大津市で起こった「いじめ自殺」事件の余波が止まりません。
率直な感想を言えば、「何が真実か分からない」
一連の大津市教委の対応もさることながら、テレビ各局、新聞等々マスコミの報道もワイドショー化し、結局事件の全容が不透明。
最終的には、大津市長が設置を明言した、第三者による調査機関の報告が出るまで、全てが明るみにならないと思っております。
ご都合主義のマスコミ報道の中でも、「隠ぺい体質」があった、というのは大かた正しいのでは。
学校社会、教員の世界というのは、いじめは学校の管理不行き届きとみなされるため、その事実を事実としてカウントしない、無かったことにする傾向がある、というような話を聞いたことがあります。
本来リスクマネジメントとは、リスクとなる事象が起こらないように防止策を講ずるほかに、コトが起こったときに損害(被害)を最小限に抑えることができる備えをしておくことだと思います。
つまり、学校にはいじめが存在する、という前提の元、最悪の事態を招かないような、迅速な対応が可能となる体制を作っておく必要があるのではないでしょうか。
今回の事件に関する記者会見や報道では、いじめに対してどういう体制をとっていたのか、そして現にどういう対応をしたのか、それがどのくらい効果があったのか(なかったのか)など、アプローチの方法の検証というものがあまり触れられていません。
そういった検証ををせず、責任の所在や犯人捜しに終始すれば、いずれまた同様の事件が発生し、尊い命が失われることになりかねません。
ともあれ、とりあえずは早急なる事件の全容解明を期待したいと思います。
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