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最近、三崎亜記さんのこの作品を書店で見かけ気になっていました。 なぜか見かけると気になってしまう。 この作品も三崎亜記さん特有の現実社会に非現実を持ち込むという手法は変わらずでした。 建物の7階部分をなくしてしまう運動、廃墟という特殊な建物にとりつかれた人、夜中の図書館の生態、蔵を守る職業など「世にも奇妙な物語」的な非現実が用意されています。 私は『図書館』という作品が好きです。 三崎亜記さんも葛藤があるのかなと想像します。 現実に非現実を組み込むという手法の限界というものに対して。 デビュー作の『となり町戦争』が画期的だっただけに、読者など周りもその手法を期待するだろうし。 彼の道はその手法を洗練させ、そしてその向こうにどんな世界を提示することができるかにかかっているような気がします。 そんなことを大事にしないと対岸の火事的な日和見主義に陥ってしまいそうで。
常にリスクを冒し、自分も血を流していかないと。 |
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なるほど、彼女はいろんなテーマ扱ってますね。一度読んでみたい作家です。
2009/3/4(水) 午前 5:26 [ ウォン ]