分自身に呆れかえってしまった。

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