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“Cinderella didn’t get her happy ending without lifting a finger. She had to show up at the ball,
be charming and smooth, and win over the prince.”
−p.189 I beat the odds by Michael Oher
「シンデレラだって幸せを得るために何もしなかったわけじゃない。彼女はダンスパーティにも行ったし、きれいでしなやかになって、それで王子を勝ち取ったんだ。」(Leally Lilly訳)
シンデレラストーリーをこのように解釈することもできるのかと興味深く読みました。
すべて運命に身を任せていたわけじゃなく、もちろんラッキーだったけど、自分も努力したということ。そう言われてみればそうかなと思いました。
今私が読んでいるこの本は「ホームレスのような生活からフットボールのプロ」になった自叙伝です。母親は子育てを放棄した麻薬中毒患者。お父さんは誰かわからないけれど、死んだといううわさ。住むところも転々として学校もそのたびに変わったけれど、良い家族に巡り合い、大学へも行けて、それでプロのフットボールの選手になったというサクセスストーリーです。映画にもなりました(写真)。
でも彼はシンデレラなんかじゃない。この栄光はほとんど自分の努力で勝ち取ったのだと思いました。ただ周囲の人が彼を助けてくれたところがラッキーだっただけです。勉強もほとんとできなかったけれど大学へ行くためにフットボールの練習後、午後6時から10時まで毎日家庭教師と勉強をしたのです。きっと疲れて帰って来たでしょうに。…夕食はいつ?まあそれはいいけど。大変な努力だったと思います。
この本には何度もお母さんがでてきます。母親はお金をもらうと家に鍵をかけて何日も家出してしまいます。自分の家に入ることができないので子供たちは友達の家で寝泊まりしなければいけなかった。なのに彼はまったくお母さんを憎んでいないのです。そんな母親をどうして大切に思うのかしら。親と子供ってどんな絆があるのでしょうか。本を読んでいる間ずっと不思議に思いました。
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Worthy Words
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この言葉が気になって眠れない!
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The Chronicles of NARNIA
By C. S. LEWIS
「ナルニア国物語」
児童文学のファンタジーの世界にはさまざまな国が登場します。
例えば「不思議の国のアリス」なら、そのまま「不思議の国(Wonderland)」。”Wonder”だから、「不思議」というより「うれしくてどきどきする不思議」って感じ。だって、Wonderがいっぱい(full)集まれば
Wonderfulでしょ。
そう言えば、エディー・マーフィーが出ていた映画で”Wonder World”という遊園地がありました。
ピーターパンに出てくる国は「ないないないの国(Neverland)」。これって結局「ありえない国」ってこと?そんなのだめじゃん、子供の夢が壊れる。
と、まあいろいろな国がでてくるのですが、その中でも「ナルニア国」というのが、とてもすてきな名前だなあと思いました。そしたらなんとこれはイタリアに実在する町の名前でした。作者はどうしてこの名前を付けたのかしら。ぜひ、知りたいです。でもとってもいい響きがします。ナルニア国の王様のAslan(アスラン)もカッコイイ名前だと思います。何故かしら王様の感じがしちゃう。
それにしても、イギリスは児童文学の宝庫です。大人になっても楽しめる本ばかり。奥も深いし、歴史もたくさん出てくるし、私は大好きです。
世界に誇れる日本の児童文学は…、ん〜… 「ドラえもん」、「ワンピース」、「らんま」…、
マンガしか浮かばん。
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The scar had not pained Harry for nineteen years. All was well.
「その傷は19年間ハリーを苦しめることはありませんでした。めでたしめでたし。」(Leally Lilly訳)
発見場所: p759 “Harry Potter and the Deathly Hallows”. Scholastic
ハリーポッターシリーズ最後の本の最後の文です。
「めでたし、めでたし」はちょっとやぼったいかな。「すべてがうまくいった」くらいかもしれませんが、ここはハッピーエンドのお決まりの言い方にしてみました。でもさ、英語のお決まりといえば、”They lived happily ever after.”(それからずっと幸せに暮らしました。)なんだけど、そうなっていないということは、なんとなく続編が出そうな予感。
すっかり内容を忘れてしまったので、ハリーポッターの最終章Part 1の映画を見る前に、改めて本を読みました。最後のダンブルドアの話しがよかったな。あんなふうにして亡くなった人と話ができたらいいなあ。母に話したいことがいっぱいある。
しかし長い話でした。それに本が重かった。私はいつも寝ながら読むので、手がだるくなって苦労しました。でも次回Part 2の映画が出るころにはまた読み直さないと忘れちゃうかもね。
私は作者のJ. K. Rowlingを尊敬しています。ホグワーツ学校も魔法の世界も本当にあるような気持ちにさせられました。児童書なのに、いい大人が感激してる。
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My motto is, “I never give up, I never give in, and I never give out.”
私のモットーは、「自分は決してあきらめない、降参もしないしへたばらない。」(Leally Lilly訳)
発見場所:Asahi Weekly 2010年10月10日版
高校の英語で苦手だったのが、前置詞の訳し方でした。
動詞に前置詞がくっつくといろいろな意味に変化します。想像してもなかなか意味がわからないものも多くあります。それが今でも英語を訳すときに足を引っ張っています。
だってgiveは「与える」っていう動詞でしょ。それに「up(上を表す前置詞)」がつくとなぜ「あきらめる」になって「in(中を表す前置詞)」だと「降参」になるか、単語1つ1つを考えてもこの意味は出てきません。結局別の単語だと思って覚えるしかないのですね。日本語の「て、に、を、は」だって同じことが言えるのかもしれません。時代の流れでそうなっちゃったんですね。これは簡単には説明できない。
上記の記事はシルヴェスター・スタローンが日本に映画「エクスペンダブルズ」の宣伝に来た時のスピーチから取りました。スタローンくらいしかこうゆう言葉は出ないでしょ。怖いものなしのタフガイですから。怪我したら自分で自分の皮を縫っちゃうような人ですから。(テレビでやってました。さすがに異常に思いました。)
よくこれだけgiveに続く前置詞をつけて自分にぴったりなモットーを作り上げたものです。さすが監督、脚本家でもある人ですね。
「ロッキー」や「ランボー」のようなアクション映画は血だらけになる場面が多いので、私はあまり好きではありません。アクション映画と言えば「ダイハード」のブルース・ウィルスが一番好きです。
写真:シルヴェスター・スタローンと言えばこの人でしょ。
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すみれ: やっぱり愛してる。
青島: ……
すみれ: 仕事を。
青島: あっ、仕事か、仕事ね。
発見場所:「踊る大捜査線THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
ブルーレイ付きテレビに買い替えて以来、映画を録画しまくりで、必死になって取った映画を見ている毎日です。
そのうちの1つ、「踊る大捜査線THE MOVIE 2」を見ました。
すみれ(深津絵里)が犯人に撃たれ、重症を負います。出血多量で緊急手術となります。手術室に運ばれて行くときに、よきパートナーでもあり、なんとなく恋愛関係が生まれてもおかしくない青島(織田祐二)がベッドにかけ寄ると、すみれが「やっぱり愛してる」と言ったのです。
「ここは英語ではどう訳したらいいかなあ」と、考えました。
この文は主語も目的語もないから、誰が誰を愛しているのか言葉からはわかりません。でも男女2人が見つめ合っているとき「愛してる」と言えば、十中八九相手のことだと日本人ならわかるのよね。しかしすみれはその期待を裏切って「仕事」だと言う。
日本語特有の落ちですよね。
Sumire: I love….
Aoki: Humph?
Sumire: …the job.
Aoki: …job… . Yes, the job.
Leally Lillyの訳だとこうなるかな。おもしろい場面なのにそれが十分伝わらないなあ。がっかり。
参考文献
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