『為替と40余年』

森羅万象を映す“為替”と四十余年を貿易マンとして共に生きてきたが、定年後は違った観点から眺めたい

相場考

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インターネットの発達で手軽に株や為替を楽しむことができる時代となったが、そんな行為は投資だろうか、あるいは投機なのだろうか? 私も温泉、晩酌、タバコ銭ぐらいのリターンがあれば良いと思って定年後はPCに向かうことも多い一人だ。時間が有り余り、緊張感のない生活にチョットした刺激を与えてくれ、ボケ防止になる。楽しみと考えていても、単元株の売買となれば100万以上になることもあるので、現役時代の仕事と同じように真剣、熱中人でないといけないと思っている。

しかしネット取引でクッリックする度に、俺は「投資をしているのか、投機をしているのか?」と自問することがある。

投資と投機
広辞苑を調べると、「投資」は利益を得る目的で、事業に資金を投下する事。出資。元本の保全とそれに対する一定の利回りを目的として貨幣資本を証券(株式および債券)化することある。
一方、「投機」は損失の危険を冒しながら大きな利益を狙ってする行為。やま。市価の変動を予想して、その差益を得るために行う売買取引とある。投機の「やま」とは山師のことであり、詐欺師と辞書に書かれていいる。英語では投資(家)はInvestment (Investor)で格好は悪くないが、投機(家)はSpeculation (Speculator)と聞こえも良くない。

比較表
株投資などの本を参照して、“投資と投機の比較”を作ってみたのが上の表である。この様に整理してみると、「なんだ、俺は投機のままごと遊びを楽しんでいる」のだと最近、納得するようになった。

しかし、待てよ! 俺が保有している数銘柄の株は長期(何年も)を持っているので、取引期間から判断すれば“投資”ではないかと思い返したが、良く見ると保有株はすべて評価損(含み損)を出している株である。早い話が、儲かっておれば直ぐにも売却(手仕舞い)しているが、銘柄選択や売買タイミングに失敗したので長期保有しているだけの話であった。「投機の失敗」を「投資」と(格好良く)言って、実は処置に困っているのである。

実は投機遊び人
“株投資”を行っている方々も、“実は投機”をしてタイミングやトレンドを読み間違って長期ホルダー(=投資家)となっているのが少なくはないのではなかろうか? 為替で言えば、高金利SWAPを狙ってポンドを売らずに長期保有するのも、投機の失敗の言い訳でないだろうか? 私は、比較表の投資のように投資対象の成長を楽しむことはないので、正に投機遊び人と言えるのだろう!

「投機」とは、「禅宗で、師家(しけ)と弟子のはたらき(機)が一つになること。悟りを開くこと」と広辞苑には別の意味も記されており、自分に言い聞かせ悟っている。

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世の中はすべてが「勝ち負けの世界」なのかもしれない。マイクロソフトですら、ネットではグーグルに負けそうでYahooに触手を伸ばしている。決算も出揃ったが、どんな背景があっても増益増収組は「勝ち組」である。

勝ち組みと負け組:
ビジネスであろうと相撲であろうと、はたまた株式・諸投資・FX取引やギャンブルも同じで教科書やマニュアルあるいは地道な努力だけではどうしようもないランダムな動き(不確実性)に支配され勝ち組み(リターン)と負け組(リスク)に分かれる。そこにはギャンブルに通じる何者か、多分「偶然性」も作用しているだろうが、仕事の出来る男は、何処かに「ギャンブルの心構え」を持っているのではないか?

ギャンブル理論の大家である、谷岡一郎氏は著書『ビジネスに生かすギャンブルの鉄則』(日本経済新聞社、2001年)のなかで、「ギャンブルを理解し、またリスクに果敢に挑戦する企業家は成功の機会が大きく、逆にギャンブルは理解しても行動を起こさない(リスクを取らない)のは駄目であると言い、たとえば官僚などその例であると言っておられる。また、ギャンブルはするが、理解をせず感情や本能に支配される人間は泡沫(バブル)人間になる」とも述べておられる。

相場の心と相通じる:
ギャンブル博士の話はなんとなく理解できそうな理屈です。マージャンを例にとると、強い人と弱い人の行動パターンは相場、株、為替のほとんどに該当する教訓となる。マージャンは4人のゼロサムゲームであるが、自分の手しか見ない=市場やトレンドに逆らう、どんな手でも上がろうとする=休むも相場の格言を知らない、計算に弱い=損益分岐を知らない、損小利大の意味を理解してない、愚痴る、言い訳する=取引技術がないなど敗者の典型例であろう! 私はどちらかと言うとリーチマージャンが好きであったが、友人や同僚への小遣い供給側であった。

麻雀に強い人間(上の図)の要件は、世界の情勢を広く分析・観察し、攻めと守りを心得、損益思考を持ち、ジックリ戦略練り、研究心の豊かな人が点棒を稼ぐことになる。

出来る人:
現役時代には、部下から銭を巻き上げ、海外まで遠征して稼ぐ御仁もいたが、彼らは“お金の匂い嗅ぎ分ける能力”などに優れていたし、経営能力も人間味も兼ね備えていたので常に尊敬の念を抱いていた。“飲む打つ買う”は別にして、マージャンや勝負事も出来ないような真面目め社員は仕事もソコソコであったように思っている。

余談になるが、最近中国でトロージャンと言うトランプゲームが流行っている。ポーカーのような遊びであるが、中国共産党幹部に人気があると言う。その理由はゲームの戦略戦術、駆け引き、相手を読む心理作戦など“孫子の兵法の現代版の要素を持つゲーム”らしい。欧米ではポーカーが盛んであるが、これも相手の心を読むゲームであり政治家などには必須の社交らしい。日本の役人はどうであろうか? 頭は良いが、社交も、ゲームもしない、理解しない頭でっかちの役人では外交交渉も負けゲームが多いはずである。(ただ、公務員は法律で民間人と接触が制約されているが、法律を緩和してもと官民の交流を進めるべきである。X-XXしゃぶしゃぶは困るが、ゴルフやマージャンは大いにええやないか! 海外では役人と親しく意見の交換や交流が出来るが、日本は変な法律で息苦しい社会である。)

相場の心は正に研ぎ澄まされたゲーム感性が必要でないかと確信するに至った。ただ、最近はマージャンをしてくれる相手もなく徒然の日々、、、、

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夢物語 
マカオに行ってルーレットで大儲けし、上海で友達と久しぶりにマージャン、先ずは「大三元」で上がり小遣い稼ぎ、何と「九蓮宝灯」も点張り、“胸がドキ・ドキ・どき”と痛むところで寝相が悪かったのであろう目が覚めた。「九蓮宝灯」は上がれば死ぬと言うので、実は夢でよかったが、ゲームの世界は確率論と言える。役満などは確率論を語るよりも偶然性で考えた方が良さそうである。九蓮宝灯は北海道の“白君”、東京の“発君”と九州の“中さん”が大阪の通天閣でバッタリ,偶然に30年振りに出会ったようなものだが、40年もマージャンをしたが未だ上がったことがないので生きている証拠だ。

1865年と1963年に暗殺されたリンカーンとケネデイーの2人の米国大統領には「不思議で奇妙な偶然の一致点」が沢山あると言う。

その奇妙な偶然の一致とは「議員に初当選したのは、リンカーンが1846年、ケネディが1946年 大統領に当選したのは、リンカーンが1860年、ケネディが1960年 」、「秘書の名前は、リンカーンがケネディ、ケネディがリンカーン 」、「両者とも、暗殺されたのは金曜日で、頭を撃たれた 」、「暗殺後に昇格した後継大統領の名前は、両方ともジョンソン 」、「リンカーンの後継者アンドルー・ジョンソン大統領の生年は1808年 、ケネディの後継者リンドン・ジョンソン大統領の生年は1908年」、「リンカーンの暗殺者の生年は1839年、ケネディの暗殺者の生年は1939年 」、「両暗殺者はともに暗殺された 」、「リンカーンが暗殺されたのはワシントンのフォード劇場 、ケネディが暗殺されたときに乗っていた車はフォード製のリンカーン 」、「リンカーンは劇場で暗殺され、暗殺者は倉庫に隠れた 、ケネディは倉庫から狙撃され、暗殺者は劇場に隠れた」、「暗殺の1週間前、リンカーンはメリーランド州モンローを訪問 、暗殺の1週間前、ケネディはマリリン・モンローと一緒だった」

などだが、一部はこじつけや間違いもあるとの指摘もあると言うが、ケネデイー暗殺後に偶然の一致(Curious coincidences)としてひろまった。詳しくは米/Time紙とWikipediaとのサイトをご覧遊ばせ!

さて、経済では前の福井日銀総裁の記者会見では、「何々の確率性が高いとか、蓋然性が云々、、、」と発言されていたが、世界の経済動向、投資、株、為替はゲームと同様に確実に当てる(予測)のは難しい話であります。

が、時間たっぷりあるので、歴史をひも解き、理論、ファンダメンタルズ、チャート分析など眺めることを日課の一つ二に加えている。

それにしても、「九蓮宝灯」は夢でも良いので上がりたかった!ナー

http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,876021,00.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Lincoln_Kennedy_coincidences_urban_legend

人には辛抱が第一

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キーワードは「人ニハ1一」
世の中は「辛抱=be patient」する事は中々むつかしい。混沌の日本の政治や経済がいつ良くなるのか、国民には辛抱が重要である。学生もサラリーマンもOLも投資家も同じ悩みがあり“辛抱の毎日”であろう。Just be patient, everything will work out!といわれるが、「人には辛抱が第一」含蓄のある話を発見した。

大阪、北浜の相場師に松田軍十郎という人がいたそうだ。その相場師が音頭をとって山崎勘吉という人(矢張り北浜の相場師)の法要を行った翌年に、不遇の中でなくなった北浜の相場師達の墓地と墓石を作った。

「人ニハ|一」→ → →「人には辛抱が第一」→ → →「金」


その墓石の戒名には奇妙なナゾナゾの五文字「人ニハ|一」が刻まれているそうである。(上の写真は筆者が合成した物で実物ではない) 何と読み方は「人には辛抱が第一」、この文字を一つに縮めると「金」という漢字になると言う。

唸りたくなるような話が、鍋島高明著、『相場師異聞』(河出書房社 2002年)に紹介されてているが、時代は95年も前の1913(大正3)年の建立と言う。

非常に機知に富み、サジェステイブな戒名に出会ったと思い、なるほどこれが人生の極意かと、学生・ビジネスマンから経営者、はたまた投資家の極意かなと引用させて頂いた。

金は天下の回りものであるが、それには辛抱が大切との意味であろう、「損小利大」と言われるが、左様には物事は上手くはいかないのが世の常とこの言葉を眺める日々である。

『なぞなぞ』・相場

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ウサギ チューリップ 万年青に共通するのは何でしょう?

実は相場(投機)の対象となった動植物です。

明治時代の投機商品は米であり生糸であったが、取引所の場外ではウサギや万年青(オモト)を巡る投機があったと言う。オランダではチューリップ球根が投機対象となったのと同じで動植物まで投機の対象となったことになります。今の貨幣価値にして、ウサギ一匹、球根一個、オモト一芽が百万、10百万円以上の値が付いたと信じられない話である。当時の時代背景には士族の商法でカネ、金の世の中であったという。オランダも海上帝国として富を築いた時代で成金が活躍する時代など共通(バブル)するのであろう。

ウサギ:明治4年(1871年)頃、鑑賞用のペットとして兎は飼われ、天敵のいない環境下、兎は繁殖し続け、交配を重ねるうちに、珍しい兎(美しい色の兎・耳の大きな兎・目色の変わった物など)自慢の兎ができあがりセリに賭けられ一匹400円(400万に相当)の珍種もあった。従って「いい種ウサギ」を飼っておれば(ネズミ算でなく)ウサギ算式にドンドン子が増えて大儲けする事が出来た。国を挙げてのウサギ投機ブームとなり、東京府は、兎の飼育に税金をかけますが、一匹につき毎月一円(1万円)と滅茶苦茶の税金でブームは消えていったそうである。

チューリップ:風車とチューリップと言えばオランダを想像するが、1634年頃からチューリップが投機の対象となり大ブームとなった。原産のオスマントルコから輸入され、美しさに心を奪われたのは、ゆとりのある植物愛好家たちであったが、チューリップは短期間に増やすことが難しい種であり、品薄状態をおこして高値がついていた。これに目を付けたのが、投機家達である。縞模様や羽根状模様・炎模様の奇花を誕生させ、新品種のチューリップの球根1個が土地や邸宅と交換され一攫千金をなす者も現れた。しかし1637年には相場が急落してチューリップバブルは崩壊したと言うが、取引は、正規の証券取引所ではなく、居酒屋で行われた。取引において現金や現物の球根は必要とせず、「来年の4月に支払う」「その時に球根を渡す」という先物取引で、わずかな内金で売買できたと言うので何となくFX取引に似ているようである?

万年青=オモト(学名:Rohdea Japonica Roth)は常緑の多年生草本で、深緑で長楕円形の葉をつけるものであるが、葉の型変わりや斑入りなどを選別して栽培することが古くから行われていた。それらを万年青(おもと)と呼んで、古典園芸植物では重要なもののひとつである。明治十年頃(1877年)には京都を中心に大きなブームがあり、一鉢千円(現在の1000万円に相当?)という例があったと言う。慶長11年、徳川家康公が江戸城に入るとき、おもとを床の間に飾り入城したという古事が広く知られています。

(出典:鍋島高明著『相場師異聞』、河出書房新社、2002年
Anna Pavord著・白幡節子訳『チューリップ・ ヨ−ロッパを狂わせた花の歴史』、大修館書店、2001年)

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