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一人の、在日として、在日の人権や権利を声高に訴えたい! その反面、北からの脱北の支援をすると言う、自分の中では”人権”と言う、ひとつのキーワードが成り立ってはいますが、自分自身の中で起こっている、「ねじれ=よじれ」現象。”在日”として考えたら結果として自分自身が空に唾を吐いているかもしれません。 在日韓国・朝鮮人は、日本の植民地支配という歴史』的な経緯によって日本で暮らすようになりました。80年以上の長きに渡り、この社会で色々な差別の中にあっても、人間としての尊厳と民族としての誇りを守り、必死の思いで生き続けてきました。行政の不条理や社会的差別を受けながらも、なお在日韓国・朝鮮人として国際政治や南北政府の動向に翻弄されながらも、人としての”誇り”だけをなくすまいと歯を食いしばって生きてきました。日本社会の中にあって「在日」の存在そのものが,多民族、多文化共生社会の大きな力になると信じ、日本社会が差別のない平和な社会になる事を願って生きてきました。 それは、決して歴史への”恨=ハン”だけではありません。又、日本社会に対して植民地支配の歴史を語り続ける事によって、その事実を真摯に反省し、それを元に、同じ市民として共に暮らせる社会を築こうと常に働きかけてきました。それは「歴史の反省」こそが、差別のない平和な社会づくりに繋がると信じてきたからです。 戦後、レッドパージによる朝鮮連盟解散を受けて、その主流が朝鮮総連、そして、その左翼思想に反旗を翻して出来た民団組織、個々には色んな問題を抱えてはいても、当時、人権を蹂躙し、自国民を弾圧し続けた軍事独裁国家である韓国政府を支持できない6割以上の在日が、この在日朝鮮人の基本的な権利と財産を守る事を主たる目的とした組織の傘下に集まったのも、当時としてはしごく当然の成り行きだったと思います。 そして、その傘下組織の在日の多くが朝鮮総連の組織に加入し、在日として、この社会の逆風の中、生きてきたと思います。 一方で北朝鮮の広報機関となってしまった組織が、まじめな大部分の在日の知らない所で変貌を遂げながら、北の政権の御用機関と化してしまった所に問題の根の深さがあると思います。 北朝鮮政府が「拉致疑惑」を一貫して否定し、むしろ、「拉致疑惑」は日本側の完全な”でっち上げ”とまで言い張ってきました。又、朝鮮総連も”でっち上げ”と声を大にして主張してきたのも事実です。 結果として、この両者は日本社会を欺いてきたばかりか、自分たちの傘下の「在日」を裏切っった事になり、その責任は重大かつ甚大です。そして、今まで、在日社会が日本社会と同じく”拉致問題”には、ほとんど関心を示してこなかったのも否めません。 それ以上に、問題は、北朝鮮(政府)が拉致事件を「不正常な関係にある中で生じたこと」を理由に軽視し、朝鮮国営通信に至っては日本の植民地支配の事例を上げながら拉致事件を正当化する宣伝まで行っていた事実です。 また、在日社会の中でも、植民地支配を引き合いに出して拉致事件を論じる人がいます。植民地支配の歴史研鑽は、それを語り継ぎながら,今の市民社会を明日に向かって豊かにするために用いるものであって、北朝鮮の蛮行を隠蔽するために引き合いに出すものではないはずです。今の日本社会では、こうした言動や態度が「開き直り」としか理解されないことを悟るべきです。 そして、同じように北朝鮮(政府が)”開き直り”の論拠を、日本の「過去の清算」に置いている点でしょう。彼等は「日本は過去の植民地支配を反省したというが、”責任者処罰、謝罪、真相解明、国家賠償”など、全て曖昧にしてきた」と事あるごとに声高に言い放って来ました。今回の拉致事件で北朝鮮側も、これを真似て、「真相解明」などを曖昧にしようとしているのはあきらかです。 しかし、植民地支配の辛酸な過去の被害を受けてきた民族だからこそ、拉致事件は誠実に「謝罪と真相解明」をし、そして国家賠償をするのは当然の事です。拉致事件の「完全解決」で、未来に禍根を残さぬようするのが北の政権と、それに組織として裏で手を貸した総連そのものが厳しく断罪されるべきだと思います。 北朝鮮による「拉致事件」が白日の下にさらされた今日、在日社会がこのまま沈黙を続けることが許されるのでしょうか? 私はこの機に乗じて、捜査当局による人権を無視した「別件」での過剰なまでの”総連パッシング”には当然、抗議し憤りを覚えます。それより、私が危惧するのは 一、聞こえてこない”総連組織”による日本社会への謝罪と反省。 二、その犯罪を知らなかった、黙認していた、その暴走を結果として許してしまったであろう、傘下組織の人々の中央に対する抗議の声のひ弱さ。 三、”総連パッシングは”結果として”在日パッシング”であるとわかりながらも、動けないで黙認を続け、”人権侵害”のコメントすら出せない民団 四、内政干渉?の批判が怖いのか、「在日の人権に対して留意されたし」と暗に"プレッシャー"すらかけられない韓国政府 私を含めて、今一度、在日の一人ひとりが自分自身を見直し、今の自分に何が出来るのか?何をしなければならないのかを自問自答する大切な時期ではないかかと思っています。 韓流ブームは、決して嫌韓の流れを変えることは出来なかったし、日本の世論が今までの様に”在日社会”を応援したり同情してはくれません。ともすれば、その長い間の同情こそが、今回の事件を引き起こし、収集のつかない反省の無い組織にしてしまったのかも知れません。 無条件に”北”を支持し、総連を支持してきたであろう"左翼や労働運動の団体"も、今こそ自分たちの反省を含め、愛すればこそ”総連批判”をすべきではないでしょうか? 北の楽園と宣伝して帰国という名分で在日を北へった送った日本政府、日赤、そしてマスコミ各社は、今になって北パッシングに躍起となっていますが、彼らは、自己批判をしたのでしょうか? 今になって、「”拉致”は国家犯罪だ。」とわめいていますが、20年前から、民団や被害者家族はその事実を語っています。その時期、日本政府や自民党、野党までもが、そして日本社会そのものが、この事件に感心を示さず耳すら傾けようともしなかったのも事実です。 他者を批判する前に、各人が己の非を恥じ、素直に詫びる謙虚な気持ちから新しい出発が、そして市民の太い連帯が出来あがり、それが強い絆となって捜査当局の不当な人権侵害に抗議する世論となるであろうと思っています。 そして、人権侵害を声高に唱える日本政府は、「別件=べっけん」逮捕の繰り返しをし、果たして「人権」を語る事が出来る程、在日外国人としてこの地に生活している人々の「人権」守っていると言えるのでしょうか?そしてその行為を放置している、マスコミは、北の人権侵害、総連パッシングの報道に明け暮れ、足元で起きている人権侵害が見えているのでしょうか? しかし、私たち在日が、第一に抗議するべきは、長年、多くの犠牲の上に培ってきた在日社会の存在そのものを卑しめ変質してしまった”総連”そのものでしょう。 この”拉致”と言う問題が人権問題であるからこそ、この1世紀近く戦って来た”人権”問題がすべて水の泡に化してしまったと言う現実は大きな歴史の汚点であることに間違いはありません。 今こそ、本国志向ではない、”在日”の為の組織に衣替えしないと、その存続に明日は無いでしょう。 今、日本社会の世論の動向を見ながら行われている、国家権力による「何をしてもスルー!」の、「別件」捜査が繰り返されている現状を組織存続の危機では無く、在日社会そのものの存亡にかかわっていると言う認識を皆が持つべきでしょう。 日本の世論を敵に回した在日社会が反省せず、過去と同じスタンスで”被害者意識”で居続ける限り、心ある在日は今以上に風化の一途を辿るでしょう。 ここで、日本社会に対して目に見える形での、努力、変化を見せつけない限り、文化活動や市民運動すら、在日の社会活動そのものが、戦前の様な”肩身の狭い”行動の制約を受けかねないかもしれません。 最後に、現在の北朝鮮の指導者達は、果たして日本の過去を糾弾し、日朝国交回復を論ずる資格なんかあるのでしょうか?・・・ 拉致事件被害者、家族の”悲痛な叫び”は、まさに植民地時代にわが民族が口にしていた”悲痛な叫び”であり、その痛みは在日韓国・朝鮮人が一番よく知っているはずです。
以下の発言は、数少ない総連組織から出された謝罪のコメントです。 「金正日総書記が拉致事件を認めたことにより、これまでの報道、論調そのものが過ち、誤報であったことが明らかになった。「読者に迷惑を与えたことを率直に反省している・(中略)・・いくら祖国の報道を信じ、それに依拠してきたとはいえ、先入観に基づいて展開した編集部独自の検証記事などはジャーナリストとしてあるまじき行為だった」(朝鮮新報:朝鮮総連の機関紙) 「拉致問題が事実であったことは私たちにとって青天の霹靂であり、大きな衝撃を受けざるを得ませんでした。すべての総連の職員や在日同胞もこの予想しなかった現実に直面し、言葉を失っています・・・私たちは今、この厳しい事実を前にして言い表せない悩みと痛みを抱きながら『拉致問題はありえない』と明言してきたことに深い自責の念を禁じえません・・・ 総連組織をよりどころに生活してこられたすべての同胞のみなさまに甚大なる衝撃と苦しみを与えたことに対し、朝鮮総連愛知県本部常任委員会として心からのおわびを申し上げます。かさねて、朝鮮総連の活動を理解し、支持してくださった親愛なる日本のご友人のみなさまと、拉致の被害に遭われた方やその家族のご心痛に思いをはせるとき、申し上げる言葉もありません。また、亡くなられたと発表された方やその家族・・・心より深い哀悼の意を表する次第であります」(朝鮮総連愛知県本部常任委員会) 「在日韓国・朝鮮人の中にも、植民地支配を引き合いに出して、拉致事件を論じる人があるが、憂慮すべきことだ。被植民地支配の歴史は、未来を豊かにするために用いるものであって、北朝鮮の蛮行を隠蔽するために用いるものではない」(在日コリアンのある市民団体声明) |
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ご無沙汰しておりました。一度ごちゃごちゃ書いたのですが、投稿ボタンを押せませんでした。世界中国境など無ければいいのに。仲良くすれば良いだけなのに簡単なことを難しくさせている人たちがいまの地球を支配しているのでしょうね。まとまった文章で同感?同意?納得?よくわかる表現でした。
2007/2/9(金) 午前 5:18
ファピーさん この件、記事を書いてみたのですが、やはり煮詰まりました。単なる極楽トンボの僕にはこの重い発言の気迫に圧倒されるのみです。すみません。記事にはできませんが、僕にとってファピーさんは、素敵な先輩ですし、これからもご指導ご鞭撻頼みますとしか言えません。ただひとつだけ。ファピーさんの勇気ある発言には心から拍手を送ります。
2007/2/9(金) 午前 10:56
「日朝交流オフ会でもやりましょうか」・・・「奇特倶楽部」東日本も、まぜて下さい(^^)
2007/2/9(金) 午前 11:17
ありがとうございました。
2007/2/9(金) 午前 11:26
歴史は単純に過去の事実を羅列したものではないですね。必ず人の思想・経験・時代・文化などなどを通過して語られるものですよね。そういう意味で物語りといったのでして、少し言葉足らずでした。物語には喜劇もあれば、悲劇もあります。当然のことです。
2007/2/9(金) 午前 11:35
JBUさん、コメントありがとうございます。【>あなたが不幸だったのが、生まれながらにしてこの苦しみにさらされてきたこと】早くから、この事には目覚めてた?から全然、辛いとか、不幸とか不運って思ったことありません。ノー天気?楽観主義者?常にプラス思考です。私の子供達もそうです。家庭教育?我が家は父親が反面教師です。「こんなおやじにはなるまい!」ですかね?
2007/2/10(土) 午前 1:42
きんとまさん、そうですね。問題をもっとシンプルにしてゆかないと。そんなに簡単でないとは思いますが、あまりにも複雑怪奇、問題を小難しくしてるのは人間なんですから。(私も含めて)でも、反骨精神だけはなくしたくありませんね。
2007/2/10(土) 午前 1:49
mig21さん、ウーンそうかな?でも、私の所なら結構、気軽に書けるかも?記事に出来ないときは、気軽に書き込んでください。心配しなくても言葉尻をとらえたりしません。ご安心を。でも、時には同じ社会に住む市民として時折、こんな事でも身近に考えてみるのも、TVで無責任に流されるニュースよりもプラスになるかも?又ね。
2007/2/10(土) 午前 1:58
TOCKAさん、いつの間にか「関西支部」の出来上がりですか?バーチャルな世界でバーチャルな人間が?人間のつながりって面白いですね。一匹狼の無責任な大阪人より・・・・でも、大阪人は目配り、気配り、心配りの3つはマナーとして持ってると思うんですがね〜。本音社会の大阪より。
2007/2/10(土) 午前 2:02
うしどしさん、了解してます。各人が立ってるスタンスによって、その歴史も色んな形で語られるし、捉え方も千差万別ですね。史実を正しく学ぶ、認識するその基本だけをしっかりと踏まえたら、色んな見方、考え方、感じ方が出来るでしょうね。そして、その中で自分自身がどう物語を語り、時には演じることも可能でしょうね。又、話し合いましょう。よろしく。
2007/2/10(土) 午前 2:08
訪問遅くなりすいません。記事を読ませていただき、皆さんのご意見を読ませていただき「自分に何ができるだろう」と考えました。 「よく学ぶこと」「物事を見極める智恵を持つこと」「まず、自分の周りの人を大事にすること」など思いました。 いつも、大変に勉強させていただいています。ありがとうございます。
2007/2/10(土) 午前 2:54
在日のJ1のサッカー選手が悩んだけれど日本国籍取得という記事が「日刊スポーツ」の一面を飾りました。 http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20070210-154377.html 大見出しは「韓国人、日本代表へ」と記憶しています。
2007/2/10(土) 午後 7:35 [ fut**i ]
dokokimuraさん、コメントありがとうございます。うまく、逃げられたかな?ごめんさい。そうですね。立場上、はっきり本音は出せませんね。又、機会があればお会いしてお聞かせください。
2007/2/10(土) 午後 11:13
http://blogs.yahoo.co.jp/fwapy7777/46748683.html まったく、知らずに記事を転載アップして、このコメントに気づきました。まったく、同じ視点で見てるって面白いですね。久しぶりにまったり(大阪弁=ホンワカ)スタンドでオイルチェンジ中に新聞があり、見つけました。
2007/2/10(土) 午後 11:18
なかなか難しいところがありますね。。。。。
2007/2/12(月) 午前 11:50 [ ゆうきゃん ]
尤喜屋武さん、さすがに、一言ではコメント出来ないかな?色んな考えがある事を知っていれば、又、何かの参考になるかも。ガンバ!
2007/2/12(月) 午前 11:57
「あんにょん、サヨナラ」の上映会が、名古屋市中区でありました。克明にこれでもか、これでもかと描いてあります。靖国神社へ、合祀取り下げを求めに行ったとき、右翼だか何だか判らないのがつかみ掛ってくる場面も、目を逸らさず写しました。
2007/2/24(土) 午後 9:29 [ - ]
仲村さん。そうですか?是非、見ようと思います。現場を知ってるだけに、「心が痛む」思いです。
2007/2/24(土) 午後 11:52
初めまして、まさかヤフーブログやってる人で在日朝鮮人がこんなに居るなんて思っていませんでした、これからよろしくおねがいします!! ファンポチしときます!!
2007/5/15(火) 午後 7:57 [ cyo*de2*06 ]
大変な反響ですね同じ在日でも考えが違う人もいるでしょう10人10色ですもんね。
それにしてもコメントの多さにびっくりです
お疲れ様でした。
2007/6/7(木) 午後 10:35 [ shi*myu*gch**198* ]