|
形あるものは皆変わってしまうのだろうか?
それは時間の経過とともに少しずつ変わっていった。
街の風景や友達、僕を取り巻く環境全てが…。
でも僕の心の中にある感情はあの頃のまま何も変わっていない。
その矛盾を感じながら日々暮らしています。
あなたは、覚えていますか。あの頃の純粋な気持ちを…。
人は育った環境で人格が形成されてしまうのでしょうか?
もがき苦しむあなたを知りながら力になれなかった自分を悔いています。
でも僕はいつでもあの頃のままの純粋な気持ちを持ち続けています。
青い空と白い雲だけはあの頃と何ら変わらず僕を見つめている。
そう、あの頃君が僕を潤んだ目で見つめていたように…。
空を見上げるたびに思う事があります。
この空は異国の地にいるあなたのもとに繋がっているのですね。
形の無いものそれは変わらない。
拝啓 お元気ですか?
こちらは今日もいい天気です。
あの頃と何も変わらない青い空と白い雲。
そして僕は今日も空を見つめています。
|
夢幻和歌集
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
|
お誕生日おめでとう。
君が生まれてきてくれた事に感謝します。
僕たちの子どもに生まれてくれて本当にありがとう。
いつも僕たちは君のそばにいるよ。
だから泣かないで。僕たちはいつも君のそばいるから。
姿は見えなくても、心の中で感じとって欲しい。
この大きな愛は永遠に君のものだよ。
だから、泣かないで…。
|
|
あれは雨の夜でした…。
漆黒の血がアスファルトを染めていく。
あれは雨の夜でした…。
女性の悲鳴が雨音にかき消されて行く…。
あれは雨の夜でした…。
車のライトが僕を照らし続ける。群衆の眼差しとともに…。
立ち尽くす僕を見つめる小さな瞳…。
薄れ行く意識の中で僕は彼女にささやいた。
「吃驚させてごめんね。早く家に帰りたかったんだ。」
「君と同じくらいの娘の誕生日だから…」
|
|
今日もあいつらがやってくる…。
その恐怖に憶えながら布団に入る。
いつもの様に夢の中にあいつらがやってくる。
僕はまた発狂と共に目覚める。
しかし、目覚めたのか、まだ夢の中なのか、
現実と夢との区別さえつかなくなってきている。
もう何時からだろう?こんな事の繰り返しは…。
窓を開けるといつもと同じ街の夜景が目に飛び込んでくる。
照明を付けたまままた、布団に入る。
僕の心の奥底にある闇をあいつらが狙ってくる。
あいつらが何者なのかはわからない。
姿…形…人間なのか…そうでないのか…。
でも、1つだけ確かな事は、皆忘れているだけなんだ。
いや、忘れようとしているだけなのかもしれない。
心の闇を消してしまいたいから…。
|
全1ページ
[1]





