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うるう雪

※2月29日の話です。
後輩が鎌倉見物行こうぜ!雪とか関係ない!
と言い出したのでついて行った。
鎌倉駅で集合し、まずは八幡宮に。小町通りを抜けて行くことにしたがこの人のいなさである。


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これ写真見せて東北の商店街って嘘ついても行けそうな感じ。


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八幡宮着。
写真を撮ろうとしている人が増えてきた。寒いのに御苦労様なことである。
というわけで僕らも便乗して写真を撮り、更に歩き続ける。この時点でもう靴の中が大変なことになっていたのだが気にしない方向で。


日本の巨木信仰について熱く語りつつ、荏柄天神社まで移動。
梅の花に雪が積もってなかなかに雅な感じ。
今年はやはり梅が遅かったようですね。家の梅もまだ咲いていますし。


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階段を登り切って振り返って撮った写真。車のタイヤ痕が努力の跡を物語っている。


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途中に寄った陸軍中将の墓。なんか岩室に入ってる。腹切りやぐら的なオーラを感じたので早々に立ち去った。


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深山幽谷と言えるような趣きである。雪で音が吸われてただただ静かである。
鎌倉駅まで再び戻り、今度は西へ攻める。鎌倉がっかり名所として名高い極楽寺に行きたいそうなので、江ノ電に乗車。


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極楽寺駅。スイカが使えるようになっていた。モノレールのように独自路線で行ってもらいたかったのに、迎合かよ。
ここにくるとエルフェンリートを思い出します。みゅうは正直来たら通報すると思いますけど。


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強風でポールに張り付いた雪がそのままの形でずり落ちてできたう○こ。
やっぱり温度が高いから粘性があるみたい。


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やっぱり極楽寺はがっかり名所でした。たしかに名刹ではあるけど、写真撮影禁止だし、檀家じゃないと怒られるしね。雪の降ってる中出てくる僧侶はいなかったので何も言われなかったが。
帰りは歩きをチョイスして、ひたすら切通しを下りに入る。
ここの切通しは拡幅されたので趣きは全く感じられない。
見どころは寺がやってる血液型おみくじ。せめて干支にしてくれと毎回思ってるがいまだにある。
ようやく麓について、長谷駅の傍の店で昼食を摂る。カレーである。観光地値段を見て期待していなかったがなかなかおいしかった。というか寒さで麻痺していたので分からん。今度まともな状態の時に喰いに行ってみよう。


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そして長谷観音をスルーしたのち、大仏である。昔なんて庶民は大仏見られなかったんだからこうやって露地にある大仏なんてまさに諸行を救う仏ですよという謎主張をしたりしていた。


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雪が積もってさぞさむかろうって傘とか着せたら恩返しに来たついでに家を踏みつぶされそうである。


長谷駅に戻り、鎌倉行の江ノ電を待つ。そして僕の脳裏にうるう雪という単語が浮かび上がってきたのであった。



   江ノ電を待つ君の横で僕は
    時計を気にしている
   季節はずれの雪が降ってる
「鎌倉で見る雪はこれが最後ね」と
   さみしそうに君がつぶやく
   うるう雪も降る時を知り
   ふざけすぎた季節のあとで




 次回予告 後輩と釣りに行ったよ(過去形)

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