小泉首相の靖国神社参拝が、中国や韓国などの反発や外交摩擦を生じさせるとして問題になっていますが、太平洋戦争の終結時に極東国際軍事裁判でA級戦争犯罪人として死刑判決を受け処刑された土肥原賢二、松井石根、東條英機、武藤章、板垣征四郎、廣田弘毅、木村兵太郎の七人の軍人・政治家は、愛知県の三河湾を一望する標高約300mの三ヶ根山の山頂近くに「殉国七士墓」として祀られています。
その碑文(写真)には、なぜここに埋葬されたかその経緯が記されています。その周辺には太平洋戦争の戦没者を祀った碑がたくさん建っています。「殉国七士墓」が建って以来徐々に増えつづけて、昔からあったお寺「三ヶ根観音」と「殉国七士墓」の周辺に建ち並ぶようになりました。戦友の死を悼んで訪れる人も多く、そのようなご老人の話を碑の前のベンチでしみじみとうかがったことがあります。戦争を生き抜いた人たちも徐々に亡くなり、訪れる人も次第に減ってきたといいます。
三ヶ根山は、北側の形原温泉からと、南の三河湾側の幡豆町からの両方から山頂へ三ヶ根スカイラインが走っています。初夏の頃には道路の両サイドに植えられたアジサイが咲き、形原温泉にあるアジサイ寺とともにアジサイの名所として知られています。
|