『為替と40余年』

森羅万象を映す“為替”と四十余年を貿易マンとして共に生きてきたが、定年後は違った観点から眺めたい

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『ユーロ急転直下』 “続く苦悩”

庶民にメリットなし:
ユーロが無茶苦茶に急降下している。ベンツ、BMW,シャネル、高級ワインも庶民には縁がなくて対ユーロの「円高メリットは全く関係ない」が、日本の企業に取って拡大した欧州圏との貿易に於ける悪影響は計り知れない。森羅万象を写すのが「為替」ではあるが、円のみ独歩の高進は「投機」以外には説明材料はないと思っている。今朝の新聞は入念に読んだが、銀行や証券会社のストラジストと呼ばれる人達のユーロ安値は100円と、日経平均は5000円とか6500円とか極限の最悪シナリオを予想している。

もっとも高値ではユーロは130-140円、株は12000円の予想で、専門家にしては幅が大き過ぎ素人の「不安と期待値」の様で参考にはならない。

2000年10月の超ユーロ安:
8年前の10月は現役時代であったが、ユーロの月間平均レートは@¥92であった。1999年1月に132円であったユーロが20ヶ月で40円の円高に見舞われ、輸出の仕事で二年もの間「地獄」を見た。しかし、今回は三週間で為替、株、原油も全て暴落である所が過去の円高とは異なる「世界規模の金融地獄」である。

ユーロは2000年10月を境目に円安となり二年で(02年末)125円台までリバウンドしほっこりした。92円の円高で計画した業績計画だったが、33円もの円安となりバッポリ増益の筈だが、世の中は勘定通には行かない。会社からは“円安差額の30円強はどこに消えたか?” と懐を探られ四苦八苦の説明に追われた懐かしい記憶がある。


1999年始め132円だったユーロは2000年10月に瞬間風速88.94円を記録して、定年を迎えた07年7月には169.47円であった。月足のチャートを眺めれば、為替の浮き沈み、後輩貿易マン達の苦悩や苦労が目の当たりに浮かぶ今日この頃である。

週明けで少しは「株為替原油など安過ぎ」の修正と期待するが、(日経新聞・朝刊の)銀行・証券会社のストラジストさん達の来年3月までのユーロ\130-140予想や日経平均12000円のオプテイマム予想の材料や根拠は“ハテナ何だろうか?” 

閣僚の資産公開:
麻生首相の資産は4億5千万、鳩山大臣は7億6千万と資産公開が新聞に載っていたが閣僚の証券保有も結構多い。さて、この公開の資産の“土地家屋は標準課税価格”とあるが、「株式の価格」は“どのような評価額”なのだろうか? 親代々からの相続遺産だろうと思うが、人ごとながら(簿価か時価か)気になる。

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