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「パッチギ!LOVE&PEACE」(パッチギ2)が封切り! その佐藤栄作首相がノーベル平和賞を受賞したのが1974年10月。 ノーベル平和賞について興ざめし、平和の二文字に絶望した時でもありました。 『パッチギ! LOVE&PEACE』にはこの日の新聞が出てきます。そしてこの映画が始まります。 【映画】『パッチギ! LOVE&PEACE』 http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/report/report4880.html 【挿入曲=イムジン河の記事】 http://blogs.yahoo.co.jp/fwapy7777/trackback/1466000/42722034 この映画を配給したのがシネカノンで、その代表が在日の李鳳宇氏です。
昨年の1月にソウルの明洞に日本映画を上映する映画館をオープンされましたが、そこで「上映したい日本映画はどんなものですか」という質問に、 「日本人というのがどういうものかをわかってもらえるような映画を上映したいと思います。」と答えてました。 配給では、最初の作品となったK・キエシロフスキーの『アマチュア』以来、これまで国内外150本以上もの作品を扱ってきたそうです。また、韓国と日本の映画交流の立役者であることも忘れてはいけません。 現在は渋谷、有楽町、神戸、ソウルに直営映画館を持ち、興行主としても頼もしい存在です。 巧みな話術で、もう、ほんとに引き込まれてしまいます・・・面白おかしく語った先には「これって映画になるでしょ?」という思惑が。こんなに面白く語られたら、スポンサーも気持ちよく出資できるってものでしょう。 私の好きな韓国映画を日本に紹介してくれたのも、シネカノンでです。 林権澤監督の作品、『太白山脈』、『風の丘を超えて─西便制』、『祝祭』、『春香伝』。これらの作品がすべて小説を原作にしています。 ニック・パークの「ウォレスとグルミット」やエドワード・ヤンの「麻将(邦題:カップルズ)」を日本に紹介したのもシネカノンです。 ちなみに吉祥寺の「諸国空想料理店 KuuKuu」跡地にオープンした「韓国百菜食堂 minari(みな李)」は、シネカノンの経営だそうです。(東京在住の方、知って増すか?) 「輸入当時には50万人ほどだと予想した」と話し始めたイ・ボンウ氏は「封切られる前の8カ月間徹底的に準備をしたのが功を奏した」と分析。 「日本人の中で、既存の韓国映画ファンは40代の知識人層。それより多くの年令層の関心を集めるのが第一の課題だった。韓国映画はレベルが低い、アートムービーしかないという日本人の偏見も障害物だった。広告料だけで3億円を使った。大冒険だった。”韓国映画といって見下すな。こんな映画もあるぞ”」という基本的なコンセプトで大々的な物量攻勢を浴びせ、その結果今まで映画館の収入総額が14億円。 その後ビデオの版権2億円が追加されテレビ版権もけっこう得られたとのことです。しかしシュリの成果はこれだけではないとも言われています。 シュリ以降、今、日本には韓流ブームが起きました。映画だけでなく韓国文化全般に対して関心が高くなったのも周知の事実です。。日本の配給業者の態度も180度変わり、韓国映画なら無条件で契約するという映画館の社長もいたほどです。 韓流がれ去ったと言われ、韓国内でも邦画の入場者が37%も減ったといわれる中、このパッチギが韓国内で人気なのも何か皮肉な現象だといえるかもしれません。 氏は「パッチギ」の舞台となった、京都の朝鮮高校出身で、自身の経験を交えた作品とも言えます。 映画の中での加茂川は当時、向こう岸は日本人の暮らす街。そしてこちら側は在日が暮らす「バラック小屋」の集落。それをそのまま表現したかったと話してました。(私とは友人を通しての知人) 映画の中で、棺桶が家に入らない時、木づちで入り口を壊す場面は、「幼い頃、筋ジスで亡くなった一回り上の兄の葬儀の時、父が泣きながら壊した情景」だったそうです。 「人物をできる限りあぶりだす事で、その時代背景が浮かび上がると思います。私は映画の中で、お涙頂戴!と言う映画は作りたくありません。笑いの中から、自然と出てくる悲哀の涙、それを観客に訴えたいんです。」その言葉の中には私が話す、「在日を見れば日本が見える。」の言葉がそのままリアルに表現されてると思います。 今回の二部作品も「亡くなった兄の病気を治そうと全国の病院を走り回った家族の思い出」だそうです。 皆さんも是非、この映画に足を運んでください。 そして、まだ、一部の作品を見てない方は、是非、レンタルビデオで鑑賞してみてください。
書籍紹介
映画『パッチギ! LOVE&PEACE』のすべてがわかるサブテキスト。 書籍名 : 愛、平和、パッチギ!
目次
2つの李家の物語(李鳳宇) 歴史なしには平和も未来も語れない(井筒和幸) 第2章 TALK (姜尚中×李鳳宇対談) 済州島で、日本で考えた東アジアと僕たちのこと (加藤和彦×井筒和幸対談) 『イムジン河』から『あの素晴しい愛をもう一度』へ 第3章 MAKING 撮影日記「今日も明日も編集室」(井筒和幸) プロデューサー日記「今日までそして明日から」(李鳳宇) |

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トウカイテイオー さん、ですか?貴方が浮浪連さんだという人もいますが、どうでもいいです。全て否定的なコメントでしかカキコしかできない貴方に対して、「可愛そうだな〜」と私は思っています。どうして個人の理解とつながりを模索しようとするのに、貴方は全てを国家の代弁者としてしかコメントできないのかな?貴方の思考に対してお悔やみを申し上げます!ってところですね。=続き=
2007/5/22(火) 午前 0:31
=続く= 民族的は差別、人間として人を揶揄したり、人を”カス”と言う表現でしかコメントできない貴方、個人、一人の人間として大人になりや〜、と言っておきます。私も、そして多くの在日も、皆、個人です。貴方のように国家や権力の代弁者でもありません。貴方が人権侵害、民族差別のコメントを繰り返すなら、(浮浪連と同じ)貴方の全てのコメントを削除します。通告しておきますね。
2007/5/22(火) 午前 0:32
TOCKAさん、見なきゃ〜。ですね。互いに見たら感想をコメントしましょうね。TB感謝!
2007/5/22(火) 午前 0:34
イムジン河は青春の思い出の曲です。ぱっちぎも見ました。2も楽しみにしています。
2007/5/22(火) 午前 8:15
「パッチギ!LOVE&PEACE」は、fwapyさんの祖父の「1948年の4.3済州島事件で、北郡パルチザンの指導者として戦い、1949年1月、政府軍によって捕らえられ銃殺刑で無念の死を遂げ」た史実と密接な関連のある歴史を、ストーリーと平行して描き、その歴史との関連が、石原慎太郎原作の同時公開中の映画のパロディの特攻隊美化シネマの公開試写会でのヒロインの勇気あるスピーチとつながるのですね。
2007/5/22(火) 午前 11:22 [ yfq**494 ]
いわれひこさん、こうして見れば、在日の存在って、結構、インパクトがあって面白い存在でしょ?プラス思考、プラス思考・・・
2007/5/23(水) 午前 0:08
yfqsx494さん、そうです。「在日を見れば日本が見える」まさしく、在日史そのものが、日本の近現代史です。在日を揶揄する人は、所詮、言葉だけ、在日は現実、この社会でハングリーに生きてきました。叩かれ強いですよ。そんなやわじゃありません。(笑:)
2007/5/23(水) 午前 0:15
今日はファピーさん、いつもお世話になります。パッチギ面白かったですね。2も当然見るつもりですが、1を見ていて思ったのはアンソンが学ランの胸をあけてだらしなくチンピラぽいのが、きになりましたね。、あんな奴いねーぞ(笑う)スケールから言っても、やっぱり東京朝高を描いて欲しかったな十条OBとしては、十条VS〇〇館大とか?(笑)枝川町もなつかしい、2も早くみたいですね。
2007/5/23(水) 午後 2:58 [ jsky7602jp ]
井筒さんはこの作品で「映画も出来るんじゃ」ってこと見事に証明しましたね。「左翼的作家に何が出来る?」なんぞ訳の分からぬ誹謗中傷を乗り越えて日本の社会に横たわる「在日」の影を明るく、しかも問題定義的に描けたことはすばらしいことだと。
2007/5/24(木) 午前 8:18 [ - ]
昨日、ファピーさんのこの記事で知った映画『パッチギ! LOVE&PEACE』のすべてがわかるサブテキストを購入しました。これを一通り読んだら、私のホームページに「映画評論」を掲載する予定です。なお、本日の「しんぶん赤旗」に「日本映画に“パッチギ”=頭突きを加えた青春快作だ」(石子順)との激評が掲載されました。これも後で、私のブログに転載する予定。
2007/5/25(金) 午前 10:54 [ yfq**494 ]
前作はお気に入りでこれにも期待してたのですが、これは失敗作だと思います。密輸をたいした罪じゃないとするような話を入れたことは、そのことだけで許されません。映画のように証拠品を摘発できなければどうしようもないんです。何で金塊と米ドルになってるのかも不思議だったけど。最後にとってつけたように、船長が供述を変えてくれた。あんまりでした…。全編同じ視点でものが見られていると思われても仕方ない。残念でした。
2007/5/25(金) 午後 10:08
李鳳宇さんは主人の親友で、主人は京都朝高出身。まさしくあの映画の登場人物(。-∀-)です^^;青春時代の話を色々聞かせてもらいましたが今でもとても熱い人です。。。在日は皆熱いですけどね♪
2007/5/26(土) 午前 3:27
マイ・チング・ファピーさん★『本当にそうなの?』が、ちと分かりませんf^_^;)。少なくとも、生き証人である我が「父ばんど」は、『パッチギ!』を見て「昔を思い出すしかなわんわ!」と話していました。画家になることを反対して家出をして、京都市内をうろついて時期と被るみたいです。
2007/5/26(土) 午前 4:56
jsky7602jpさん、是非、2を見て感想を下さいね。賛否両論で・・・・。東京朝高校ですか。面白そう、高校同士で、大阪気質と東京気質。面白そうですね。「このカッペ!」とか言われたりして。ハハハ!!映画自体の出来不出来も大切ですが、個々の内容より、映画の中に流れる全体の意図をくみ取れば楽しく見れるかも?
2007/5/26(土) 午後 7:56
堀端勤さん、そうですね。連続編として作れたのは喜ばしいことですね。同時封切りの韓国での批評が気になります。また、分かり次第、書きますね。
2007/5/26(土) 午後 7:58
yfqsx494さん、訪問させていただきました。いろんな批評があって面白いですね。この映画が、嫌韓の嵐がある中で、話題を集めてるのも面白い現象ですね。在日の存在がこの社会に良い刺激になってる
それでいいかな〜とも思っています。
2007/5/26(土) 午後 8:00
shinchanさん、コメントありがとうございます。そうですか、脚本としては、そうなんだ。でも、映画自体の持ってるインパクトを期待して・・・見ようと思ってます。(少しテンションが下がり気味?)
2007/5/26(土) 午後 8:03
海月さん、そうですか。いつかサインをもらってくださいね。ハハッハ!ミーハーしてるのかな?昔、(若い頃、熱く語った記憶があります。李鳳雨氏は忘れたかな?)>在日は皆、熱い、か・・・そうですね。私も、まだ熱くなる時が多いかも。
2007/5/26(土) 午後 8:05
マイチングまったけさん。そうか、東九条が第一作だから、人並み以上に身近に感じるんでしょうね。”耳塚”のドキュメントを前田監督が作っています。来月からは、任辰倭乱の史跡の撮影で韓国らしいです。また、色々と情報分かち合いましょう。
2007/5/26(土) 午後 8:09
東九条を自転車で回るときは「パッチギ!」のロケ地を見つけては、はしゃいでいたのは確かです。しかし、それと同時に現在も続く厳しい生活環境に涙しました。
2007/5/26(土) 午後 10:19