いのちの花プロジェクト〜殺処分ZEROを目差して〜

青森県立三本木農業高校愛玩動物研究室で行われている殺処分ゼロへの取り組みです。

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命の花プロジェクト 高校生の視点に学ぶこと(2013/11/04)
 青森県立三本木農業高の動物科学科の生徒が少しでもペットの殺処分を減らそうと、殺処分後の犬の骨を土に返して花を育てる活動「命の花プロジェクト」が、多くの人の共感を呼んでいる。
 活動を始めたのは2012年。生徒が県動物愛護センターを見学し、殺処分後の犬や猫の骨が事業系廃棄物の分類で、ごみとして扱われることに衝撃を受けたのがきっかけ。ペットブームの陰に隠れた悲しい現実を知ってもらうため、同センターからもらい受けた骨を手作業で細かく砕き、土に混ぜて花を栽培した。花を見るたびに死んだ動物のことを考えてほしい―とのメッセージだ。
 焼却後の骨の中には首輪なども混じっている。多感な年齢の生徒たち。最初は涙を流しながら作業した。指導する教諭側もここまで踏み込んで良いのか、迷いもあったと聞く。そうした葛藤を乗り越え、あえて取り組んだ生徒の勇気に心を動かされる。
 やがて活動は徐々に広がりを見せる。6月には趣旨に賛同して三農を訪ねた県立黒石商業高の生徒にやり方を教えた。9月には三農で開かれた犬の祭典で愛犬家と共に花苗を鉢に植え、命の尊さを考えた。インターネットで活動の記事を読み、花の球根を送ってくれた人もいる。
 10月22〜24日に関東圏で開かれた第64回日本学校農業クラブ全国大会文化・生活部門では、命の花をテーマに発表した3年の曽我美月さんが最優秀賞に輝いた。最優秀賞者として部門別の審査以外に大会式典でも発表し、全国からの出席者に紹介した。
 ペットを飼う効果に子どもの情操教育が挙げられる。核家族化が進む中、共に散歩したり、遊んだりし豊かな心を育み、命の尊さを学ぶことができる。餌を与え、世話をしなければ生きていけない弱い存在であることも教わる。
 12年度の県内の犬の殺処分は904匹で11年度より116匹増えた。飼い主の経済的な事情や管理の行き届かなさなど、さまざまな要因があろう。譲渡会など飼い主を探す地道な取り組みは行われているが、殺処分は減っていないのが実情だ。
 殺処分ゼロを目指すには、現実を伝え、多くの人の関心を高めることが第一歩となる。生徒の活動は多くの新聞やテレビにも取り上げられ、ペットブームの陰の部分に光を当てた。生徒が果たした役割は決して小さくない。既成概念にとらわれない高校生の視点に学ぶところは大きい。
 保健所や自治体、ペットの販売業者や飼い主、それぞれがどう関わっていけばいいのか。高校生から示された課題に、大人は何ができるか、考えていきたい。
 
原文はこちらです

日本学校農業クラブ全国大会:「命の尊さ考えて」 三本木農・曽我さん最高賞 殺処分の犬の骨、土に返し花を栽培 /青森

毎日新聞 2013年10月29日 地方版
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/area/aomori/images/20131029dd0phj000043000p_size5.jpg
文部科学大臣賞の受賞を荒谷校長に報告する曽我さん=十和田市の三本木農高校で
 今年の「日本学校農業クラブ全国大会」で、県内からは県立三本木農高(十和田市)の曽我美月さんが「文化・生活」部門最高賞の文部科学大臣賞に、県立名久井農高(南部町)の法〓崎みづきさんが「食料・生産」部門の最高賞・農林水産大臣賞に選ばれた。三本木農高は28日、曽我さんを迎えた凱旋(がいせん)パレードを実施。殺処分された犬の骨を土に返し、花を育てる「命の花10+件プロジェクト」に取り組む様子を発表した曽我さんは、荒谷隆男校長や全校生徒に受賞を報告し、「命の尊さや殺処分の現状を伝えたかった」と話した。
 同プロジェクトは、県動物愛護センター(青森市)で殺処分された犬の骨を砕いて土に混ぜ、その土で花を育てて配布する活動。花を受け取った人に命について考えてもらうのが狙いだ。曽我さんらが所属する愛玩動物研究室が昨年4月から取り組む。同センターによると、昨年度殺処分された犬は904匹。その骨が廃棄物として処分されると知り「何とかして土に返してあげたい」と活動を始めたが、骨を砕く時にはつらくて涙が出たという。それでも、骨を混ぜた土からはマリーゴールドが花を咲かせた。
 大会で曽我さんは「花を見ていると彼らが生き返ったようで、本当にうれしい気持ちになった」と発表。「大会で多くの人に伝えられたのがうれしかった」と振り返った。
 同大会は農業系高校生が専門技術を競い、研究成果を発表する大会で「農業高校生の甲子園」とも呼ばれる。今年は22〜24日に東京都などで開かれた。名久井農高の法〓崎さんは「父の後ろ姿を見て」との題での発表が評価された。【伊藤奈々恵】
 
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三農・曽我さん意見発表日本一

この動画はFLASHを使用しています
動画サイト「東奥NETテレビ」はこちら

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2013/imags2013/1028o.jpg
曽我さん(左)を先頭に校内をパレードした農業クラブ全国大会の受賞者
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 十和田市の三本木農業高校動物科学科3年の曽我美月さんが「日本学校農業クラブ全国大会」で、犬や猫の殺処分を減らそうと同校が取り組んでいる「命の花プロジェクト」をテーマに意見発表し、日本一の最優秀賞を受賞した。同校は28日、祝賀パレードと受賞報告会を開き、全校生徒が受賞を祝福した。

 22〜24日に神奈川県で行われた全国大会には、332校約1900人の農業クラブ員が参加。意見発表の「区分 文化・生活」に出場した曽我さんは「命のメッセージ〜命の花から奇跡の花へ〜」と題して発表した。

 曽我さんは捨てられて殺処分される犬や猫を減らそうと、殺処分された動物の骨をもらい受け、土に混ぜて育てた花をイベントなどで配る活動について紹介。活動を通じて学んだ殺処分の現状や命の尊さについて発表し、最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞した。

 また、プロジェクト発表会では生活科学科3年附田榛佳さんら三農ゴボウガールズ10人が、農業鑑定競技会では植物科学科3年中田圭武君、動物科学科2年中村真実さん、農業機械科3年沖沢孝志君が優秀賞を受賞した。

 受賞者らは、全校生徒の拍手の中を正門から校舎までパレード。曽我さんは報告会で「発表を通して多くの人に殺処分の現状を伝えることができた」と喜びを語った。荒谷隆男校長は「今回の成績は全校生徒と教職員の誇り、自信、励みになる。今後のそれぞれの活動につなげていきましょう」と話した。
 
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三農高「命の花プロジェクト」が最優秀賞(2013/10/29 09:00)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/10/29/img1310290901.jpg
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/tips/movie_icon.gif 動画はこちら
 
青森県立三本木農業高校(荒谷隆男校長)の生徒がペットの命を大切にしようと取り組む「命の花プロジェクト」が、第64回日本学校農業クラブ全国大会首都圏大会(22〜24日)意見発表会の文化・生活部門で、最優秀賞と合わせて文部科学大臣賞に選ばれた。28日、同校で〝日本一〟などの入賞を祝うパレードと報告会が行われた。
【写真説明】
最優秀賞の受賞を報告する曽我美月さん(左から2人目)。左は荒谷隆男校長
 
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「命の花」活動、愛犬家が体験/十和田(2013/09/30 22:50)
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/09/30/img1309302201.jpg
 「人と犬の共生を考えよう」をテーマに青森県立三本木農業高校(荒谷隆男校長)は28日、同校敷地内で「犬の祭典」を開き、愛犬家らがペットの命を大切にしようと動物科学科の生徒が進める活動を体験し、命の尊さを考えた。
 同校はこれまでドッグカーニバルとして犬の〝運動会〟を開催してきた。本年度は殺処分された犬の骨を土に返し、花を育てる命の花プロジェクトの発表と警察犬デモンストレーションを加え、名称を変更した。
 生徒によるプロジェクト発表では、殺処分後の犬や猫の骨が事業系廃棄物として扱われる現実に驚き、活動を始めたことなどを説明した。愛犬家らが生徒と共に花を植える活動を体験した。
 参加者は殺処分の現実に戸惑いながらも骨が交じった土を鉢に入れ、ケイトウの花苗を植え、各自で持ち帰った。十和田市の永瀬邦子さんは「県内でも多くの殺処分があると知らされた。花も犬も大事にしたいと思う」と話した。
【写真説明】
生徒と共に命の花プロジェクトの活動を体験する愛犬家ら
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