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宗助は妻御米とともに広島、福岡から東京に戻ってきた。 友人の紹介でなんとか役所に勤めている。 宗助には弟小六の学資という頭痛の種があった。 また、友人安井から御米を奪った過去を潜在的に抱えながら日々暮らしている。 「三四郎」「それから」につづく三部作。 朝日新聞連載作品。 作品自体に宗助由来の神経衰弱、無気力の雰囲気が漂っています。 主要な登場人物も他力本願的。 決してポジティブな作品ではありません。 この作品自体、私がはぐれるのか、作品がはぐれるのか何度も迷子になった気がしました。 あれ、自分はどこにいるんだと。 お陰か読後眠りにつくのは早かった。 先生、 安井が登場しないこと、御米とのいきさつが描かれていないのは意図的ですか。 過去の作品から想像しろということですか。 なぜ宗助は急に禅寺に赴くのですか。 先生。 夏目漱石氏の作品を読んでいるとき、いつもの自分から離れてその作品に合わせないとついて行けないことを意識します。
時代、背景、思想、価値観の乖離を感じます。 それ故に倦厭していた時期もありました。 全然読めない時期。 今ではそんなところにも適応できるようになりましたが。 |
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そうですよね〜何で禅寺にいくのかなぁ〜ってカンジでしたねぇ。(^^;)この作品、前の2作に比べると確かに読みづらかった記憶があります。でもボクは夏目漱石といえば「坑夫」がよみづらかったです。内容に夢も希望もなかったような…(^^;)
2005/10/24(月) 午前 8:58
いくら安井から逃げたくても禅寺まで行かなくてもと思いました。とっぴなところが逆に面白く感じました。「坑夫」ですか。夢も希望もない作品を読んでるときは辛いですよね。
2005/10/24(月) 午前 11:38
高校時代にむさぼるように読んだ漱石作品でしたが、当時は「門」より「行人」が好きでした。その唐突さが、不可解すぎて…今も不可解ですけど、違う印象が持てそうですね。久々に読んでみようかな…
2005/10/25(火) 午前 10:01 [ うぉ〜た〜 ]
water tree planetさんの高校時代は漱石漬けですか。「行人」はさらに唐突なんですか。時間が経つと作品の印象が変わってくることってありますよね。
2005/10/25(火) 午前 11:32
三部作の前2作は読んでるんですが、この作品はまだ読んでません。。漱石の作品は好きですね〜「抗夫」なんかも、漱石独特のあいまいさが好きです。これも読んでみたいですね〜
2005/10/25(火) 午後 0:13 [ - ]
ひまわりさん、漱石独特の曖昧さって分かります。逆に、えっ、どうなんだということもありますが。
2005/10/25(火) 午後 0:50
言葉足らずでした(汗)。唐突なのは「門」の話でした。行人は…なんというか、門をもっとつきつめてゆとりがなくなった感じでした(当時の感想です)。
2005/10/26(水) 午後 0:16 [ うぉ〜た〜 ]
へぇ、そうなんですか。「行人」今度読んでみます。予定では「彼岸過迄」のあとに読むつもりです。
2005/10/26(水) 午後 5:37
ふらふらと歌合せ... 「漱石の禅へ憧れその名にも 子規に貰った 拙さ故に」太聖 2/6 ...
2006/2/6(月) 午後 4:40
トラックバックが誤動作して、失礼致しました。 ・・・夏目漱石の想いが、小説の中に、「なぜ宗助は急に禅寺に赴く」のです。・・・
2006/2/6(月) 午後 7:46