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美男子に憧れて〜☆萌えガク☆オリジナルBL小説
お話しの内容は……
美男子ばかりが集まる学校に通う主人公の海斗(かいと)。
自他共に認める校内一のブ男の海斗が、あるきっかけで隣クラスの校内一カッコいいと噂される男の子が好きになってしまいます。恋の行方は……
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1話
これまでの人生で、一度だって彼女ができたことはない。きっとこれからも……
海斗(かいと)は、授業中だというのにまったく身が入らなかった。
自分にとって、勉強などどうでもいいことさえ思える。
今の自分の悩みに比べれば……
はぁと大きいため息を漏らし、2階にある教室の窓から見える校庭をぼんやりと眺めていた。
やっぱり顔が悪いせいなのかなぁ。
一重まぶたに、潰れたような幅広い鼻。それにやたら目につく、ぶ厚いタラコ唇。
顔のパーツ一個一個がバランス悪く、校内一のブ男。
とくに、イケメンぞろいのこの学校では、よけい悪くみえる。
海斗は自分の顔を呪うが、本人の力でどうのこうのできるわけでもない。
「ん?あれは……」
校庭を眺める海斗の目に映ったのは、先月隣りのクラスに転校してきたばかりの男子生徒。
名前は佐伯翔(さえき しょう)。
背が高くてカッコいい顔。栗色の髪に色黒の肌がよく似合うスポーツマンで活発な男子。
噂では、校内一のイケメンだとか……
きっと、彼なら女の子にモテるに違いない。
同じ年齢、同じ性別だというのに、自分とは大きくかけ離れた容姿をもつ翔が、とても羨ましく思う。
「はぁ」
なんともいえない気持ちで胸がいっぱいになり、再び大きく息を吐く。
結局、海斗は授業のことなど上の空で、同じクラスメートらと話しをしている翔を、2階の教室の窓からずっと眺めていた。
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