美男子に憧れて〜☆萌えガク

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「はぁ、はぁ……」

全裸の2人は荒い息を吐き、狭いシングルベッドの上で寄り添いながら、ぐったりとした様子で寝そべっていた。

数十分の短い行為だったけれど、海斗にとっては充実した時間だった。

好きな人と身体を重ねて一つになった瞬間、大波のように押し寄せてきた快感と心の隅々まで行き届いた幸福感は、一生忘れることができないかもしれない。

絶頂の余韻に浸りながらも、まだ翔の暖かさを感じたくて……かたわらで横たわっている翔をぎゅっと抱きしめる。

「すごく……気持ちよかった。癖になりそうなぐらい……気持ちよくて……頭の中が、真っ白になって……自然と声が……」

翔と繋がっていたとき、大きな喘ぎ声を上げていたみだらな自分を思い出し、かぁと頭に血がのぼる。

翔は、羞恥で赤面している海斗に優しく笑みを返し、頬に軽くキスをする。

「俺も、すごくよかった……幸せな気分だったよ……」

二人は、興奮が冷めきらない様子で、お互いの背中に手をまわし、ぎゅっと固く抱きしめ合った。

それはまるで、二人の絆が強く結ばれていることを表しているようだった……


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翔に、口を塞がれたままゆっくりとベッドの上に押し倒されると、改めてエッチなんていう言葉が頭に浮かんで、顔面を熱くする。

俺……翔とするのかな?

塞がれていた口を解かれ、仰向けに寝かされたままうっすらと目を開けると、まばゆい天井の照明を背に受けた、余裕のない表情を浮かべる翔の顔が見えた。

「俺……もう、我慢できないよ。海斗と……したい……」

押し殺したようにつぶやく翔。高ぶる気持ちに、抑えきれなくなっている様子がありありとわかる。

「う、うん。エッチ……しよ」

まだ経験したことのない未知の領域に、期待と不安で胸の鼓動を激しく打たせながらも、翔の要望を素直にうけいれる。

「海斗……愛してる」

翔はそう言って、覆いかぶさっている海斗のシャツをプチプチとはずし始めた。


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「翔は……男でも大丈夫なの?」

「俺は……愛することに男も女も関係ないと思っている。愛することに理屈なんてないよ。好きになることに、理由はいらないんだ」

「こんなカッコ悪い俺でも……愛してくれるの?」

翔は自分の胸から不安げに見上げている海斗を、穏やかで、かつ自信のある表情で見つめる。

「もちろん!容姿なんて関係ないさ。俺は、海斗っていう男に惚れたんだから。それに俺は、海斗をカッコ悪いなんて思っていないよ」

「翔……」

二人は熱い眼差しで見つめ合い、吸い寄せられるように口づけをかわす。

お互いの唇が軽く触れると、殺風景な病室が一気に淫靡な空気に包まれた。

「ん…ンン……」

初めて経験するキスは、ほのかに甘くて、たまらなく興奮する。

きつく口を吸われ、舌を絡められて。

軽く触れていた唇は、お互いの気持ちに盛り上がりをみせるほど、ぴったりときつく合わせられて、いつの間にか、唾液の跳ねる音が静かな病室で発せられていた。

「ひぁ……あ……」

舌先で口内の粘膜をペロンと舐められて、声をあげてしまう。

思わずブルッと身震いをして、力が抜けて崩れそうになった身体は翔に抱えられてしまった。

校内一カッコいいといわれる男子生徒の上手いキスは、自分の欲情を最高潮まで高めていく。

「あッ、あ……ンン」

海斗は、みだらな声を漏らし、初めてのキスに若干戸惑いながらも、燃えるような激しいキスの洗礼を受けていた。


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「翔……俺は翔がすごく好き。いつまでも、こうしていたいよ」

「海斗……俺も同じ思いだ」

スポーツマンらしい、たくましい胸の中でうれし泣きをしている海斗の髪を、優しい指先がすかしていく。

愛している人に髪をなでられ、海斗は気持ちよくしている子猫のように目を細める。

翔の腕に、ほんの少しだけ力がはいり、海斗はそのまま広い胸板に抱き寄せられた。

しかし、それは強引でもなく包みこまれるような柔らかさ。

密着度が増した胸の中では、心地よい翔の体温を感じる。

「翔の胸……温かくて、気持ちいい……」

そう甘えた声でつぶやけば

「それは、俺の……愛の証しさ」

との声。

そんなこと、他の人が聞けば喉元がムズ痒く感じるぐらい甘すぎる言葉だったけれど、今の二人には、気持ちをより一層燃え上がらせる睦言だ。

今日は、翔に甘えたい。

そんな気持ちがふつふつと湧きあがり、激しい愛欲に心が犯されていった。


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「え?」

あまりの驚きで、言葉を失ってしまった。

夢をみているのか?

そう思ってしまうぐらい信じられない言葉が耳にはいり、何度も頭のなかで繰り返す。

俺のこと……好きだと。

「もう二度と言わないからな」

翔は恥ずかしそうに、赤く染めた顔をプイっと横を向く。

徐々に、これは現実だということを認識すると、今度は喜びの感情が湧きあがる。

こんなに、嬉しい気持ちになったのは初めてだった。

生まれて初めて、恋が実り、暖かい気持ちが胸を満たしている。

目頭がジンと熱くなり、生理現象から翔の輪郭がぼやける。

熱い涙がまぶたに溜まり、それはやがてつぅとこぼれおちた。

翔の素敵な顔を、はっきり見たくて……

シャツの袖でゴシゴシと目をこするけど、溢れる涙はとどまることを知らず……

「翔ッ!」

海斗はポロポロと大粒の涙を流しながら、たまらずベッド脇に座っている翔に思いっきり抱きついた。


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