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Vintage Fuzz Face BC183L

どうもfuzzface66です(^^)

またまたやって参りました!

ヴィンテージ・ペダルを多数所有されているspoonorigin(spwonderboy)さんからお借りした本物のペダルを僭越ながら私fuzzface66が弾かせて頂く動画シリーズの今回は第6弾です。

それでは早速参りましょう!

今回のペダルはこちら

イメージ 1

1968年から69年頃の製造と思われるファズ・フェイスで、シリコンのBC183L搭載モデルです。


イメージ 2

イメージ 3
(残念ながらノブやFuzzポット、スイッチ等は交換されているようですが、それでもオリジナルにしかない存在感は充分に伝わってきます)


ご存知の様にFuzz Faceは1966年の秋頃にロンドンのArbiterより発売が開始され、翌67年頃にレンジマスター等でお馴染みのアメリカDallas社に合併された事を受け、ブランド名が『Dallas Arbiter』へと変更され、更に翌68年頃に主要パーツであるトランジスタもそれまでのゲルマニウム(NKT275)からシリコンへと変更されますが、その最初に採用されたシリコンが、このBC183系です。

イメージ 4
(黒いパーツがBC183Lです)

因みにシリコン変更に伴い基板自体もBC183Lの足配列(ecb)に合わせて『iss.2』として新装されましたが、BC183L以降に採用されるBC108C等は足配列が再びNKT275と同じ(ebc)タイプだった為、それらは『iss.2』基板ではパーツの足に絶縁チューブを取り付けてbとcを入れ換えて搭載する事となります。

それと、このBC183Lモデルのもうひとつの特徴が筐体です。IN 、OUTと表示された顔の眉間にあたる部分が、それ以前や以降のモデルに比べて随分と太く短いのがお分かりでしょうか?

イメージ 5

実はオリジナルFuzz Faceの筐体には時系列で4パターン程のバリエーションがあるのですが、これはその第3期型にあたる筐体で、主にDallas Arbiter変更後のゲルマからシリコンへ移行する過渡期に使用されていました。この為、第3期型筐体のFuzz FaceはBC183LもしくはBC183KAが搭載されたモデルが非常に多いです。また、この第3期型筐体は、直前のArbiter時代に同社から販売されていたFuzz Faceと同じ外観でコントロールが3つ付いた『Treble & Bass Face (T&B Face)』の後期型とも共通しており、恐らく元々はT&B Face後期型専用の筐体で(第1期型はFuzz FaceとT&B Face共用、第2期型はFuzz Face専用)、Dallas Arbiter変更後T&B Faceが生産終了になり、その余りをシリコンへ移行して生産が続けられたFuzz Faceに流用したのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

イメージ 6

内部にはT&B Face用と思われる3つ目のポット仕込み用台座が確認できます。(但しこの一つ前にあたるArbiter時代の第2期型筐体にも同じ台座は存在するのですが、Fuzz FaceとT&B Faceの筐体が共通していたのは第1期型とこの第3期型だけかと思います。間違っていたらスイマセン。。)

因みに、その後筐体は第4期型へと移行し、ニューモデルのTrem Faceと共用される事になります。

さて、そのサウンドですが、

弾かせて頂いて真っ先に感じたのは『扱い易い』という印象でした。全体的にブライトでギターVolの追随性も良く、エフェクト乗りも滑らかで、使い心地としては近年のブティック物にもある種通じる様な実にストレスの低い感触です(ただし、やはり50年近く前に作られたペダルですからヴィンテージ独特のこなれた感じもあり、これをヴィンテージにしかない味と捉えるか、経年のヘタリと捉えるかで受ける印象はまた少し違ってくるかもしれません)。それにシリコンFuzz Faceはムームーしているものだとお考えの方は恐らく度肝を抜かれるのでは?というくらいスムーズなローをアウトプットしてくれます。ゲルマのキャラにシリコンの安定感をプラスしてスッキリさせたようなトーンと言えば伝わり易いでしょうか。

赤いカラーリングも非常にクールです。

ただ、個人的な欲を言えば、このキャラクターのままもう少し豊潤さをプラスできれば自分の思い描く『中期のジミ』像にかなり近づく感じがしました。(セッティングの問題かもしれませんが(^^;



それでは、私fuzzface66の演奏で恐縮ですが、実際に音を聞いて頂きましょう。(今回から当動画もようやく16:9のHD画質となりました。ただ、音声に関して、どうしてもハイ寄りのダイナミクスが強い傾向に撮れてしまい、正直、ドンシャリ気味で少々耳疲れする仕上がりになっているかと思います。スイマセン。。実際にはハイはもっとマイルドなトーンを奏でてくれていました。この辺りは今後良い音で動画が録れるように色々研究していきたいと思いますm(_ _)m

動画1


https://www.youtube.com/watch?v=XKjcgiv8xqM

♪Hey Joe

今回のFuzz Faceに合わせて68-69年頃にやっていたver.のオープニングで演奏してみました。(雰囲気としては69年1月スウェーデンの気分です(^^))


♪Stone Free〜Sunshine Of Your Love

勢いだけの演奏でミスも随分目立ちますが、一応メドレーっぽくやってみました。


♪Spanish Castle Magic

これも69年1月頃の雰囲気を狙って最後までやってみたんですが、腕が及ばずミスや独創性に乏しく本当にスイマセン。。ん〜ソロフレーズの幅を広げてもっと上手く弾きたい(>_<


♪Foxy Lady

ドンシャリ傾向が特に強いですね。。
それにオーバーチョーキングのやりすぎでだんだん3弦のチューニングも怪しい事に。。


♪Purple Haze

オーラス的な雰囲気でやってみました。

以上です。

分かり難い文章&お聞き苦しい演奏を最後までご覧頂きありがとうございましたm(__)m


そして、ひと夏を素晴らしいFuzz Faceと共に過ごさせて頂きましたspoonoriginさんにも改めて感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

次回告知

どうも!fuzzface66です。
約2ヶ月半ぶりの更新です(^^)

先月、ついにエクスペリエンス・ヘンドリックスからアトランタ・ポップ・フェスがソフト化されましたね(映像作品は来月以降の予定だそうですが)。

イメージ 1

個人的には旧作のアトランタは、ギターの音が軽くカリカリした印象で、かつ、ジミ自身が心ここにあらずな感じ(アメリカ国歌等は映像で見ると機材の調子が悪いのか、イマイチ気持ちが入り切れていない様子が伺えますね)なので、正直あまり好きなライブではなかったんですが、やはりエディ・クレイマーはやってくれますね。音源を見事に磨き上げて、そんな僕のアトランタの印象を吹き飛ばすくらい素晴らしいトーンへと変貌してますね。まぁ、ジミ自身の気迫の波はありますが、それでも旧作では感じ取れなかった輝きみたいなものが随所に発見出来て個人的にはかなり聞き込める作品になったなという印象です。

映像作品も早く見たいですね(^^)
(けど晩年のアトランタ中心の作品なのに何故DVDのタイトルが『Electric Curch』なんでしょうかね?このフレーズは確か中期頃にジミが自身の音楽性について掲げたキャッチフレーズみたいなもだったと思いますが。。もしかしたら、その辺りも掘り下げてくれてるのかな?)

と、前置きの方が長くなってしまいましたが、今回は次回更新内容のお知らせを少し(^^;

前回からの引き続き企画になりますが、ヴィンテージ・ペダルを多数所有されているspoonorigin(spwonderboy)さんからお借りした本物のペダルを僭越ながら私fuzzface66が弾かせて頂く動画シリーズの第6弾をお届けしたいと思います。

夏前にspoonoriginさんから2台のFuzz Faceをお届け頂きまして、今回はそのうちの1台にスポットを当ててお送りする予定です。

まもなくアップさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します♪

それでは(^^)

イメージ 2
はいfuzzface66です♪

spoonoriginさんからお借りしたヴィンテージ・ペダルを僭越ながら私fuzzface66が弾かせて頂く動画シリーズ、いよいよ最終の、その5です。

お借りしたヴィンテージ・ペダルと、私fuzzface66が自作したペダルとを弾き比べた動画をお送りしたいと思います。




イメージ 1
その1でご紹介しましたNo-logo筐体の『1967-68 Vox Clyde McCoy Wah』と、私fuzzface66が自作した『My "DIY" Wah』とを弾き比べてみました。




イメージ 2
『1967-68 Vox Clyde McCoy Wah』は、Haloラージホール・インダクタにトロピカル・フィッシュ・コンデンサ、SGSトランジスタ、それにIcarポットというまさに正統かつマニア垂涎のスペック、



イメージ 3
対する『My "DIY" Wah』は、インダクタが、お世話になっているたぁくんさんから以前頂いた"EyeRock"というメーカーのHaloレプリカ、コンデンサはセカンドソースのトロピカル・フィッシュ、トランジスタはメーカー不明のBC109、そしてポットは、とあるメーカー物を少し工夫して抵抗値を意図的に下げた状態で搭載しています。尚、細かな所の定数も自己アレンジしてあります。
(筐体はUSA製V847をPictureモデル風に前面を平らに削って、黒のリンクル・スプレーで仕上げてみました)


自身で弾き比べての感想ですが、どちらもよくある現行物と違ってワウ効果がハッキリしていて、いわゆる"飛び出し感"がありますが、やはり、本物のClydeはそれらのキャラクターが自然に出ているのに対し、自作の方は、どうもわざとらしく感じるというか、恐らくインダクタの周波数帯等を意図的に自身の好みの状態に弄ってるのでそう感じるんでしょうかね。あと、やはりカーブにはどうしてもIcarポットとの"埋められない差"を感じました。

動画


https://www.youtube.com/watch?v=NYLP7-ztmDY

前半はジミに関連したフレーズで弾き比べていますが、、

すいません。後半は思いっきりその場の思い付きでジミとは全く関連のないフレーズで弾いてしまいました(^^;


恐らく後半のフレーズは外国の方には何をやってるのかさっぱり分からないでしょうね(笑)
(最後の方は日本人でも若い人は分からないかもですね)

以上で今回のVintage Pedal特集完了です。


それにしましても今回のこの様な本物のトーンをじっくり自宅で体験させて頂いた事は大変貴重で、今後、自身の音作りの糧になると思います。

改めまして、この様な素敵なエクスペリエンスをさせて頂きましたspoonoriginさんに心から感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。(spoonoriginさんからはこれからもこういった企画の為の機材提供のご提案を頂いております。本当に有難い限りです)

そして、もちろん、
私の様なド素人の演奏動画を最後までご覧頂きました皆様にも、心から感謝申し上げます。(ご覧頂ける事が何よりもブログを執筆する励みになります)


本当に最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

それでは、また。
fuzzface66です♪

spoonoriginさんからお借りしたヴィンテージ・ペダルを僭越ながら私fuzzface66が弾かせて頂く動画シリーズ、その4です。

今回はちょっと趣向を変えまして、お借りしたヴィンテージ・ペダルと、私fuzzface66が自作したペダルとを弾き比べた動画をお送りしたいと思います。


イメージ 1

前々回ご紹介しました『70's Dallas Arbiter Fuzz Face』と、私fuzzface66が自作した『My "DIY" Fuzz Face 69ver.』とを弾き比べてみました。




イメージ 2
『70's Dallas Arbiter Fuzz Face』は、トランジスタがTFK BC108Cで、その他のパーツや回路構成等もこの時代のノーマルな状態かと思います。



イメージ 3
対する『My "DIY" Fuzz Face 69ver.』は、トランジスタは現行のBC183Lですが、Allen Bradley やMorgan等のコンポジ抵抗にPhilipsのコンデンサ等々、目標とした68〜69年頃の仕様をヴィンテージパーツで極力再現して仕上げています。尚、トランジスタのバイアス調整や各部の定数等は回路図通りではなく完全に独自のものにしてあります。


自身で弾き比べての感想ですが、やはりどちらも全く個性が違うなと。『70's Dallas Arbiter Fuzz Face』は、本当にこれぞシリコンFuzz Faceという暴れや飽和を感じさせるトーンで、晩年のCry Of Love Band期のジミをやるなら絶対にこれ以上ないくらいリアルなものを感じさせてくれます。

対する僕の『My "DIY" Fuzz Face 69ver.』は、69年頃の解散前のエクスペリエンス期のジミのトーン(サンディエゴやオークランド等)を目指して自作したので、その頃のトーンの再現には手前味噌ですがこちらの方が向いているかと思います。(ローの飽和を抑えてミドルの抜けとハイの滑らかさに気を配りました)

まぁ、こんな贅沢な弾き比べが出来るのもspoonoriginさんのお陰ですねm(__)m

動画


https://www.youtube.com/watch?v=oD7oUSqkQTQ



今回は以上です。

次回は、同じく弾き比べ動画ワウ編です。

それでは、次回も引き続きお付き合い頂けましたらうれしいです(^^)

ありがとうございました。
どーもfuzzface66です。
(日本公演のクラプトンばりに"どーも"ばっかりですいません。。)

spoonoriginさんからお借りしたヴィンテージ・ペダルを僭越ながら私fuzzface66が弾かせて頂く動画シリーズ、今回はその3です。

では参りましょう!

今回のペダルはこちら

イメージ 1
1967年2月から発売が開始された、世界初の量産型ワウペダル『Vox Clyde McCoy Wah-Wah Pedal "Picture" Model』の正真正銘フル・オリジナル個体です!

いやぁぁ、こんな歴史的な個体にお目にかかれて、しかもそれを弾かせて頂けるなんて、何て私は幸せ者なんだろう。本当にspoonoriginさんに感謝です(>_<

イメージ 2


イメージ 3

イメージ 4
Haloラージホール、トロピカル・フィッシュ、SGS、といったマスターピース的な基板構成はもちろん、ARROWのミルフィーユ型スイッチまでそのままの状態です。

イメージ 5
このモデルの通称"Picture"の謂れでもある裏蓋のClyde McCoy氏の似顔絵も健在です。

さて、そのサウンドですが、

前々回のNo-logo筐体のモデルに比べてワウの掛かりが深く、倍音もこちらの方がより豊かな印象があります。

ただ、lcarポットのヘタリなのか、トランジスタのヘタリなのかは分かりませんが、踏み込んだ時の"サー"ノイズが結構強めに出てしまいます。特に普段使っている自作ワウに慣れていると、この"サー"ノイズは少々扱いづらい印象でした。

しかし、トーンやカーブ自体には、まさにこのモデルにしか出し得ないような色気と説得力があり、このあたりのニュアンスは、やはり何ものにも代え難いものがあると思います。


それでは、私fuzzface66の演奏で恐縮ですが、実際に音を聞いて頂きましょう。

動画


https://www.youtube.com/watch?v=xD5zG4p_bM4

Voodoo Child (Slight Return)
Burning Of The Midnight Lamp
Voodoo Child (Slight Return)

前々回のNo-logo筐体モデルの時と殆ど様変わりしない選曲とプレイですいません。。しかし、同じ曲でNo-logo筐体モデルと比較して頂くと、こちらの"Picture"モデルの方が、より倍音が豊かな事がお分かり頂けるかと思います。後半のVoodoo Childのイントロはウッドストック的なノリをやりたかったんですが、いかんせん、腕が追い付きませんでした(^^;

今回は以上です。
とにもかくにも、こんな歴史的なペダルまで弾かせて頂けるという大変貴重な経験をさせて頂きました。

次回は、ちょっと趣向を変えまして、お借りしたヴィンテージ・ペダルと、私fuzzface66が自作したペダルとを弾き比べた動画をお送りしたいと思います。

それでは、次回も引き続きお付き合い頂けましたらうれしいです(^^)

ありがとうございました。

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