『為替と40余年』

森羅万象を映す“為替”と四十余年を貿易マンとして共に生きてきたが、定年後は違った観点から眺めたい

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『G2ワーク・その2』 緊張の一時 八卦(ハッケ)

定年後は“叱られることも、叱ることも無いTension-lessの生活”で気楽すぎて体に良くない(毒)と最近思うようになった。人間は常に何らかの「緊張する瞬間・ひととき」も必要ではと考えている。

8:45amの緊張:
特段の用事が無い限り、朝8:45には普通のサラリーマンと同様にPCをスイッチオンにして、「緊張の一瞬」を求めている。夜中の米国市場を受けて、東京市場の15分前に日経平均の動向を占うシンガポール(日経先物)市場がオープンするので、「いざ本番」となる。大体はDOWの値動きに影響されて、相場は前日からジャンプアップしたり下がったり(Gap Up/Down)するが、縷々記録を検証するとDOWトレンド方向への順応確率は80%以上となっている。逆行は週末・祝日を挟む場合でケースは稀少ではないか?

株の総合指標の日経平均は、ジグザグする為替の予想(当てもの)よりは読みやすいのだろう。9:30ぐらいまでに、“緊張と迷い”の中でエイヤーと「仕掛けや手仕舞い」の決断となる。ピーンと気迫の籠もる一瞬だ!

ランチタイム:
昼飯を食べた後、PCを再度覗いて、Good-dayとBad-dayのいずれかになる。凡人ゆえに、「利益確定」は簡単で、自分の描いたシナリオが当たれば心地よい。金額の多寡でなく、「当たった」ことの満足感で昼飯も美味くなる。

ハズレれば、家内に昼飯に文句も付けたくなるが、ハズレの「損切り」は頭で理解は出来ても実行は実に難しい。投資(相場)のプロとアマの違いは「損切りが出来る、出来ない」にあると、どんな教科書にも書いてあるがメンタルの問題で容易ではない。

八卦(予想屋):
今は、便利な時代であり、9時頃までには株や為替の予想数字も出てくる。 メール配信を3本ほど目を通す事にしているが、「ヨソウハウソヨ=予想は嘘よ→よ嘘は想予」の回文もあるがプロの先生方の予想も拝見することとしている。

世の予想は“当たるも八卦、当たらぬも八卦”だが、“八卦を八掛けと当て字すれば”大体はその範囲(80%)内に入るのでメルマガ・データには敬意を表している。因みに29日の日経平均の高安レンジの結果13,085-12,940に対して、予想屋(株難辛苦)は13,070-12,880と言っていたので、「お見事」と言わざるを得ない精度だ! ドル円の予想(MiniMag)も109.00-109.90に対して108.50-109.50の結果だったので八卦以上の出来栄えとも言える。

広辞苑に依れば、八卦(八象)は「天・地・水・火・山・沢・風と雷」を象徴するものとあるので、信ずるに十分な要因を含んでいる。

G2ワークの勧め:
そんな次第で、昔の大先輩の教えの「G2ワークの小一時間」はボケ防止と相場の読み、結果の反省場となる。
朝は一杯のコーヒー、夜はPCデスクにワインがよく似合うし、損益プラスならワインの味も美味い。
負けた時には「Tomorrow is another day=明日は明日の風が吹く」と思うことにして快眠に心懸けている、、、、、、「週末の心」も既に来週月曜朝に向かっているのでPositive Thinkingで良かろう、、、、、、、と。

相場に限らず、仕事でも遊びでも、女でもG2ワークをお勧めしたい。

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『G2ワーク・その1』 相場とアノマリー

ホット一息の多忙の一週間であった。定年浪人にも“多忙と言える一週間”があったのは嬉しい限りだが、それよりも8月29日の日経平均が久しぶりに大幅高で終えるのは慶賀に堪えない。

アノマリー:
Anomalyの意味は“例外、変則、不合理”と訳されるが、株価や為替など毎年同じ時期に起こるような変則的な動きなど、合理的に説明がつかないものを言うらしい。今年の葉月(8月)相場は昨日で終わったが、日経平均終値は前日比+350だった。昨年(07年)も+415だったし、06年の8月末日も+268だったので、正にアノマリーだった。 “夏休みご苦労さん! 相場で夏バテ解消の意味もあろう。”

日経225銘柄の内、自分流のセレクション90銘柄をセンサー銘柄でモニタリングしているが、29日はなんと87銘柄が高値で取引を終えているので97%が高騰だったことになる。

G2ワーク:
昔、飛行機好きの先輩上司に「G2ワークしろ」とよく言われた。“G2って何ですねん?”と聞けば、米軍のスラング英語で「GROUP TWO」の意味で、敵味方、戦略・戦術など比較・分析、熟慮検討することだ!、と教わった。 貿易の仕事で海外市場のG2ワーク、競合メーカーとのG2(比較論)などシッカリ遣らないと決裁決済稟議の判子が貰えなかったが、実に重要な事を先輩から教わったことになる。

朝一のG2ワーク:
日本の経済は欧米、相場では前夜の米国市場が鏡のごとく翌日の日本市場に影響を与える。前夜のDOWが高値(前日比UP)で終われば、日経平均もほぼ確実に跳ね上がる事になる。シカゴの日経先物、NASDAQ、原油(WTI)も最近は大きな影響を与えるし、$やユーロも同様だ。涼しくなって朝寝坊に逆戻りしてきたが、8時ぐらいまでにはG2ワークと思っている。

先輩から教わった事を実行しようと、時間タップリの身分で朝一のデータをExcelに入れているが、世の中のトレンドは読めないこともない。直近の2ヶ月の前日DOWのUP/DOWNと日本市場の連動率は90%近いので、「表か裏?、丁か半?」のギャンブルではなく、相場は一種の科学的で知性的なお遊びでないかと思っている。

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