キスに溺れて〜☆萌えガク

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ふつかの書いたBL小説です。ただいま精進中。

まだまだつたない文章ですが、見てやってください。

指摘やアドバイスがありましたら、教えてくださいね。未熟者のため、素直に受け止めたいと思います。
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プチ…プチとシャツのボタンが外されていく。

「ちょ……せんせ?」

克己は、唇を離し上気した顔で先生を見る。

「な、いいだろ?先生と……しよ」

「ダメ、せんせ……それは、許して」

哀願する克己になにも答えず、ボタンを外していく恭介先生。

指がゆっくりと確実に動き、とうとうすべてのボタンが外されてしまった。開放されたシャツがハラリと肩からずれ落ちる。

露わになった克己の胸。

白く薄い胸板に、先生の滑らかな指先が胸から腹へと這う。

「……くッ…ン」

敏感になった肌に恭介先生の指先が直接触られて、克己は声を漏らした。

「悪い子だ。こんなに、感じてるなんて……」

指の動きに連動するかのように、ビクンビクンと震えわす克己に、恭介先生は悪戯っぽく笑う。

ソファーに深くもたれかかり、冷たい指先で胸を弄られる克己に、もはや抵抗する気力がおきない。

「せんせ……許して……」

ただ、それだけを小さく訴えるのが精一杯だった。

強引に連れて行かれたのは、例の相談室。

カチャリと鍵をかけて、恭介先生が冷たく笑う。

「克己、今日もキスをしよう」

克己は、なにも答えず黙り込む。

逃げ出したい気持ちでいっぱいなのに、身体が逃げようとしない。

身体が、恭介先生のキスを望んでいるのか?

快楽に溺れてしまうような、濃厚なキスに……

「あッ……んん」

恭介先生に唇を塞がれ、熱い息をもらす克己。

じんじんと身体が熱くなり、頭がのぼせるような感覚。

この感覚だ……やっぱり俺は、恭介先生のキスを望んでいるのか?

にわかに湧き出した、自分の気持ち。

クチュ。

克己は、たまらず恭介先生の舌を絡ませてしまった。

初めて自分から進んで舌を絡ませる。

まさむのことが頭に浮かんだが、克己は止めることはできなかった。

癖になりそうなぐらい、すごく気持ちいい……

唾液を交換しあい、お互いの口腔を激しく舐めまわす。

すると、先生の手が克己のシャツに忍び寄った。

それから、克己は恭介先生を避けるようにした。

でも、一日同じ校内にいる者同士だ。

避けていても、いずれ顔を合わすことになる。

「克己、最近どうしたんだ。全然見かけなかったじゃないか」

克己が恭介先生に声をかけられたのは、廊下ですれ違ったときだった。

「そ、そうですか。俺、べつに気にしてたわけじゃないけど」

表面上は顔色変えず、普段どおりの態度を装う。でも、実際は心臓がドキドキと高まっているし冷や汗もでている。

「どうだ、また先生と話しをしてみるか?」

きたッ。

また俺を誘って、キスをするつもりなんだ。

心の奥で、芯のようなものがじんと熱くなる。

「俺、今忙しいから……」

心の異変を感じながらも、先生の誘いを断る。

「少し話しをするだけなんだ。な、いいだろ?」

「で、でも……俺、まさむと待ち合わせを……」

そんな克己のことなどお構いなしに、恭介先生は手を引っ張る。

自宅に戻った克己は、そのまま自分の部屋へ行く。

ドアを開き、力尽きたようにばったりとベッドに仰向けになった。

まぶたをそっと閉じる。

なんだか、ぎこちない会話だったな。

さっき、2人で帰っていたときを、思い出す。

学校の門の前では、まさむは「克己くんを信じる」と言っていたけど……

いつもの、まさむじゃなかったような気がする。

信じていると言っても、心の奥では、どこか疑いの念をもっている。

そんな風に感じた。

まさむのことは好きなのに……

「俺、まさむとうまくやっていけるかな」

まさむに愛想つかされるんじゃないかという心配が、頭を横切る。

それもこれも、先生のせいだ。

「せんせい……か」

恭介先生の姿を思いだすと、キスのことも思い出してしまう。

すごく上手なキス。

なにもかも忘れ、快感に身をゆだねてしまいそうになる自分が怖い。

ゴロンと寝返りをうつ。

「はぁ…」

ため息をついて、懸命に恭介先生のことを忘れようとするが、どうしても頭から離れることはできなかった。
まさむは、克己を疑りの目でじっと見つめる。

「最近、恭介先生と仲がよい気がするんだけど……」

鋭いまさむの言葉に、心臓の鼓動が早まる。

「先生と生徒の仲がいいなんて、いいことじゃないか」

「そういう意味じゃなくて。ひょっとして、克己くん、先生のことが好きなんじゃ……」

「バ、バカ。そんなんじゃないよ。俺は、いつだってまさむのことが好きさ。ははッ」

心音がドキドキと早まり、作り笑いをした顔がひきつる。

まさむは、そんな作り笑いをした克己に惑わされることなく、真剣な表情で克己をじっと見つめている。

2人の、しばらくの沈黙。

重い空気が、克己にのしかかる。

疑われてんな、俺……

長く感じる沈黙のあと、やっと、まさむは表情を緩めた。

「わかったよ。克己くんのこと、信じるよ。疑ったりして、ごめん」

まさむの謝罪の言葉に、克己の心は針で突かれたように痛んだ。

謝るのは、俺のほうだ。本当は、恭介先生とキスをしてたんだ。ごめん、まさむ。

チクチクと痛む胸のなかで、懸命に謝る克己。

もう、先生と会うのはやめよう。

克己は、拳をぎゅっと固く握って意思を強くする。

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